赤ちゃんが生後1ヶ月を過ぎると沐浴を卒業していよいよお風呂デビューです。
「一人で赤ちゃんと一緒にお風呂に入るなんて…どうしたら」と不安に思っていませんか?
本記事ではママやパパが赤ちゃんを一人でお風呂に入れる時の準備とその手順を解説しています。
赤ちゃんとのお風呂は入る前の準備が最大のコツ
赤ちゃんとのお風呂をスムーズにするのに一番重要なのは入浴前の準備です。準備をしっかりすれば赤ちゃんとの入浴タイムはほぼ成功したと言ってもいいでしょう。
入浴に必要なものを準備しよう
赤ちゃん用に準備するもの
肌着
ロンパース
おむつ
保湿剤
バスタオル2枚
お風呂で使うガーゼ
赤ちゃん待機用のマット
ママ用に準備するもの
バスタオル
自分の服
バスローブ
頭に巻くタオル(髪が長い方)
準備したものをセッティングする
赤ちゃんの着替えるスペースに肌着とロンパース・おむつを用意します。
ロンパースのボタンは外して肌着のそでを通して、その上におむつを広げて置きます。
保湿剤は皮膚の薄い赤ちゃんには必須アイテムなので、すぐに塗れるよう手の届く場所に設置しておきましょう。
次に脱衣所の準備です。バスタオルを2枚重ねて赤ちゃん待機用のマットに広げます。
あかちゃん待機用マットは、専用のものでなくて大丈夫です。厚めのバスタオルなどで代用できるので赤ちゃんが怪我をしないようなものを選びましょう。
お風呂後の赤ちゃんは気持ちがいいのかおしっこをよくするので、待機用マットにひくバスタオルは2枚がおすすめです。
お風呂で使うガーゼは浴室に用意します。合わせてママ用のバスタオル・バスローブ・頭に巻くタオルを用意しておきます。ママの服は着替える場所に設置しておきましょう。
寒い時期には脱衣所・浴室を暖めよう
12月~1月頃にお風呂デビューする場合は、入浴の30分くらい前から脱衣所をヒーターなどで暖めておくとお風呂から出たあとに焦らなくていいのでおすすめです。
浴室は自分が身体を洗っている間にお風呂のふたを開ける、シャワーをかけてお風呂全体を暖めるなどしましょう。
一人で赤ちゃんと入浴する手順を解説
いよいよ赤ちゃんとの入浴です。事前の準備をしっかりしておけば大丈夫!焦らず落ち着いてお風呂に入りましょう!
1. 赤ちゃんは脱衣所で待機!先にママが身体・髪を洗う
赤ちゃんを抱っこしたままではママが身体や髪を洗うことができないので、赤ちゃんはママが洗っている間は、待機用マットで待っていてもらいましょう。その時お風呂のドアを少し開けておくと赤ちゃんの様子がすぐわかるのでママが安心して身体を洗うことができます。
2.赤ちゃんをお風呂に入れて身体を洗う
ママが洗い終わったら赤ちゃんの服を脱がして浴室に移動します。急にシャワーをかけると赤ちゃんが驚いてしまうので、最初は手ですくったお湯をゆっくりかけてあげましょう。おしりをサッと洗ったら2~3分ほど湯船に浸かって赤ちゃんの身体を温めます。もし赤ちゃんが泣くようなら安心させるためにガーゼをお腹にかけてあげるといいでしょう。
次に湯船から出て赤ちゃんの身体を洗います。
赤ちゃんが落ちないように両腿をくっつけて赤ちゃんと向かい合わせになるように抱っこします。ソープで滑りやすくなるので、十分に気をつけましょう。赤ちゃんを落としてしまうかも…と不安な方はバスマットを用意して直接マットに座って洗うのがおすすめです。洗う手順は、沐浴と同じで頭→身体→足→お尻の順番がおすすめです。
3. 一緒に湯船に浸かる
赤ちゃんがきれいになったらもう一度湯船で身体を温めます。長い時間湯船にいると赤ちゃんがのぼせてしまうので、2~3分くらいであがりましょう。
4. お風呂から出たらすぐに赤ちゃんをタオルで包む
お風呂から出たら待機用マットの上に赤ちゃんを寝かせ用意していたタオルで包みます。
ママはサッと身体や髪を拭いてバスローブを羽織りましょう。髪から水がポタポタ落ちてくるようならタオルで髪を巻いておきます。バスローブはママの風邪予防や赤ちゃんのケアを落ち着いてするために役に立つのでぜひ用意してほしいアイテムです。
5. 赤ちゃんに服を着せる
着替えスペースに移動し、保湿をしてから赤ちゃんに服を着せてあげましょう。
お風呂から出てすぐにタオルで包んでいるので、赤ちゃんはほとんど濡れていないと思います。髪の毛などはしっかり拭いてください。油断しているとおしっこが飛んでくる(男の子の場合)ことがあるので気をつけてください。
6. 赤ちゃんに服を着せる
着替えスペースに移動し、保湿をしてから赤ちゃんに服を着せてあげましょう。
お風呂から出てすぐにタオルで包んでいるので、赤ちゃんはほとんど濡れていないと思います。髪の毛などはしっかり拭いてください。油断しているとおしっこが飛んでくる(男の子の場合)ことがあるので気をつけてください。着替えスペースにはおむつや服をしっかりセッティングしているので、その上に寝かせたらおむつを付けてそでを通すだけで赤ちゃんは服を着ることができます。
7. 自分の洋服を着る
赤ちゃんが服を着れば一安心!ママも髪をしっかり拭いて服を着ましょう。赤ちゃんはちょっと泣いてもいいので、入浴後の保湿やヘアケア(ドライヤーで髪を乾かすなど)をして自分自身も大切にしてください。
8. 赤ちゃんの水分補給をする
ママが落ち着いたら赤ちゃんの母乳やミルクで水分補給をしてあげましょう。お風呂上がりは喉が乾きますので、ママも水分を忘れずに!
あると便利なお風呂グッズ
赤ちゃんとのワンオペお風呂を快適にしてくれるグッズが色々あるのでご紹介します。
バスチェア
バスチェアを使えば赤ちゃんが脱衣所で待機しなくてもママと一緒に浴室に入ることができ、寝かせたまま洗うことができるのでソープで滑って落下する心配がありません。
寝かせても冷たく感じない素材のもの、リクライニング機能が付いているものなど色んな種類があります。
バウンサー・ハイロウチェア
脱衣所で赤ちゃんが待機している時に使います。ママが身体や頭を洗っているとどうしても赤ちゃんが泣いてないかなど気になってしまうので、揺れてあやしてくれるものがあるとお風呂も安心して入ることができます。落下の危険があるので必ずベルトを装着して使いましょう。
フード付きバスタオル
お風呂から出た赤ちゃんを包むのにフード付きバスタオルを使うと頭もしっかり包んで、水滴を吸収してくれるのでとても便利です。3~4歳頃になっても使えるので、1枚あってもいいですね。
プッシュ式泡で出てくるベビーソープ
最近のベビーソープはほとんどプッシュ式になっていますが、泡で出てくるソープは最高です。赤ちゃんとのお風呂はどうしても手が塞がってしまうので押すだけで泡が出ればそのまま赤ちゃんを泡で洗うことができます。
赤ちゃんとのお風呂はスキンシップを楽しんで!
赤ちゃんとのお風呂デビューは事前の準備が一番大切ですが、準備をしっかりしていれば慌てることはありません。お風呂は1日の汚れを流すだけでなく、赤ちゃんとコミュニケーションやスキンシップを楽しむための最高の場所なのです。
最初は慣れるまでに少し時間がかかるかもしれませんが、声をかけたり歌ったりしてママのペースで赤ちゃんとのふれあいを楽しんでください。