兄妹育児ってこんなにも楽しいの!?~仲良し兄妹でいるコツ~

「子供が出来たら男の子と女の子、どっちがいいですか?」という質問は、女性であれば何度か聞かれたことのある定番の質問ですよね。

授かった命だから性別なんて関係なく、我が子はみんな可愛い。でも、「女の子の方が楽よ~」と言われたことがある男の子ママは多いのではないでしょうか。

一姫二太郎とはいうけど、一太郎二姫とは言わない・・・そんなに兄妹育児は大変なの?と不安に思うママもいますよね。

この記事では、上の子は男の子、下の子が女の子という兄妹育児の良さをご紹介します。これから兄妹育児をする、もしくは第一子の男の子を妊娠しているママは必見です!

兄妹育児の良さ

「一姫二太郎」とは言葉の通り、第一子は女の子・第二子は男の子が理想的というもので、育児をするには最初の子が女の子で、次の子は男の子のほうが育てやすいと言われています。

女の子の方が男の子に比べて身体が丈夫で、気質がより穏やかであるために、最初の子育てとして育てやすいといった観点から「一姫二太郎」を理想とするという昔からの言い回しです。

ですが、赤ちゃんの性別を決めるなんてできるわけありませんし、そもそも身体の丈夫さや性格などはその子の個性と言えます。

ここでは第一子が男の子、第二子が女の子の「一太郎二姫」の良さを紹介します! 「一姫二太郎のほうがいいわよ!」と言われ続けナイーブになっているママは必見ですよ。

女の子にやさしくなる

男兄弟の環境で過ごしたお兄ちゃんは、弟をライバル視し同等の立場として接しがちです。

しかし、妹がいるお兄ちゃんは同性ではない妹をライバルとしてではなく、「守るべき対象」として認識します。その結果、女の子には優しく接してくれたり、気遣いができる男の子になってくれるのです。

もちろん、下の子ばかりに構って上の子へのフォローをないがしろにしてしまうと、赤ちゃんのことを「ライバル」と認識してしまったり「怒られる原因」と考えてしまうので、普段からお兄ちゃんのことを気にかけてあげたり、下の子のお世話をしてもらうとより「守ってあげないと!お世話してあげないと!」と使命感持って大切にしてくれますよ。

女の子はたくましく育つ

女の子といえば「繊細」「か弱い」「怖がり」というイメージをお持ちの方は多いのではないでしょうか。

ですが、お兄ちゃんを持つ妹はこのようなイメージとは全く逆で、むしろお兄ちゃんより「たくましいのではないか?」と思ってしまうほどです。

下の子は上の子を見本にして見よう見まねでさまざまなことにチャレンジします。お兄ちゃんのときは育児本やネットに書いてある指標を元にその時の月齢に合わせたおもちゃや本を準備しますよね。

でも上の子がいると下の子は必然と上の子のおもちゃで遊ぶので、「あれ?お兄ちゃんのときはこんなんだっけ?」と習得のスピードが早くびっくりしてしまうほどです。

しかも、長男は比較的ビビりな性格であるのに対し、妹は臆することなくさまざまなことにチャレンジするので感心させられることばかりです。

男の子を育てたあとの女の子は楽!

一姫二太郎の真意は”女の子の方が男の子に比べて気性が穏やか”とお伝えしました。ですが、男の子の子育てを経験したあとの女の子はものすごく楽です!

というのも、男の子のほうが女の子に比べて、泣き声が大きくそしてパワーがあります。公園で遊ぶにもいつでもアクティブで走り回り、疲れを知りません。そんな男の子についていくためには、ママもパパもパワーだけでなくエネルギーも必要で、言い換えればアクティブに生活することに慣れています。

第二子として女の子を出産すると、泣き声の声量が比較的小さく、そして穏やかな性格をしているので男の子とのギャップに驚きつつ、余裕をもって子育てができますよ。

兄妹育児で気をつけたいこと

 

第二子を妊娠し出産すると、「上の子と大差なく平等に接しよう」と考えるママは多いと思います。いくら平等にと思っていても、下の子の方が成長過程的にも手がかかり、安心はできないので付きっきりになってしまいますよね。

大事な子供だからこそずっと仲の良い兄妹でいてほしいと願うのが親の願いだと思います。ここでは、兄妹育児で気をつけたいポイントをまとめました。

お兄ちゃんは繊細!

長男、という以前に、ママにとって「男の子」は未知でよく分からない存在ですよね。お兄ちゃんが生まれてから手探りで育ててきたというママは多いのではないでしょうか。

男の子は「プライドが高い」生き物です。心の中では「褒めて!」「認めて!」と思っているので、褒めてあげることで自己肯定感が満たされます。

親であれば言いがちの「お兄ちゃんなんだから」という言葉はポジティブな効果をもたらすこともありますが、逆にネガティブな効果を生むことがあります。

下の子が小さいうちは力加減が分からなかったりママやパパがひやひやする場面もありますが、できるだけお兄ちゃんも「子育て」に参加させてあげるとよいでしょう。

赤ちゃんにミルクを飲ませるときは一緒にやってもらったり、おむつ替えも積極的に参加してもらうことで、より「僕が妹を守ってあげるんだ!」という気持ちになります。

もし、お願いしても他の事をしていてお手伝いしてくれなくても「お兄ちゃんなのに。。。」と責めないようにしてくださいね。そして、もしお手伝いしてくれたら、「手伝ってくれてありがとう。」と感謝し、沢山褒めてあげてましょう。

兄と妹で遊ぶ時間をつくる

男の子と女の子という異性同士なので、お互いに好きな遊びが違うのは当たり前です。かといって、別々で遊ばせていると、関係が薄っぺらいものになってしまいます。

せっかくママやパパではない異性の家族がいるのですから、お互いの事を考え、助け合うような関係を作れたらいいですよね。

兄妹間の関係をより良いものするために、積極的に二人でお手伝いをしてもらったり一緒の遊びをするとよいですよ。

たとえば一緒にフルーツや野菜を洗ってもらったり、洗濯物を片付けてもらうのも◎。遊びだと公園の砂場で何かを作ったり、絵の具やクレヨンで一つの作品を作ってみてはいかがでしょうか。

「一緒の時間を過ごす」ことを積み重ねていくことで関係が希薄なものにならずいつまでも仲の良い兄妹でいてくれるでしょう。

下の子ばかりに構わない

下の子が産まれると上の子に比べてお世話することが多く、ついつい下の子ばかりに構いがちです。

おっぱいの時間からねんねの時間まで抱っこしたりおむつを交換したり、上の子が赤ちゃんの時にしてあげたことを下の子にもしてあげることになります。

上の子からすると今までママやパパの時間と愛情は全て自分1人のものだったのに、下の子が生まれるとママとパパの時間や愛情、そして注目はほぼ妹に注がれている。。。と思うと、妹に取られたと思ってしまいます。

その気持ちが蓄積されると妹に対していじわるをしてしまったり、わざと怒られるようなことをして注目を浴びようとしてしまいます。

ママの身体は一つなので、全ての時間と労力をお兄ちゃんだけにささげることは出来ませんが、パパや他の家族にお願いをして下の子のお世話をしてもらっている間にお兄ちゃんと遊んだり、ねんねをしたりしてお兄ちゃんとの時間を作ってあげましょう。そうすることで、「あ、僕は愛されているんだ」「今は僕との時間だ」と理解してくれますよ。

男の子でも女の子でも、みんな宝!

男の子でも女の子でも、子供は性別関係なく大切な子たちです。

あまり「一姫二太郎」にとらわれずありのままの子供たちを受け入れることで、日々の子育てもより楽しくより自由になるはずです。

もし、第一子が男の子で今後第二子に女の子を出産予定のママがいたら、是非男の子と女の子の育児の違いを楽しんでください。

お兄ちゃんがしっかり「お兄ちゃん役」をしてくれることで、想像以上に二人育児も簡単になりますよ。そのときは、兄妹育児で気をつけたい3つのことも日々に取り入れてみてくださいね!

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