【効果解説】赤ちゃんには絵本のよみきかせがおすすめ!

「子どもには、ずっと本好きでいてほしい。」そう考えるパパ、ママは多いと思います。

ぜひ、赤ちゃんのときから、絵本のよみきかせをおすすめします。

どうして本をよんであげるの?

それは、そんな子どもたちの心が満たされて、知性や感受性が育つから。

今回は、絵本のよみきかせをおすすめする理由と効果

また、ずっと本好きでいてくれるために私たちにできることをお伝えします。

赤ちゃんに絵本のよみきかせが良い理由とその効果とは?

赤ちゃんへのよみきかせは、いつからがいいの?

絵本をよんであげても、ちゃんと聞いてるのかな?

疑問に思うパパ、ママも多いと思います。

お腹の中の赤ちゃんは、8か月を過ぎるころになると、すでにお腹の外の世界のパパやママの声や音楽が聞こえています。

ここでは、よみきかせをおすすめする理由や、どんな効果をもたらすのかお話します。

よみきかせをおすすめする理由は?

赤ちゃんが生まれると、ママがしてあげることの1つに授乳があります。

やさしくだっこされ、見つめられて語りかけられながら授乳される赤ちゃんは心も体も満たされます。

実は絵本のよみきかせは、同じような効果があるのです。

そばにいるママのまるい大きな正面顔と声、絵本の色彩と温かいスキンシップ。

これらは授乳と同じように赤ちゃんに心地よさをもたらします。

よみきかせにより赤ちゃんは深い愛を感じ、心が安定するのです。

よみきかせによって驚くべき効果があった!

ブックスタートとは、赤ちゃんと保護者に、絵本や子育ての情報が入ったブックスタート・パックをプレゼントし、絵本のよみきかせで、赤ちゃんと心ふれあう機会を作るもの。

その後のバーミンガム大学が行った調査では、驚くべき結果が出ました。

小学校入学の時にうける基礎学力テストの結果で、ブックスタートを体験した子とそうでない子の学力の差があったのです。

ブックスタートを体験した子どもたちは、9科目すべてのテストにおいて高い得点を出しました。

しかも読む、書く、話す、聞く能力だけでなく、計算、図形認識、空間把握などの数学的な能力も高かったのです!

よみきかせが、子どもの基礎学力を高めることがよく分かりますね。

赤ちゃん誕生〜小学校に入るまでにできることとは?

絵本のよみきかせが、子どもの心の安定と、基礎学力を高めることがよく分かりました。

それでは、よみきかせをしていくために、具体的にはどうやって、どんな本を読むといいのでしょうか。

ここでは、赤ちゃんが生まれる前、0~1歳半まで、1歳半~3歳、3歳~小学校にはいるまでと3つの期間に分けて、お話します。

赤ちゃんが生まれる前までに

赤ちゃんが生まれる前に、近くの公共図書館にいってみてください。

道順や行き方、駐車場はあるか、また館内にベビーベットや授乳室があるのか確かめておくと安心です。

児童図書のコーナーには絵本がたくさんあります。

カードを作って、いつでも借りられるようにしておくといいですね。

赤ちゃんは図書館が大好き。

きっと、色とりどりの本や、高い天井と広い空間に大喜びするはずです。

いつから読んであげたらいいの?0~1歳半まで

赤ちゃんはまわりにいる人を見て、耳をすましています。

たくさん話かけられているうちに、赤ちゃんは日本語を覚えていき、ある日突然話し出すのです。

赤ちゃんが本を見て、興味をしめすようならいつでも読んであげればいいのです。

私は4~5カ月くらいから、よみきかせを始めました。

息子と一緒にお布団に寝転んで、上を向いて読んでいました。

赤ちゃんは「がちゃ、がちゃ」とか、「ぽぽぽぽ」など楽しい音が大好き。

擬態語の出てくる絵本で音とリズムを楽しむことができます。

美味しそうなくだものや、やさいを見て、ママが「はいどうぞ。」と口にいれる真似をしてくれるのも大好き。

また親子のどうぶつ絵本は、人への信頼感につながっていくのです。

図書館と配本を利用。1歳半~3歳くらいまで

最初はよく図書館を利用したのですが、よく泣く息子だったため周りの反応が気になることもありました。

疲れていて、子どもにせがまれても外出したくない時もあります。

そこで私は、長崎の『童話館ぶっくくらぶ』から絵本を購入することにしました。

http://www.douwakan.co.jp/

毎月、年齢に合った良本を送ってくれるため、本選びに迷うこともなくなりました。

1歳半~3歳くらいになると、会話の日本語が、ほとんど聞いてわかるようになります。

読む絵本の内容もはばひろくなり、「もう一回よんで!」がはじまるので、同じ絵本を繰り返し読むことになるでしょう。

つらくなっても頑張って読んであげてくださいね。

この1冊は、いずれ大切な思い出の絵本になるはず。

続けることが大事。3歳~小学校へ

3歳をすぎると、複雑な話も分かるようになり、長くても最後までよめるようになります。

このころから、物語や科学の本も読んであげられるようになります。

しかし、年齢が上がってくると外へ出かけたり、おもちゃで遊ぶことも多くなり、一緒に絵本を読む時間も減ってくるかもしれません。

そんな時でもぜひよみきかせを続けてあげてほしいのです。

本の好みもはっきりするので、子どもが読みたい、面白い!という本を読んでいれば、ずっと本は面白いものだと思ってもらえるでしょう。

そしてずっと本が好きなままでいてくれます。

やがて、知識や教養への土台となっていくでしょう。

積極的によみきかせを始めよう

よみきかせによって、子どもの心は安定し、語彙力がどんどん高まります。

そして、小学校に上がれば、教科書の内容や先生の話もしっかりと理解できるはず。

言葉を多く理解していれば、自分の意思を伝えることもできるので、感情もコントロールでき、コミュニケーション能力も心配ないでしょう。

ずっと本好きでいてくれるように、赤ちゃんのころからのよみきかせと、常に周りに本がある環境を作ってあげてくださいね。

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