日本の有名な温泉地と言えば有馬温泉、下呂温泉、草津温泉などがありますが九州にも温泉の名地がたくさんあることを知っていますか?
全国的に名な大分の湯布院や別府などはもちろんですがまだまだたくさんの秘湯があります!
また、赤ちゃんはいつからどんなことに気を付けて温泉を利用すればいいのでしょうか?
感染症などが深刻になってきたこの時代に「密」を避けてマスクができない赤ちゃんとでも安心して行くことができる温泉地を紹介します。
赤ちゃんと温泉に行く際に気を付けることとは?
天然の温泉は自宅の湯船のように普通の水道から出るお湯と違い、湧き出る源泉を割ったり冷ましたものを使用しています。温泉によっていろいろな効能があったり匂いが違うものもたくさんあります。
大人であればアレルギーや持病などを除くほとんどの方が問題なく入浴できますが、デリケートな肌を持つ赤ちゃんはいつごろから利用できるのでしょうか?また、どんなことに気を付ければいいのでしょうか?
赤ちゃんはいつから温泉に入ってもいい?
赤ちゃんはいつから温泉に入ってもいいのでしょうか?
ずばり、明確に根拠がある時期は定められていません。
一般的に入浴自体は、沐浴を終えて大人と一緒のお風呂に入れるようになる生後1か月頃から可能になります。
ただし注意したいのが温泉の温度が比較的高い場合が多いことと、赤ちゃんは大人よりも温度に敏感で、すぐにのぼせてしまうため大人と同じ温度の湯船に同じ時間浸からせることは危険です。
また、不特定多数の人が入浴するためその分細菌が多いと考えられます。
大人であれば免疫があるため多少の細菌は気にする必要はありませんが、赤ちゃんはそうとはいきません。
赤ちゃんは生後しばらくすると母体から受け継いだ免疫が徐々に弱まり、予防接種などで免疫を取り入れていきます。
したがって予防接種類が終わった1歳を過ぎたころが温泉デビューに一番望ましいとされています。
ただし、上でも述べたように明確なエビデンス(証拠)もない上、個人差もあるため注意が必要です。
赤ちゃんをどうしても入浴させたい場合は最低でも沐浴が終わり、首が座ったあとが望ましいでしょう。
年齢制限があるかなどを温泉施設に事前に確認したり、貸切風呂がある場合はベビーバスなどを利用したり赤ちゃんのための環境づくりをしましょう。
どんなことに注意すべき?
上の「赤ちゃんの入浴時期」の項目でも少し触れましたが、赤ちゃんを温泉に入浴させる場合どのようなことに注意すべきでしょうか?
月齢を問わず共通する項目をみていきましょう。
温泉のお湯はきれいに見えても、不特定多数の人が利用する温泉はその分細菌が多いと考えられます。
小さいうちは免疫力も大人よりずっと低いため傷口などがある場合は注意が必要です。
温泉の湯の誤飲などにも注意しましょう。
赤ちゃんは浴槽であたたかくなるとうんちやおしっこをしてしまうことがあります。
家ならいいものの、公共の場ですので他の利用客の人もいい気持ちがしません。
年齢制限がないかどうか事前に確認
温泉によっては年齢制限がある場合があります。事前にHPや電話で確認しましょう。
その際に貸切温泉があるかどうかも確認しておくと便利でしょう。
温泉では赤ちゃんとどのように過ごす?
温泉でどのように赤ちゃんと過ごせば安全で快適に過ごせるでしょうか?
うまく過ごすためのポイントを一つずつ紹介します。
また、周りのお客さんの迷惑にならないように過ごすことも忘れないようにしたいことの一つです。
貸切風呂がある場合はベビーバスなどを利用すると◎
貸切風呂が利用できる際には他の利用客の目もないため、ゆっくり入浴できます。
赤ちゃんは大人と比べて体温の上昇効果が著しいため、小さいうちは比較的熱めである温泉ではなくベビーバスの中で温度調節をした湯に浸からせると、溺れる心配もないですし大人も安心してゆっくり過ごすことができます。
絶対に目や手を離さない
赤ちゃんは座らせているからといって目を離してはいけません。
水の事故は小さい子どもの事故の原因の多くを占めています。
数十センチ貯まっているだけのお風呂でも十分に溺れてしまう危険性があります。目や手を離さず注意しましょう。
掛け布をする
温泉では急な体温変化を防ぐため、浴槽に浸かっていない間はできるだけあたたかくしたタオルを身体にかけておくなど
赤ちゃんが不安かつ寒くならないようにしましょう。
イメージ的には沐浴の際にお腹の上にのせていたガーゼの容量で、急な体温降下を防止する目的です。
密を回避して赤ちゃんとでも安心して利用できる九州の名湯
都会の温泉施設・リラクゼーション施設はやはりどこも密になりがちで赤ちゃん連れで行くのが億劫になってしまうことはありませんか?
赤ちゃんはマスクもできないですし、パパママも感染防止を徹底するため人混みを避けてのおでかけが望ましいですよね。
赤ちゃん連れの家族でも安心して楽しくお得に利用できる九州の名湯をご紹介します。
定番の大分湯布院温泉
大分は温泉の名地ですが、一番有名なのは別府温泉だと思います。
しかし、大分のもう一つの名湯「湯布院」もなかなか捨てがたいですよ。
中でもおすすめしたいのはコバルトブルー色のお湯が素敵な「杜の湯 湯布院泰葉」です。
JRの湯布駅からも5分少々で行けますし、客室に露天風呂が付いていたり、貸切風呂も充実しているため安心安全に赤ちゃんと楽しめます。
なんと足湯もあります!離れの客室もあってとってものんびりできますよ。付近には観光地が充実しており、動物園や食べ歩きスポットもあります。
空港からも近いアクセス 福岡原鶴温泉
あまり知られていませんが福岡にも温泉地があります。
原鶴温泉は久留米の近く、朝倉にあります。
中でもおすすめの「旅館とよとみ」はうきは駅から車で10分ほどの場所にある子連れに大人気の温泉です。
客室が12室のみという小さくてアットホームな場所なので気兼ねなく大浴場も楽しむことができます。
家族風呂もなんと無料で利用可能なので赤ちゃんとゆっくりできます。
露天風呂はヒノキ風呂や洞窟風呂など楽しさ満点になっています。
自然いっぱいで福岡近郊 佐賀古湯温泉
自然いっぱいのびのび楽しめるのは佐賀の古湯温泉です。
福岡からもアクセスが簡単なので人気ですが価格も比較的安いところが多くいたるところに温泉があるため、密になることもほとんどない理想的な温泉地です。
中でもおすすめなのは、リニューアルして周りに秀でておしゃれになった「ONCRI(おんくり)」です。
福岡市内から車で一時間半ほどで到着する好アクセスです。
赤ちゃん連れに嬉しいキッズスペースや、段差のないバリアフリーの全面畳客室、脱衣場にベビーベッドもあります。
なんといっても一番おすすめポイントは、古湯温泉はぬる湯温泉なので赤ちゃんも安心というところです。
佐賀の自然いっぱいの中でゆっくり楽しみましょう。
赤ちゃんと安心安全の旅行なら九州の温泉♪
九州には大分別府以外にもたくさんの名湯があります。
今回はその中でも特に赤ちゃん連れにおすすめのスポットを3か所ご紹介しました。
大分湯布院温泉
福岡原鶴温泉
佐賀古湯温泉
また、明確な決まりはありませんが、赤ちゃんは1歳を過ぎてから温泉デビューをするほうが赤ちゃん本人もパパママも安心のようです。
密を避けたうえで周りのお客さんに気を使いすぎることなくパパママも楽しめる場所を選び、忙しい育児の癒しにしましょう♪