体重も出生時の倍になり、首がしっかりしてくる生後3カ月。
おうちにいる時間が長く、外で気分転換したいなと感じているママも多いのではないでしょうか。
生後3カ月になれば、少しずつお出かけができるようになっていきます。そんな時どんなものを持ち、どんな服装で、どこに行かせればよいか迷いますよね。
そんなママのために、生後3カ月の赤ちゃんとお出かけする際の持ち物やお出かけ場所などをまとめました。
お出かけの参考にしてみてくださいね。
生後3カ月の赤ちゃんの特徴
生後3ヶ月の赤ちゃんはどのような特徴があるのでしょうか?実は生後3ヶ月は赤ちゃんにとって、体の発達の重要な時期。
そのため多くの自治体では検診が行われますね。生後2ヶ月に引き続き、予防接種もたくさんある時期です。
心配なことは検診や予防接種の際に、専門家に相談しお出かけに備えたいですね。
首がしっかりしてきます
首が少しずつしっかりしてきてうつ伏せにした時に、腕で支え頭を少し持ち上げられるようになります。
首のグラグラが減り、縦抱き抱っこがしやすくなります。
ですがまだ完全に首がすわったわけではなく、首がグラつくときもあるので、必ず首の後ろには手を添え支えてあげましょう。
コミュニケーションがとりやすくなる
ママやパパの顔を見ると声を出して笑うようになります。
甘えたような声で泣き出すことも。コミュニケーションがますます楽しくなってくる頃ですね。
周りでおこることに興味を持ち、泣いているときに話しかけるとキョロキョロして泣き止むことも。
これは音が認識できるようになったということです。
目に見えるものを触ったり、口に入れるなど好奇心が旺盛になってきます。
生活リズムが整ってくる
徐々に生活リズムも整い、日中起きていることが増え、夜寝る前にしっかり飲めていれば朝まで起きない子も出てきます。授乳リズムも整ってきて頃ではないでしょうか。
また夕方になったらわけもなく泣き出す子も。
原因は暗くなってきて不安になってきたなど、はっきりはしていませんが生後5~6ヶ月になれば落ち着くようです。
お出かけする際は赤ちゃんが寝る時間、授乳の時間なども考慮しながら行動したいですね。
お出かけの時の服装
お出かけの際は季節、天気、気温などに合わせ服を選びましょう。
また服装だけでなく、暑すぎない寒すぎない時間帯を選ぶことも重要です。
ここではお出かけの際の服装のポイントをまとめました。
抱っこ紐で行く場合
赤ちゃんとママが抱っこ紐の中で密着するため、夏場は暑すぎないように気をつけなければいけません。着替えを持ち歩き、薄着を心がけましょう。
逆に冬場はママのぬくもりで温かくおすすめです。おくるみなどを持ち歩き、寒いときには足元まで包めるようにしましょう。
ママが大きめのサイズのコートを着て、覆ってあげてもいいですね。
どの季節も汗をかいてないか、こまめにチェックしてあげましょう。
ベビーカーで行く場合
春・夏は吸水性、速乾性に優れたものがよいでしょう。その上にお昼寝をしている際は薄手のタオルやアフガンをかけてあげるのがおすすめ。日差しが強いので、できれば帽子をかぶせてあげたいですね。
秋・冬は重ね着して場所によって脱ぎ着できる服装にしましょう。
足元が冷えないように靴下を履かせてあげるとよいです。嫌がらなければ、暖かい帽子を持かぶせてあげても。ひざ掛けやコートでしっかり防寒対策をしましょう。
車で行く場合
真夏は後部座席が予想以上に暑いのでエンジンを前もって付けて置き、車内が暑すぎないようにしたいですね。
服装は下着にお洋服で大丈夫ですが、汗をかいたときのために着替えを持ち歩きましょう。
エアコンが効きすぎていないか心配な場合は、ガーゼなどで出来た薄手のタオルをかけてあげると良いでしょう。
秋冬は車の中は暖房で暖かくなるので、コートをしっかりと着せなくても大丈夫。暖房が効いたときに暑くて汗をかいてしまいます。
玄関から車までの間は冬服を重ね着し、おクルミでしっかり防寒しましょう。車が温まりにくい場合は前もって暖めておきたいですね。
暖かいブランケットなどを用意して置き、膝にかけてあげると良いかもしれません。
お出かけの持ち物リスト
日帰りでお出かけする際の持ち物をまとめました。
1人でお出かけする時とは違い、忘れると大変な場合がありますので忘れ物は避けたいですね。お出かけの際に参考にしてみてくださいね。
お世話グッズ
- おむつ
- おしりふき
- ビニール袋 2~3枚(オムツや着替えをいれる)
- 着替え1~2組
- ガーゼハンカチ
- タオル
- バスタオル・ひざかけ
- ティッシュ
飲みもの
- ミルク
- 哺乳瓶
- 夏場は水、麦茶
- マグ
- スタイ
季節のもの
- 帽子
- 日傘
- 手袋
- 靴下
- 虫よけ
その他
- 母子手帳
- 保険証・お薬手帳
- お気に入りのおもちゃ
- 携帯電話
日帰りのお出かけプラン
ここまで用意できたら、さぁおでかけです!
しかし生後3ヶ月の赤ちゃんが行ける所は、どんなところがあるのでしょうか。
お出かけの参考にしてみてくださいね。
公園
自然いっぱいの公園がおすすめです。
暖かいお日様の光を感じたり、鳥の泣き声、風の音、お兄さんお姉さんの元気いっぱいに遊ぶ声。
赤ちゃんは初めて見る、色々なものに興味津々になるでしょう。赤ちゃんの五感にもよい刺激になり、昼夜のリズムも整いやすいです。
行く時間は季節によって変わりますが、暑い季節は涼しい午前中に。寒い季節は暖かい午後にでかけてみましょう。
長い時間お外にいるのはまだ疲れますので、移動時間を含め1時間以内にしたいですね。
ショッピングセンター
授乳室やおむつ替えスペースの整っているショッピングモールは、赤ちゃんとのお出かけに最適!
空調も整備されているので、暑すぎず寒すぎず、ママも赤ちゃんも快適でしょう。色々なお店の音楽や光、店員さんやお客さんの声、色んなものが刺激になると思います。
お昼寝出来る子なら、最長で2時間くらいまでを目安にしましょう。冬場など感染症が流行る時期は、長時間の利用は避けましょう。
支援センター
生後3ヶ月くらいからデビューするママも多い、支援センター。
赤ちゃんが楽しむというよりはママが友達を作ったり、支援員の方とお話や相談することで育児の悩みが解決したり、気持ちが楽になったりと、ママにとってプラスが多い施設です。
もちろん赤ちゃんにとっても、新しい環境で色々な人と触れ合えるチャンスですから刺激になるでしょう。
人付き合いが苦手でママ友を作るのは勇気がいるというママも、無理にママ友を作ろう!と頑張らなくても大丈夫。同じような気持ちのママもたくさんいます。
「ずっと家に引きこもっているよりはいいかな~」くらいの考えで、気軽に遊びに行ってみてはいかがでしょうか。
なるべく近場で!ママの気分転換程度に
生後3ヶ月の赤ちゃんは理由もわからず長く泣くことも多く、ずっと抱っこしっぱなしなママにとっては精神的にも辛い時期ですよね。
早い子だと寝返りもはじめ、ママは赤ちゃんから目が離せないでしょう。
そうなるとイライラや、不安な気持ちが強くなり、育児を楽しめなくなってしまいますね。
気分転換に公園をお散歩して季節の変化を楽しんでみたり、ショッピングモールのフードコートでお茶してみたり、支援センターの支援員さんに悩みを相談してみても良いでしょう。
ママが育児を楽しくなるように、気分転換として近場をお出かけしてみてくださいね。