もう怖くない！産後の抜け毛の原因と対処法

子供を産むと髪の毛が抜けるって知っていましたか？「出産後脱毛症」あるいは「分娩後脱毛症」と呼ばれていますが、知らないと不安になってしまいますよね。

しかし、それは出産をしたことがあるほとんどの女性が経験したことのある症状なのです。そこで、本記事ではその抜け毛の原因や対処法についてご紹介していきます。ぜひ、参考にしてみてください。

産後の抜け毛の原因

産後の抜け毛には主に以下の3つの原因があるのです。早速、その原因とはなんなのかについて見ていきましょう。

妊娠中は女性ホルモンのいつもより多く分泌されます。女性ホルモンの一つである「エストロゲン」というホルモンは、髪の成長を促進するほか、髪の維持にも関係があるのですが、このエストロゲンが増えると、本来なら生え変わるために抜ける髪が、抜けずにそのまま生え続けるのです。

しかし、出産後はエストロゲンの分泌が急激に減ってしまうため、それに伴って髪の生え変わるサイクルがもとに戻ります。
すると、妊娠中に抜けるはずだった髪と、産後に抜ける時期を迎える髪がいっきに抜けてしまうのです。

出産は母体に大きな負担がかかります。そのうえ、体力が回復しないうちに育児もスタートして、赤ちゃんの世話に追われ、睡眠や食事はもちろんのこと、何一つ自分の自由にならない毎日始まります。

また、自分や夫の両親との関係性や、夫の協力の有無によってもストレスは増大してしまいます。「不規則な生活」「栄養バランスの乱れ」「ストレス」は重ってしまうと健康な髪が育ちにくくなってしまうのです。

忙しさや育児疲れで髪を洗う頻度が減りして頭皮に皮脂や汚れが溜まってしまうと、毛穴が詰まって健康な髪が育ちにくくなります。

また、産後に肌質の変化によって、今まで使っていたシャンプーなどのヘアケア製品が肌に合わなくなることもあります。

そのせいで頭皮が乾燥してしまい、その乾燥を補うために皮脂が過剰に分泌されたりするため、健康な髪が育つ環境ではなくなっている可能性があります。

そのほかに考えられることとしては以下の2つがあげられます。

・妊娠中の栄養不足
妊娠中、つわりが重かったり、偏食だったりして、栄養バランスの取れた食事が摂れないことはよくありますが、それが原因で、健康な髪を作ることができなくなっている可能性があります。

・過度なダイエット
出産後、体形を早く戻そうと過度なダイエットをしてしまうと、栄養不足から産後脱毛が重くなったり、長引いたりしてしいまいます。

次は、産後の抜け毛の対処法についご紹介していきます。ぜひ、参考にしてみてください。

前述しいたように、産後は肌質が変わり、今までのシャンプーだと合わなくなっていたり、刺激が強すぎたりすることがあります。そうならないように、頭皮のうるおいを取りすぎず、刺激になりにくいシャンプーを選びましょう。

特に、アミノ酸系洗浄成分が配合されたもので、シリコンなど余計な成分が入っていないものが理想です。

おすすめとしては、薬局だけでなくスーパーでも取り扱いの多い人気アイテムの「HIMAWARI オイルインシャンプー」です。

こちらの商品は900円と少々高めですが、匂いもよく、洗った後に髪の毛に潤いが出てその潤いや匂いは次の日まで持ち、市販のシャンプーとは思えないような贅沢な処方でまとまりのある髪へと導いてくれます。

赤ちゃんお世話をしているとなかなか寝ることができませんよね。特に、生後6ヶ月からは夜泣きがは始まってしまうため、十分な睡眠を確保することができなくなってしまいます。

そのため、「赤ちゃんが寝たら自分も一緒に寝る」ということを心がけるようにしましょう。「でも家事が…」と思うママさんが多いと思いますが、家事は一日二日手を抜いたところで死にはしません。

それはご飯に関しても同じです。たまに出前をとってみたり、スーパーのお惣菜にしてみたりと、育児以外のものを休憩することも大切ですよ。

髪の主成分はタンパク質です。ですので、髪の材料であるタンパク質を積極的に摂ることは、健康な髪を作り、育てることに繋がるのです。

ちなみに、タンパク質含有量が多い食品類としては

肉類

魚介類

卵類

大豆製品

乳製品

があげられます。

そして、タンパク質を摂る際には単一の食品ではなく、いくつかの食品を組み合わせて摂るとより効果的だと言われています。

例えば、コンビニ食材でも鶏のささみで作ってあるサラダチキンと、豆腐、チーズ、鰹節でちょっとしたサラダを作ったり、お酒を飲むときにも枝豆やスルメを選ぶようにするなど、高タンパク質を意識した生活を心がけてみましょう。

いかがでしたか？本記事では産後の抜け毛の原因とその対処法についてご紹介してきました。

個人差はありますが、産後の抜け毛は避けられません。そこで、一番大切なのは「気にしすぎないこと」です。

例えば、できるだけ鏡を見ないようにして、現実を直視しないのも一つの方法です。また、外に出る時は帽子をかぶるなど自分なりの方法を見つけていきましょう。

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