育児ノイローゼかも!?すぐに試してほしい5つの対処法を紹介!

可愛い我が子と一緒なのにイライラする、毎日がしんどい、やる気がでない。そんなことはありませんか?このまま慢性的な育児ストレスを抱えていると、育児ノイローゼになってしまう可能性があります。

本記事では「もしかして私育児ノイローゼかも?」と感じているママ向けに、育児ノイローゼの症状・育児ノイローゼになってしまった時の対処法を紹介します。

育児ノイローゼとは

育児ノイローゼとは一言で説明すると、育児ストレスや育児環境が原因で、日々の生活に支障をきたしている状況のことです。

育児ノイローゼの症状は後ほど詳しく解説しますが、まずは育児ノイローゼは誰にでもなる可能性があることと、似たような症状の産後うつとの違いを説明していきますね。

育児ノイローゼは誰でもなる可能性がある

『まさか自分が育児ノイローゼだなんて…』そんな風に思ってしまうママがいるかもしれませんが、全く落ち込む必要はありません。なぜなら、育児ノイローゼは子育てをしているママなら誰にでもなる可能性があるからです。

特に育児ノイローゼになりやすい人の特徴は、真面目な人・完璧主義の人・ワンオペ育児の人などが挙げられます。

育児ノイローゼと産後うつの違い

育児ノイローゼと産後うつの症状は似ていますが、明確な基準がないため医師の考え方によって診断が異なります。

ですが、一般的に産後うつは、産後の急激なホルモンバランスの変化によって起き、育児ノイローゼは育児ストレスから起こると言われています。なので、産後うつは産後のママに、育児ノイローゼは育児中のママならいつでもなる可能性があるということです。

育児ノイローゼの症状

ここでは育児ノイローゼの代表的な症状を7つ紹介します。

たまたま疲れが溜まっていていくつかの項目に該当する場合を除き、慢性的に複数の症状に該当する場合は、育児ノイローゼの可能性があります。まずは後述する対処法を試してみてもらい、それでも全く改善が見られない場合は医療機関への受診をおすすめします。

すぐイライラする

育児中は自分の思い通りに物事が進まず、イライラすることってありますよね。

しかし、買い物に行って欲しいものが売り切れていたり、部屋に落ちてるゴミを見つけた時など、以前はイライラしなかったことに対してすぐに腹を立ててしまったり、冷静に考えて自分で違和感を感じることがあればそれは体からのSOSサインです。

子供が可愛いと思えない

自分が望んで産んだ子供だとしても、24時間ずっと可愛いと思える親はそういません。

一時的に子供を可愛く思えないことは良くあることですが、子供の気持ちよさそうに寝ている寝顔を見ても可愛いと思えない時は、相当追い込まれている状態と思ってよいでしょう。

無気力

育児ノイローゼになると鬱の時と同じように、無気力な状態になります。

掃除・洗濯・ご飯など、生きるために必要なことに対してもやる気が起きず、放置している場合は危険な状態かもしれません。

夜眠れない

育児中は夜間授乳や子供の夜泣きで万年睡眠不足になりやすいものです。

しかし寝不足にも関わらず、夜なかなか眠れない日が続く場合は不眠の可能性があります。不眠が長期化している場合は、一度病院で診察してもらった方が安心です。

過食・食欲がでない

育児ノイローゼの症状の一つとして、大きな食欲の変化もあります。

ストレスで食べ過ぎてしまったり、逆に食べれなくなってしまったり、短期的な食欲の変化はよくあることですが、1~2週間など長期的に続くようなら問題ありです。

人に会いたくない

人に会うことは、実はとてもエネルギーが必要な行動です。

育児の悩みを誰かに聞いてほしいと思う一方で、育児ノイローゼになると今まで仲良かった友人とも会うのが億劫になってしまいます。

好きだったことに興味なくなった

子供が産まれると自分の好きだった趣味に時間をかけれなくなりますよね。

せっかく育児しながらできる好きなことを見つけたのに、全く興味が沸かなくなったり、楽しくなくなってしまうのは、無気力な状態からくるものなので注意が必要です。

育児ノイローゼを抜け出す5つの対処法

『私、育児ノイローゼかも…』と思ったら、専門家のいる病院や育児相談に行くことが一番ですが、どちらも勇気がいりますよね。専門家に相談する勇気がでない、まだそこまでの状態ではないという方むけに、まずは自分や家庭内で出来る対処法を5つ紹介します。

やらなくていいことを探す

育児や家事を完璧にやろうとしていませんか?

掃除・洗濯は毎日しなくても生きていけますし、子育てしながら三食全てキチンと用意するなんて不可能です。もちろんやった方がいい事は沢山ありますが、やらないと生きていけないことはそんなに多くありません。

体を壊す前に一度、やらなくても死なないことはやらずに過ごしてみましょう。

そして「やれなかった」と後悔しないことも大切です。

頼れる人やサービスを頼る

きっと、頼れる人がいたらもうその人に頼っていますよね。

しかし、今の状態が続けばもっと最悪な事態になるかもしれません。

親が遠方だから頼れないというママも、一度「私育児ノイローゼかも…」と頼ってみてはいかがでしょうか。

それでも頼れる人がいない時は、家事サービスなどを頼りましょう。自治体によって、産後ヘルパーやベビーシッターの補助をしてくれるところもあるので『○○(市区町村名) 産後ヘルパー』と調べてみましょう。

一人の時間を過ごす

子供が産まれると、一人で穏やかに過ごす時間なんてありませんよね。

パパにお願いして少しの時間でも一人でゆっくり過ごす時間を作ってみてください。

一人の時間ができたら何しようか考えるだけで、ちょっとワクワクしてきませんか?

私ならカフェでゆっくり過ごしたり、大好きなラーメンを食べにいきます。

話し相手を見つける

慣れない土地で暮らすママの場合、近くに知り合いがいなくて話し相手がいなかったりしますよね。

子育て支援センターを利用するのも一つの手ですが、正直子供を連れてお出かけするのも大変。そんな時はSNSを利用するのも一つの手です。

Twitterでは、子供が産まれた『#年+月_baby』のハッシュタグで検索をすると同じ年齢や月齢のママ達と繋がって、悩みや愚痴を共有することができます。

体を動かす

体を動かすと血行が良くなり、気分も変わってくるものです。しかし、子供がいるなかで運動するのは大変ですよね。子供が動けない時期なら、子供と一緒にストレッチやヨガ、動ける時期なら一緒にダンスをするといい運動になります。

Youtubeで『親子ヨガ』『親子ダンス』と検索すると、子供と楽しく体を動かせる動画が沢山ありますよ。

育児ノイローゼは誰でもなる可能性がある

育児ノイローゼは、育児中のママなら誰でもなる可能があります。

『まさか自分が育児ノイローゼになるなんて…』と思うママもいるかもしれませんが、それは育児に真剣に向き合った結果です。

育児ノイローゼの症状が出てしまっても、『自分は育児に向いていない』『私はダメなママだ』なんて思わず、まずママの負担を減らしましょう。育児や家事を楽することは決して悪いことではありませんし、全てを一人やらなきゃいけないと抱え込む必要はありませんからね!

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