【徹底解説】赤ちゃんがぐっすり眠ってくれる曲の特徴

赤ちゃんにとっては、大人にとって僅かな刺激も新鮮味があるものばかりです。

特に音楽もその刺激の一部と言えるでしょう。

赤ちゃんに聴かせる音楽で、興奮状態の気持ちが落ち着くものや催眠効果があれば、ママたちの寝かしつけ時の強い味方になります。

どんな音楽がふさわしいのか、詳しくまとめたのでチェックしましょう。

定番はオルゴール

なかなか眠ってくれない赤ちゃんは、本当に寝かしつけが大変ですよね。

眠る前にぐずる赤ちゃんが眠る曲は意外とたくさんあって、特に効果がある曲は、オルゴールの優しい音色が奏でる曲です。

ひと言オルゴールといっても、どんな特徴があるものが眠る曲にぴったりなのかわかりませんので、どれがいいか参考にしてみましょう。

明るくテンポがいい曲を

オルゴールといえば、クラシックの曲が王道ですよね。

クラシックの有名どころの曲を聴いてみると、オルゴールの音色でも伝わる重厚で深みのある曲が多いように思えます。

大人が聴いて感動するクラシックの曲が、必ずしも赤ちゃんの寝かしつけにいい影響を与えるとは思えません。

赤ちゃんにクラシックのオルゴールを聴かせるなら、ショパンの子守歌が寝かしつけにおすすめと言えるでしょう。

オルゴールはスローテンポで

先ほど、オルゴールは明るくテンポがいい曲がおすすめと紹介しましたが、寝かしつけるためにはもう一つポイントがあるんです。

それは、元の曲があればそれよりもスローテンポな曲を選ぶこと!

特にJ-POP系のアップテンポな曲だと、オルゴールの音色であっても寝かしつけどころか、赤ちゃんが目覚めてしまう可能性もあります。

なるべくスローテンポで落ち着きのあるオルゴールの曲を選んであげると、寝かしつけには効果があるでしょう。

自然の音もおすすめ

赤ちゃんを寝かしつけるときに、自然の音を聞かせるとよく眠ってくれる傾向が見られます。

最近では、赤ちゃんだけでなく大人でも自然音を聞くと落ち着くという人が増えてきていますね。

特に、そよ風や流れる川のせせらぎなどの自然音は、スムーズな赤ちゃんの寝かしつけに効果てきめんです。

そこで自然音の選び方のポイントをまとめてみたのでチェックしていきましょう。

ゆらぎがあればすぐに寝る

1/f(エフ分のイチ)ゆらぎの音って、知っていますか?

この言葉は非常に難しいように思えますが、これは木々の揺れ方、波音、雨の音、心臓の鼓動の音などに含まれているノイズです。

ノイズと言えば、きっとほとんどの人がマイナスのイメージを持つと思いますが、これは心地よい揺らぎなので寝かしつけにも良いとされています。

特に心臓の鼓動は赤ちゃんがお腹にいた頃の音とそっくりなので、心地よくてすぐ眠ってくれる音になるでしょう。

映像があれば効果倍増!

音だけで眠ってくれないときは、視覚に刺激を与えると効果を発揮できるかもしれません。

特にゆらぎの音を聴かせる時に映像があれば、もっと赤ちゃんをスムーズに寝かしつけることができます。

生後2ヶ月目ごろから映像も見せてみると、赤ちゃんは映像を目で追うので、その映像と音の影響で眠ってくれることが多いです。

ただし長い時間の映像を見せて寝かしつけるのは、視力の低下に繋がるのでNG!赤ちゃんがウトウトし出したら映像を止めてあげましょう。

 

子守歌もおすすめ

子守歌の優しい歌声も、寝かしつけには効果があるとされています。

オルゴール同様、ゆっくりとしたテンポで歌ってあげれば、たちまちうっとり赤ちゃんは眠りの淵に落ちていくでしょう。

昔から歌われてきた子守歌も赤ちゃんの寝かしつけにはおすすめです。

たくさんある子守歌ですが、特に効果が高いものをここでは紹介していきますので、どんなものがあるのかチェックしてみましょう。

日本人に親しみのある子守歌

ママも幼いころ聴いたことがあるかもしれない「ゆりかごのうた」は、日本の代表的な詩人である北原白秋が作詞したものです。

実はこの子守歌は、大正時代から親しまれている歴史のある子守歌になっています。

また「ねんねころりよ」は、江戸時代から歌われている子守歌で、子守担当の奉公人がいる裕福な家庭の母親目線で書かれた歌詞なんだとか!

これらの子守歌を優しい声で歌ってあげることで、赤ちゃんを心地よい眠りに誘うことができるでしょう。

おしゃれなクラシックの子守歌

海外にも子守歌はたくさんあって、おしゃれなクラシック調の子守歌は日本の赤ちゃんにも効果抜群です。

例えば、「ねむれ ねむれ母の胸に」の歌い出しが特徴であるこの曲は『シューベルトの子守唄』というクラシック由来の子守歌です。

日本では堀内敬三の訳詞で知られている『モーツァルトの子守唄』は、ピアノで楽譜を見ながら弾ける曲になっています。

ピアノの音色は赤ちゃんの気持ちも落ち着かせられるので、子守歌として使うのにはぴったりな楽器の一つでしょう。

子守歌が赤ちゃんに与える影響

日本でも海外でも寝かしつけに最適な子守歌。実はこれ以外にも、赤ちゃんに良い影響を与えることがあるんです。

例えば、興奮している時よりも心拍数の低下したり、痛みの緩和につながったりするというリラックス効果があります。

さらに記憶の定着に睡眠は欠かせないので、そこから言葉の発達ににつながるということも挙げられるでしょう。

このように子守歌は寝かしつけだけでなく言葉の発達にも良い影響を与えることがあるので一石二鳥というわけです。

子守歌でぐっすりと

歌詞があったりなかったりする子守歌ですが、どれも赤ちゃんの睡眠には欠かせないものの一つとなっています。

ゆったりとしたテンポの曲を選んで聞かせてあげることで、ぐずる赤ちゃんきっとぐっすりと眠ってくれるはずですよ。

どうしても眠ってくれない時は、ママが抱っこして体を揺らして子守歌を聞かせてあげることもポイントになるかもしれませんね。

寝かしつけに困っているなら、赤ちゃんにこれらの子守歌を聴かせてみてください。

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