生後1ヶ月ころに産院で受ける1ヶ月健診を終えると、赤ちゃんもママも少しずつ活動範囲を広げられます。
そろそろ外出を考えているパパママも多いと思いますが、気になるのは生後1ヶ月の赤ちゃんとのお出かけ時の持ち物や車での移動のこと。
ここでは外出時に持っていくべき持ち物と季節に合わせた服装、車での長時間移動の注意点などを詳しくご紹介します!
生後1ヶ月の赤ちゃんとのお出かけの服装や持ち物
おうちの周りを短時間お散歩する程度なら、持ち物はほとんど必要ありませんが、スーパーに行ったり病院を受診したりするときは、しっかり準備が必要です。
ここでは季節に合わせた赤ちゃんの服装と、外出時に持っていったほうがいいおすすめの持ち物をご紹介します!
気になる外出時間についてもご紹介するので、参考にしてくださいね。
赤ちゃんの服装
初めての外出をするときは、生後1ヶ月の赤ちゃんにどんな服装をさせればいいか迷ってしまいますよね。
赤ちゃんが快適に過ごせるように、季節に合わせた服を着せてあげましょう。
春・秋
肌着はその日の気温に合わせて短肌着と長肌着を組み合わせ、ツーウェイオールなどを着せてあげましょう。
肌寒くなることを想定して、おくるみやベストなどを持っておくと便利です。
夏
肌着は短肌着に、通気性の良い素材のツーウェイオールを重ねます。
冷房から赤ちゃんを守るために、タオルケットを用意しましょう。
冬
肌着は春秋と同じく短肌着と長肌着を重ねます。
キルトなど厚手のツーウェイオールなら1枚でも良いですが、少し薄手の素材の場合はカーディガンやベストを合わせてあげましょう。
必要な持ち物
生後1ヶ月の赤ちゃんとのお出かけは、何かと荷物が増えがち。
これだけは絶対持っていきたいというアイテムと、あると便利なアイテムに分けてご紹介します。
必要な持ち物
・おむつとおしりふき
・ガーゼ
・タオル
・授乳ケープもしくはミルクセット
・母子健康手帳
・着替え1組
・ビニール袋
あると便利な持ち物
・ベビーカー
・抱っこひも
・おくるみ
・がらがらなどのおもちゃ
赤ちゃんが普段使う、おむつや授乳グッズはお出かけ時には必須アイテムです。
口周りや汗を拭くガーゼは余分に持っていくと便利ですし、少し大きめのタオルは赤ちゃんの体温調節に使えるので持っていきましょう。
公園などお出かけ先によってはたくさん歩くこともあり、ベビーカーや抱っこひもがあると移動が楽になります。
ぐずった時のために音が鳴るおもちゃを2~3個持っていくと安心ですよ。
様子を見て短時間から外出
生後1ヶ月の赤ちゃんとのお出かけで気になるのは、外出の時間です。初めて外出するときは、20~30分程度から始めるといいでしょう。
慣れてきたら1時間、2時間と伸ばしていきます。急な体調不良でいきなり外出しなければいけないこともあると思います。
1ヶ月健診に出かけるまでに、窓を開けて外の空気や日光に触れさせたり、ベランダがある家はベランダに出るのもおすすめです。
生後1ヶ月に車で長時間の外出をするときは?
里帰り出産から自宅に帰るときや、遠方の両親に赤ちゃんの顔を見せに行くなど、生後1ヶ月の赤ちゃんを連れて車での長時間移動が必要なこともあるでしょう。
小さな赤ちゃんを連れての移動は、緊張と不安も大きくなってしまいますよね。
ここでは、生後1ヶ月の赤ちゃんの車での長時間移動で気を付けるべきことをご紹介します。
チャイルドシートは必須!
2000年4月1日より、日本では6歳未満の子どもにはチャイルドシートの着用が義務付けられています。
どんなに赤ちゃんが泣いていても、走行中に赤ちゃんをチャイルドシートから降ろすのはNGです。
大切な赤ちゃんの命を守るために、チャイルドシートから降ろすときは安全なところに停車してからにしましょう。
1時間ごとに休憩を取ろう
生後1ヶ月の赤ちゃんを車に乗せることに問題はありませんが、気を付けるべきは乗せている時間。
首が据わる前の赤ちゃんにとって、長時間同じ体勢でチャイルドシートに乗ることは、腰や首に大きな負担となります。
どんなに長くても1時間を目安に、こまめに休憩を取りながら移動することが大切です。
赤ちゃんが泣いたらいったん車を停めて授乳するなど、赤ちゃんの負担にならないように工夫しましょう。
車内の温度に気を付けよう
車内の温度にも注意が必要です。
車の中はエアコンを付けているので快適に過ごせますが、直射日光が当たると部分的に暑さを感じてしまうことも。
また、エアコンを効かせすぎて暑すぎたり寒すぎたりするのもNGです。
夏はタオルケットなどで調整し、冬は少し薄着にして暖房を効率的に付けるのがおすすめですよ。
生後1ヶ月の赤ちゃんとの外出は少しずつ時間を延ばして
少しずつ外の環境にも慣れていく必要があるため、生後1ヶ月くらいから外出を始めるのがおすすめです。
とはいえ、外出解禁だからといって赤ちゃんを大人の都合で連れまわすのはおすすめできません。
赤ちゃんの体調がおかしいと感じたら外出はキャンセルする、赤ちゃんの生活リズムを崩さない程度の外出時間にするなど、赤ちゃんファーストの外出ができると良いですね。
赤ちゃんの体調を見ながら、少しずつ時間を延ばしたり行動範囲を広げたりしてくださいね。