幼い子供たちと小旅行〜ムーミンバレーパーク〜

既に埼玉県飯能市に2019年3月に開園されたムーミンバレーパークへ行かれた方は多いのではないでしょうか。

北欧の生活をテーマにした”メッツアヴィレッジ”(無料)とテーマパーク部分になる”ムーミンバレーパーク”(有料)の2つのエリアに分かれています。

また、近くに温泉施設もできており幼い子から年配の方まで幅広い年齢層で楽しめるテーマパークになっています。

乳児連れでも楽に行くことができ、ベビーカーや抱っこ紐で赤ちゃんを抱いたファミリー層も多くみられました。

そもそも、ムーミンバレーパークとは?

トーベ・ヤンソン作のムーミンという作品は今も世界中で人気の物語です。

物語の世界を体感することのできるアトラクションや、ムーミン一家の住まいとなっていたムーミン屋敷、作中に何度も出てくる水車小屋やその他物語に登場する建物があり、ムーミンファンにはたまらない時間を過ごすことができるテーマパークです。

ムーミンをあまり詳しくない人でも細部までこだわった建物や世界観に魅了されるのではないでしょうか。

広大すぎる土地を攻略するには…

メッツア全体の広さは、宮沢湖を囲う様に18万7000平方メートル、東京ドーム4つ分と書かれていました。東京ドーム4つ分と言われてもピンときませんが…。

園内の案内地図をみてざっくりというと半分くらいのリトル・ミィや海のオーケストラ号のある広場周辺まででも十分に楽しめるようになっています。

先ほども書きましたが、ベビーカーでも安心して回れるようになっており、各アトラクションや建物の前にベビーカー置き場もありました。2台のベビーカーを持って回りましたが回っていて不便や不都合を感じることはありませんでした。

授乳スペースはメッツアとムーミンバレーパーク内にそれぞれ1箇所ずつにあります。またオムツ替え場所は各男女トイレ内又は多目的トイレにありますが、授乳中のママには少し大変かもしれません。

いざムーミンバレーパークへ!

駐車場からメッツアヴィレッジまで小さな山のような坂道の上空には傘がフォトジェニックになっており、あちらこちら草花の影からミストがでて涼しめるに工夫されています。そこを登りきると大体子どもたちの足で10分くらいかかりました。

そして、メッツアからムーミンバレーパークまでは、途中にCAFEや北欧の小物雑貨屋さんの他に、飛行おにのジップラインアドベンチャー(宮沢湖上、400メートルを滑車で滑走)やムーミンの物語にもある水遊び小屋があります。

”FUNMOCK”という空中アスレチックやカヌー体験ができたり、芝生エリア(ここのみテントの持ち込みが9月までは可)があったりと、エントランスに行くまでにも見るところがたくさんあります。

大人の足で何もまっすぐ行けば10分くらいのところですが、子供たちと一緒だと20分前後はかかりました。エントランスまでは、無料エリアなので近所の人にはここまでの場所でも都会の喧騒から離れられます。

ソーシャルディスタンスを保ちながら楽しむ仕掛け♪

入り口には、ウェルカムゲートが展示されています。コロナ対策でそれぞれの場所にラインが引かれ人が少ないこともありゆっくり撮影ができるようになっています。

本の形になった”ムーミンとスノークのお嬢さん””スナフキンとリトルミィ””ムーミンママ&トフスラン・ビフスラン””ムーミンパパとニョロニョロ”とムーミンの人気キャラクターが迎えてくれています。

また、エントランスを超えるとここでしか買えないムーミンバレーグッツが置いてあるお土産物屋さんがあり、以前ならば長蛇の列ができていたパンケーキ屋さんがあります。

8月に行った際には”ムーミン谷とアンブレラ”と”ニョロニョロの雷スプラッシュ”というイベントが同時開催されていて、時間が来ると音楽と光と共にミストが降り暑い日にはとっても涼しく感じられる仕掛けになっていました。

定期的にイベントは開催されているので入園前にチェックをしていくことで一層楽しめるでしょう。

 

また、小さい子どもたち向けに噴水エリアもありました。

現在(2020年8月末時点)はコロナ対策措置で入場人数を1日最大3000人、ワンデーパスを300枚程度と制限されており、行った日は平日ということも重なって入場者はそこそこいましたが密になることもなく楽しめました。

そして、アンブレラのエリアを超えると目の前が芝生と劇場のステージが目に飛び込んできました。エンマ劇場です。そこでは1日に3回のショーが30分程度行われます。

終了後にソーシャルディスタンスを保ち最後にキャラクターと写真を撮ることができました。

小さな小川に橋がかかっておりその前で写真を撮ると綺麗にムーミン屋敷をバックに写真を撮ることができるのでオススメです!

ムーミン屋敷の中は、地下階の貯蔵庫と1階のキッチンとダイニングは自由にみることができました。

他にもムーミンのキャラクターと写真の撮れる写真館やトーベ・ヤンソンの作品への思いを知ることのできる体感型“コメムス”は必見です。

またリトル・ミィ好きにはたまらない悪戯を楽しむアトラクション、海のオーケストラ号は若かりしムーミンパパの冒険を体験することができます。また、それぞれにショップもありました。

非日常でのびのびとできる場所

北欧雑貨やムーミンの世界が好き!という人には是非とも一度足を運んでもらいたい場所です。

ココでしか買えない・見られないものがたくさんあることはもちろんのことですが、小さな子供達にもここは騒がないで!走りまわらないで!触らないで!と気を張り詰めて、せっかく出かけたのに逆に精神的に疲れた…となることはなく、開放的な雰囲気なので心身ともにリフレッシュされます。

また、妊娠中のママにもお散歩がてら出られる選択肢の1つにいれてみるのはいかがでしょうか。

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