赤ちゃんがお座りできるようになってきたら哺乳瓶ではなくストローで飲み物を飲ませたりします。
哺乳瓶やおっぱいを吸うことは練習をせずともできますが、ストローは練習しなければ習得まで時間がかかることがあります。
そんな時に試したい、簡単ストロートレーニング方法を日常で使える便利なグッズと併せてご紹介します!
親子で楽しく練習してみましょう。
赤ちゃんのストローやトレーニングはいつからどうやって?
哺乳瓶だけでなくストローを使って飲み物を飲むことができるようになっておくと、外出先などでも大変役に立ちます。
しかしいきなりストローを口に入れても当然ストローを使って飲むことはできません。
そこでこの記事では赤ちゃんのストロートレーニングはいつからどうやって行うと良いのかを紹介します。
できるようになるまでの時間や方法にも個人差がありますので、赤ちゃん一人ひとりにあった方法を試してみてください。
ストローの練習はいつから始める?
赤ちゃんのストローの練習はいつから始めると良いのでしょうか?
もちろん明確な決まりやルールはありませんが、離乳食デビューした後の生後半年頃が目安とされています。
兄弟がいる赤ちゃんなどはお兄ちゃんお姉ちゃんが飲んでいる紙パック飲料などで真似をしてもっと早くストローデビューするということもあるようですが、最低でも一人で座ることができるようになってからが良いでしょう。
遅くとも8ヶ月ごろまでには練習をはじめ、1歳になるころにはほとんどの赤ちゃんがストローで飲み物を飲むことができるようになるようです。
3歳頃まで完全にマスターできない、完璧でないということはよくあるので心配する必要はありません。
赤ちゃんの成長においては個人差や環境も大きく関係してきますのであまり神経質にならずに楽しく、根強くコツコツと練習を続けていきましょう。
ストローを使うメリットとは?気を付ける点は?
ストローのトレーニングを一生懸命行ってストローを少しでも早く習得させようとするパパママは実は多いのです。
飲み物を飲ませたいだけなのであれば哺乳瓶にお茶やお水、ジュースを入れて飲ませればいいのではないかと思う方もいるかもしれませんが、いつまでも練習せずにいると見につかないのです。
更に、勘違いされがちな事柄として赤ちゃんがマスターしていく順番において望ましいのは「哺乳瓶→コップ飲み→ストロー飲み」です。
もちろん人によって順番は違いますが、ストローに慣れすぎるとコップ飲みをしたがらなくなってしまうこともあります。
どちらも生活していく上で必要な動作ですし、これからお出かけ先や保育園・幼稚園などで困らないようにする為にも極めて重要なのです。
ストローの1番のメリットはずばり、「紙パックのジュースやストロー付きの容器であればこぼさず1人で飲ませられる」ところです。
これができるとかなり育児の助けになります!いちいち口に飲み物を運んであげる必要がなく、また、零れてしまう心配もありません♪
また、気を付ける点としては上でも述べたように、
・ストロー飲みだけに慣れさせすぎないようにすること
・コップ飲みも並行して取り入れること
・できなくても焦らない・焦らせないこと
以上の3点には気を付けましょう。
いよいよ練習開始!どうやって練習する?
いよいよストロー飲みの練習を始めましょう。
では、どのような手順で進めていけばいいのか一例をみていきましょう。
①ストローを口に慣らせましょう。
最初は噛み噛みしたり舐めたりすると思いますが、ストローを口に慣れさせましょう。
②ストローから飲み物がでるということを教えましょう。
ストローの曲がる部分を含め短めのL字になるようカットします。
大人がストローの途中部分まで飲み物を吸い上げ、口を付けていたほうの穴を指で押さえてストロー内に飲み物をキープしましょう。
その後、赤ちゃんの口にストローを向け、咥えてきたところで指を離して飲み物を出してあげましょう。
慣れてきたら吸い付くまで飲み物を出さないようにしましょう。
これでストローから飲み物が飲めることを教えることができます。
③紙パックジュースで練習仕上げ
スポロンやアンパンマンジュースなどの幼児用飲料を持たせて練習させましょう。
ストローの太さなどが丁度良いので、自然と上達してくれます。
ストロートレーニングと日常生活で使える便利なグッズ
ストロートレーニングをする際に初めてのパパママだと苦戦することも多いと思います。
赤ちゃんには言葉で教えることもできませんし、練習あるのみです。
そこで、ストロートレーニングの際に役に立つ便利グッズを紹介します。
便利グッズを使うことで早期に習得できたり、楽しく簡単に練習できるようになるはずです。
ストロートレーニングが終わっても引き続き使えるグッズもありますので是非チェックして自分でみてください♪
「バンボ」で簡単らくらくお座り♪
バンボ(Bumbo)というアイテムを知っていますか?
簡単に説明すると、赤ちゃんを一人座りさせるためのものです。
首が座ってから1歳すぎまで利用できます。足とおしりがしっかりフィットするので転がったりする心配もなく安心です。
ストローの練習をするときは安定して座らせておいたほうがむせたりこぼしたりしないため、バンボがあると大変便利です。
ストロー練習以外にも洗い物をする間、洗濯物を干す間など一人で座らせておくのに特化しています。
トレーニングスパウトで練習開始♪
トレーニングスパウトとは、コップの上に哺乳瓶の乳首とストローの間のような飲み口が付いているアイテムです。
リコーダーの吹き口のような形をしており、赤ちゃんが加えて吸いやすい形状になっています。
これに慣れすぎてしまうとなかなか細いストローが難しくなってしまう為、中が空洞のものを吸って飲み物を飲むという動作を教える段階のみの使用をおすすめします。
吸って飲むという感覚を養うのにはもってこいのアイテムです。
ずっと使える「マグマグ」で自分で根強く練習♪
まぐまぐとはシリコンストロー付きのカップです。
密封されるため振り回したり落としてしまっても中身が零れる心配のない最強アイテムです。
お出かけの際に水筒として持っていき、フタをあけるとそのままストローで飲むことができます。
これは練習段階から、ストロー飲みができるようになった後も長く使える便利なものです。
哺乳瓶と違って中が広く洗いやすいものが多く、清潔に使えるところも良い点です。
楽しくストロートレーニング
ストロートレーニングは個人差がでやすいため人と比べたり焦ったりせず楽しんで行いましょう。
ストロー飲みができるようになればお出かけの際なども楽ちんですし、パックのジュースを飲むことができれば
いちいち移し替える手間も省けて赤ちゃん自身も自分でできることが増えて楽しいはずです♪
また、ストロートレーニングにぴったりで日常生活にも役立つアイテムは以下3つです。
バンボ(Bumbo)
スパウト
マグマグ
上手にアイテムを活用してパパママも育児の途中に一息つきましょう。