赤ちゃんの成長は毎日本当に大きいもので見ていて飽きませんよね。
もちろん大変なこともたくさんありますが、毎日できることがどんどん増えていったり、表情が豊かになったりと発見の日々です。
初めて子育てをするパパママにとって半年間でどのような変化があるのかドキドキだと思います。あらかじめ知っておくことで心の準備もできますし安心するのではないでしょうか。
育児の計画などをたてるにあたってもきっと役に立つと思います。
生後5.6ヶ月までに具体的にはどんなことができるようになるの?
生後5ヶ月~半年の間にできるようになることを一つずつ紹介します。生まれ持った個性だけでなく兄弟がいるかなどの環境によっても個人差はもちろんあります。
これができなければダメ、ということではなく「だいたい平均的にできるようになる時期」の目安です。ひとつひとつクリアしていくと子育ても楽しくできるようになります。
身長体重などの成長目安
生後5ヶ月~半年の赤ちゃんの身長体重などの目安は男の子でいうと身がおおよそ61~70cm、体重6~9kgで、女の子でいうと身長おおよそ60cm~69cm、体重5.5kg~8.7kgといわれています。
出産時の新生児の平均は50cmほど、体重は3kgほどであるので大きい子では身長が20cmほど、体重は大きい子で5kg以上大きくなるといわれています。
早い子は寝返りができるようになる
生後5ヶ月を過ぎると早い子は寝返りができるようになってきます。
身体が軽い赤ちゃんのほうが太った赤ちゃんより早くでるようになる傾向があるようですが、個人差もあります。
できる・できないにこだわる必要はありませんが、寝返りでゴロゴロと移動範囲が増えることは赤ちゃんにとっても楽しく新鮮なことですし、大きな成長ですよね♪
夜中に寝返りをうってしまいうつぶせにならないように注意しましょう。
離乳食にチャレンジできるようになる
早い赤ちゃんだと生後4か月で離乳食にチャレンジできるようになってくるようです。生後半年までにはほとんどの子供が離乳食にチャレンジできるようになります。
嫌がるようであれば無理に始める必要はありませんが、ゆっくり練習していくことをおすすめします。チャレンジしていいかどうか判断するポイントとしては、
首がしっかりすわっている
座ることができる(不安定でも補助をすれば可能)
大人のご飯に興味を示している
スプーンを口に入れても過剰に拒否しない(スプーンを近づけると口をあける)
これはあくまでも離乳食開始、卒乳へ向けてのトレーニングです。現段階では成長に必要な栄養分などは母乳やミルクから摂取できているので、食べないからといって心配したり無理に食べさせようとしたりしなくても大丈夫です。
一般的に離乳食スタートにはほうれんそうやにんじんをすったものや、こおま加来切ったうどんを食べさせることが多いようです。
食事や睡眠など日々の過ごし方もだんだんと変化する
できるようになる「こと」だけでなく、だんだんと食事や睡眠など1日の過ごし方も新生児と大きくことなってきます。
だんだん生活リズムが整ってくれば子育ての時間の使い方が変わってきたり、おおよその計画がたてられたり、パパママも休めるようになってくるので楽になります。
夫婦の時間も作りやすくなり、赤ちゃんの変化も新鮮で楽しくなってくるでしょう。
ミルクの摂取量が増える
このくらいの時期になると母乳やミルクにかかわらず一度に飲む量が新生児のころに比べて格段に増えます。1回の授乳で120~180mlものミルクを飲むことが多いようです。
生後6ヶ月にもなってくると空の哺乳瓶を吸い続け、もっと飲みたがる赤ちゃんも多くいます。過度に飲ませ続ける必要はありませんが、飲みたがるようであればお腹がいっぱいになるまで与えてあげましょう。
昼寝の時間が安定しはじめる
まだまだ一日の半分以上寝ている赤ちゃんですが、このころからお昼寝の時間を長くまとめてとり始めてくるようです。
昼寝「午前の部」と「午後の部」のように分けてとるようになってきます。ママパパの時間の確保がしやすくなってきます。
人の顔を認識し始める
パパやママなど長く一緒にいる人の顔をだんだんと覚え始めています。
また、逆に新しくあった人を見て泣いてしまうこともあるでしょう。このころから顔や雰囲気を認識して人見知りをしてしまうようです。その分、ママやパパを特別な存在として認識してくれますので可愛さが増して感じるでしょう♪
夜泣きをするようになってくる
5ヶ月目ごろから夜泣きをするようになってきます。
これは睡眠時間が新生児の頃よりも短くなるにあたって起きる変化で今までと大きく異なる部分です。
夜泣きは育児の中でもパパママにとっては大きな壁となりますが赤ちゃんが少しずつ生活リズムを感覚で学んでいる証拠でもあります。赤ちゃんとともに生活リズムを整えていきましょう♪
歯が生え始めてくる
早い子であればこのくらいの時期に乳歯が生え始めてきます。
私たち大人ではもうあまり思い出すことができませんが歯が生えてくるときはとてもむず痒いのです。あまりにむず痒く泣いてしまう場合は「歯がため」などを与えてみてください。
生後5,6ヶ月は新生児と比べて成長がたくさん
生後5,6ヶ月までに起こる成長はたくさんあります。
身長体重などの目に見えてわかる成長
寝返りができるようになる
離乳食にチャレンジできるようになる
ミルクの摂取量
昼寝の時間が安定しはじめる(夜泣きが始まる)
人の顔を認識できるようになる
乳歯が生えてくる
このようにだんだんできることや表情なども増えて子育てが「新鮮」という言葉で溢れてくるでしょう。
子育ては大変なことも多く、他の子と比べてしまうことも多いと思いますがぜひ写真や動画を撮って毎日の変化を記録に残してみてください。