妊娠の兆候は何がある?体調不良と似ていることに注意!

妊娠すると、女性の体にはいろいろな変化が起こります。しかしただの体調不良と考えてしまって、妊娠に気づかずに薬を飲んでしまうようなことがあるかもしれません。

そこで今回の記事では、妊娠によって起こる体の変化と、妊娠の兆候について解説します。妊活中の方は、よく読んでおいてくださいね。

妊娠によって起こる体の変化は、ホルモンが原因

妊娠が成立すると、妊娠に大きく関わるホルモンが多く分泌されるようになります。このホルモン量の変化が、妊娠の兆候が現れる理由です。

増えるホルモンは大きくわけて3種類あります。それぞれがどんな働きをするのか、解説します。

hCGホルモンの働き

妊娠の最大の特徴として、ヒト絨毛ゴナドトロピンというホルモンが分泌されることがあげられます。これはhCGホルモンとも呼ばれ、普段は測定できないほどしか分泌されていないホルモンです。

hCGホルモンの働きは、卵胞ホルモンと黄体ホルモンの分泌を促進すること。この2つが多く分泌されることで、妊娠の維持するという役割を持っています。

妊娠検査薬は、このhCGホルモンに反応して色が変わります。妊娠判明のきっかけとなるホルモンとも言えますね。

エストロゲンの働き

エストロゲンは卵胞ホルモンと呼ばれるホルモンで、子宮内膜を厚くする働きがあります。妊娠したときだけでなく、月経の前後でも増減を繰り返しています。

他にも乳腺を発達させたり、精子を通りやすくしたりします。妊娠の準備をし、妊娠しやすくする働きを持つホルモンです。妊娠が成立するとさらに分泌量は増え、子宮内膜が厚くなって、赤ちゃんを守るように働くことになります。

プロゲステロンの働き

プロゲステロンは、黄体ホルモンと呼ばれるものです。子宮内膜の状態を整えて、受精卵が着床しやすいようにする働きがあります。さらに、エストロゲンとともに子宮内膜を厚くするのを助け、妊娠の維持に関わる働きもあります。

プロゲステロンも月経前後で増減しており、基礎体温の上昇や乳腺の発達、食欲の増進にも関わっています。

妊娠の兆候にはどんなものがある?

hCGホルモン、エストロゲン、プロゲステロンが増えることにより、女性の体は大きく変わります。しかし妊娠の兆候は、体調不良と似ているものもあります。

妊娠初期は薬を飲むのは避けなければいけませんが、妊娠の兆候を「風邪かな?」と考えてしまうと、薬を飲んでしまうこともあるかもしれません。

そうならないためにも、妊娠の兆候をしっかり覚えておきましょう。

妊娠の兆候1:出血

月経予定日前後に、整理とはちょっと違うかな?という出血が起こることがあります。これは着床出血といい、受精卵が着床したときに起こることがあるものです。

着床出血はある人とない人がおり、出血の量もさまざまです。ほんのちょっとという人もいれば、月経と同じくらい出る人もいます。出血の色についてもピンクだったり茶色だったりと人それぞれです。

妊娠の兆候2:胸の張り

エストロゲンとプロゲステロンの働きで、乳腺が発達してきます。その影響で胸が張ってきたり、場合によっては痛みを感じたりします。

エストロゲンとプロゲステロンは月経前にも増加するため、月経の兆候とはっきりした区別はつきません。しかし後述する月経の遅れと重なった場合は、妊娠している可能性が出てきます。

妊娠の兆候3:体のほてり

妊娠が成立すると増加するプロゲステロンの働きで、基礎体温が上がります。そのため、体にほてりを感じることがあります。体温の上昇具合は人それぞれで、熱っぽいと感じる方もいるかもしれません。

通常は月経が始まると、基礎体温が下がります。月経が遅れていて基礎体温が長い期間が続いたら、妊娠の可能性があります。風邪による発熱と間違えやすいので、妊活中の方は気をつけてください。

妊娠の兆候4:倦怠感と眠け

hCGホルモンが増加する影響で、体がだるくなったり眠けを感じたりします。妊娠初期によく見られる兆候のひとつですが、これも風邪と間違えやすいです。

風邪ではなくても、無理に動くのは良くありません。妊活中の方は薬を控えて、体をゆっくり休めるようにしてください。

妊娠の兆候5:月経の遅れ

妊娠の兆候として、おそらくもっとも有名なのが月経の遅れでしょう。エストロゲンとプロゲステロンの働きで厚くなった子宮内膜は、着床しなければ体外に排出されます。これが月経です。

妊娠が成立すると、厚くなった子宮内膜は受精卵を守り、育てるためにさらに厚くなります。このために月経が来なくなります。

規則的に月経が来る方にはわかりやすい兆候ですが、不規則な方は遅れに気づきにくくなります。他に妊娠の兆候がないか、確認してみるようにしましょう。

妊娠の兆候いろいろ

紹介してきた以外にも、お腹の張りや腰痛・頭痛、鼻水の量が増えるなどがあります。体調不良と勘違いしやすい症状が多いのが特徴です。

妊活中はできるだけ薬を飲むのは控えて、とにかく安静にしましょう。長く症状が続くようであれば、妊娠検査薬の使用や産婦人科の受診を検討してください。

妊娠の兆候が現れたら、安静を第一に

妊娠初期は、食事や薬など気をつけなければいけないことがたくさんあります。そのうえ、妊娠の兆候は風邪と間違えやすいものが多いです。

妊活中の方や心当たりがある方は、体調変化に気を配ってください。妊娠の兆候が現れたら、とにかく安静にすることが第一です。

ママになるのはとても大変なことで、辛いことや苦しいことも多くあると思います。でも生まれてきた赤ちゃんを見ると、そんな苦労も吹っ飛んでしまうくらい可愛いものです。

体に気をつけて、良いマタニティライフを送ってくださいね。

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