2人目がなかなか授からない?2人目妊活とは。

1人目を出産して育児が落ち着いてきた2〜3年後。そろそろ2人目が欲しいなと考えているけれど、なかなか授からない…意外と多い2人目不妊。

本記事では、不妊について解説するとともに、2人目不妊の場合、どのように治療に望めば良いのかをご紹介していきます。2人目を考えている人、2人目妊活中の人は必見です。

不妊っていったい何?

不妊とは「不妊症」という症候群で、原因など関係なしに「子どもを授かることができない」症状を言います。1人目はすぐに授かれても、2人目がなかなか授からない場合、2人目不妊とも呼ばれることもあります。

ここでは不妊症とはいったいどのようなことかを解説していきます。

1年たっても授からない

一般的に、妊娠を望む健康な男女が、避妊せずに性交しているにもかかわらず、1年経っても妊娠に至らないことを不妊症と言います。

不妊症に悩むカップルは10人に1人と言われますが、近年の結婚年齢が上昇していることもあり、実際はもっと多くいると言われています。

不妊症の原因は?

女性側に原因がある場合だけでなく、男性側が原因の場合、また両者の場合も考えられます。また年齢が高くなれば、原因不明の不妊症ということも考えられます。

女性側の原因として

排卵がない場合

 月経不順であるときは、排卵がない場合があります。

 また月経はあっても排卵していないことも考えられます。

卵管に異常が見られる場合

 卵管が詰まっている。

 子宮内膜症などの卵管周辺の癒着が見られる。

免疫が原因の場合

 精子を攻撃してしまう抗体を持っている。

子宮が原因の場合

 子宮筋腫である。

 子宮の血流などが悪い。

年齢によるもの

 

男性側の原因として

精子を作り出すことができない場合

 精子の数が少ない、運動量、数が少ないことがあります。

性交で射精できない場合

 糖尿病などが原因であったり、ストレスが原因だったりします。

年齢によるもの

 女性よりは関係しないと言われますが、男性の場合、35歳がピークだと言われます。

 

これらに該当しない原因不明ということも考えられます。

2人目不妊の場合、1人目はすぐにできたのにどうして?という人もいます。

1人目の育児で知らない間のストレスが原因ということも少なくありません。

「不妊症」なのかも…思うと不安がでてきますが、夫婦ともに体を調べることで不安を解消でき、健康であることを確認できた上で、家族計画をたてやすくなります。

不妊症の検査って?

不妊症であるかを調べるために必要な基本的な検査のことを6大基本検査と言います。

・基礎体温

・一般精液検査(男性の検査)

・頸管粘液検査

・フーナーテスト

・子宮卵管造影

・経膣超音波検査

基礎体温を測って排卵の有無や黄体機能の異常などを見つけることができ、一般的に不妊症の相談をしにいき最初に基礎体温を聞かれることが多いです。ただし、女性の年齢が高齢(35歳以上)の場合は、基礎体温は重視せず、他の検査から進む場合もあります。

これらの検査を受けた上で不妊治療の方向性を決めていくのが基本になります。

病気と不妊症の違い

病気の場合、体に痛みなどを伴い、検査をして原因を追求し、それに伴った治療を行うことができます。

不妊症の場合は、痛みを伴うこともなく、原因も特にないという場合も多くあります。そのため検査では異常がなく、どこかで不妊の原因があったとしても見つけることができにくいということもあるのです。

治療はどのように進むのか?

不妊症の治療はステップアップ治療といって、徐々に高度な治療へとうつっていき、その間妊娠に至れば、何らかの原因をクリアできたという治療方法をとっている人が多いです。

例えば、最初はタイミング治療を半年ほど行い、妊娠しなければ人工授精→体外授精→顕微授精と進みます。

タイミング治療は不妊治療を受ける人それぞれ進み方が違います。一般的に治療をして2年の間に結果がでれば良いとされています。

2人目不妊かも?と思ったら…

1人目が2〜3歳になると周りのママたちが妊娠する、妊娠ラッシュがあります。焦る気持ちがこの妊娠ラッシュによってさらに大きくなりますが、そのことがストレスになってしまうこともあります。

自分が2人目不妊かも?と感じたら、ぜひ一度産婦人科、不妊治療クリニックで相談することをオススメします。

パパと話合いは重要

2人目ができにくいのかも…と思った場合、まず夫婦でたくさん話し合いをしましょう。男性の考えと女性の考えでは全く違っていることもあります。夫婦でしか話ができないようなデリケートな悩みも話できます。

しっかり夫婦で話をし、産婦人科へいくべきなのか今後の方向性を同じにすることが、お互い協力するにも、ストレスを1人で抱え込まないためにも大切なことになります。

お友だちにも相談

デリケートな相談ですが、話を聞いてもらえそうなお友だち、ママ友がいればぜひ相談してみることも1つです。2人目不妊は上の子どもを一緒に病院に連れて行けないことも多くあります。

一緒に子どもを見てくれそうなママ友に相談しておくと何か急なことで病院に向かわないといけない場合に助けてもらえます。また、自分の両親に話がしやすい場合は、相談することも大切です。

1人目の不妊とは違って、上の子を預けて治療に向かえるようにするには誰かに頼ることも必要になってきます。

2人目妊活がスムーズにすすむように

2人目が欲しいと思ったとき、夫婦でしっかり話し合いし、家族計画について再度確認し合うことが大事です。周りの2人目ラッシュなどで知らない間にストレスを感じてしまい、それが原因で不妊症になっていることもあります。

夫婦で2人目計画をして1年経っても妊娠に至らない場合は、産婦人科や不妊治療クリニックに相談してみることをオススメします。2人目妊活をスムーズにすすめるためには夫婦で協力し合うことや、ストレスをためない環境づくり、不妊症についての知識を持つことなどが重要なのかもしれません。

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