赤ちゃんとの生活に慣れてくると、ずっと2人切りでいるのが辛くなってきませんか?
「育児の悩み、愚痴を話せる友人がいたら」
「一緒にリフレッシュしたり、楽しい時間を過ごせる友人がいたら」
と、ママ友作りについて考え始める人もいるのではないでしょうか。
ですがテレビドラマなどで見るママ友は、めんどくさい、怖い、大変そう!そんなイメージですよね。
そんなことならママ友はいないほうが良いのかも!?と、思ってしまうこともあるでしょう。
でもママ友と上手に付き合うか、付き合わないかはあなた次第です。
ここではママ友との疲れない、上手な付き合い方についてご紹介します。
ママ友付き合いでありがちなトラブル
ママ友ってどんな関係なんだろう。トラブルってどんなものがあるんだろう。
そんなママに、ママ友トラブルを参考にして作られた本や、ドラマをご紹介します。
ママ友がこわい
「卒業したと思ったスクールカーストが、ママになったらまた再開」
はじめて仲良くなった幼稚園ママとの、「ママ友トラブル」からストーリーははじまる。
親友だと思っていたママ友の心境の変化で、2人の関係は崩れ去っていく。
「ママであることは楽しくて幸せなはずなのに、なんでこんなに孤独で不安でしんどいの?」
子育てママたちが抱える心の闇とママ友トラブルを描いた、コミックエッセイ。
ママ友トラブルってこんな些細なことからなんだと、感じさせてくれる1冊です。
ママ友がこわい 子どもが同学年という小さな絶望 (コミックエッセイ)
名前をなくした女神
「ようこそ、ママ友地獄へ。」
小学校受験に挑戦する、5人のママ友の複雑な人間関係が描かれているドラマ。
お受験を軸に繰り広げられる、カースト、嫉妬、ウワサ、裏切り、そして友情。
主人公の家族思いなところや、友達思いのところ、そして誰にも媚びないまっすぐな姿が、これからママ友付き合いを始めるママの参考になると思います。
最初はママ友って怖い!という印象が強いですが、最後はタイトルの「名前をなくした女神」の意味に共感するかも。
マザー・ゲーム~彼女たちの階級
「この、小さな世界のルールを破れ」
名門幼稚園と呼ばれる、教育熱心な母親が集まる幼稚園が舞台!
その幼稚園に入園することになった、貧乏なシングルマザーが主人公。
そんな主人公が、セレブママたちの考えを変えていくストーリー。
ママ友付き合いのお話としては珍しく、心が温まる場面があったり、涙する場面があったり、元気がもらえる作品です。
「ママ友付き合いも悪くはないな」と思うかも。
そもそもママ友はいるのか?
ドラマや本であるようなママ友トラブルが怖いから、ママ友はいらない!
そう思う人も、多いのではないでしょうか。
ですがママ友付き合いは、悪いことばかりではありません。最初はママ友だったけど、今では親友になったという先輩ママも多いのです。
ここではママ友がいるメリット、デメリットをご紹介します。
ママ友がいるメリット
育児の悩みに共感してもらえる。
育児の相談ができる。
子ども同士を、遊ばせることができる。
園や学校の行事で、ボッチにならない。
子ども関係のわからないことを聞ける。
ママ友関係が良好なら、純粋にママ友と楽しい時間を過ごすことができます。
独身の時との友達とは違い、同じくらいの子どもがいたり、環境が似ていたりと、お互いに共感しあえることも多いはず。
たくさんおしゃべりすることで、ストレス発散にもなるでしょう!
そんなママ友とは子育てがひと段落したあとも、一生の友達になれそうですよね。
ママ友がいるデメリット
いじめやカースト、嫉妬など、トラブルは実在する。
自分の時間を奪われる。
ママがトラブルになると、子どもが心配になる。
メリットよりもデメリットのほうが、少ない結果となりました。
ですが1つ1つが重く、避けたいところ。
ママ友との関係が良好でないと、おしゃべりをしていても「無駄な時間だな」「どうでもいいな」と感じるママも多いようです。
それならば自分一人の時間を有効に過ごしたり、家族との時間を楽しんだ方がよいという声もありました。
またトラブルになると一番怖いのが、子どもに影響が出ないかということ。
ママ友トラブルになったら、子供まで仲間はずれにされるようになったという経験談もありました。
ママ友がいないメリット
ママ友トラブルに関わることがない。
無駄な時間や、出費が抑えられる。
子どもの園や学校行事で、子どもを見ることに集中できる。
ママ友が「いない」ことにも、メリットとデメリットがあります。
最大のメリットは、トラブルに関わらなくて済むことですね。
そして参加したくないママ友との集まりに割く、時間やランチ代などがなくなります。
また園での行事の際には、ママ友を気にせずに子どもの発表に集中できることもメリットですね。
ママ友がいないデメリット
園や学校のわからない事を聞く人がいない。
子育ての悩みを夫以外の人に話せない。
園や学校以外でも仲良しのグループに、子どもが参加しづらい。
ママ友がいないデメリットとしては、園や学校のことでわからないことがあったときに、気軽に聞ける人がいないということ。
先生に聞きにくいことも、ママ友になら聞くことができますね。
また夫以外の人に悩みを聞いてもらいたいときに、聞いてくれる人がいないとストレスが溜まるかもしれませんね。
また子どもがお友達から「こないだ○○ちゃんとおでかけした」「○○ちゃんとおうちで遊だ」と聞いてしまうと、悲しい気持ちになってしまうこともあるようです。
とはいえそれも小学校低学年までで、高学年になれば子ども同士で約束をし、遊ぶようになるので影響はなくなってくるでしょう。
ママ友付き合いで大事なポイント
ここまでメリットやデメリットをあげましたが、「良好な関係なら、楽しくお付き合いできるのでは?」と感じた方も多いのではないでしょうか。その通りです。
上手に付き合えばお互いを助け合ったり、共感し合ったり、頼れる存在になるでしょう。
ここではそんなママ友付き合いで、大事なポイントについてご紹介します。
踏み込み過ぎる会話はしない
ママ友付き合いで1番大切なのは、お互いの「家庭」や「子どものこと」に踏み込み過ぎないこと。
例えば、
年収
仕事
成績
習い事
夫婦の事
などなど。
それまでは良好な関係だったのに、仲良くなって踏み込んだ話をするようになってから関係が悪化した!というケースがとても多いのです。
特に子どもが小さなうちはママ友関係が悪化すると、子どもにも影響がでないか心配になるもの。
それを避けるためにも、踏み込んだ話はしない・聞かないようにしましょう。
カーストに参加しない
ママ友の間でありがちなのが、カースト。
カーストとは本来、歴史的に形成された身分制度のことを意味していましたが、今では人間関係の格付けのようなものになりました。
上位の者が下位の者を軽んじる傾向があったりと、良いことでは決してありません。
巻き込まれない為には、自分がまず参加しないこと。
自分が見栄を張る、自慢をするなどのマウンティング行為をしないことです。
相手を見下したり、張り合ったりしないことも大事です。
我が子が褒められたときは素直に『ありがとうございます。』のみを、さらっと伝えましょう。
謙遜のし過ぎは誰かを傷つける、ということも忘れないで。
食事会などの集まりは慎重に
ママ友の集まりには一度参加すると、何度も誘われる傾向にあるようです。
それが心から楽しい集まりなのなら、ママのリフレッシュにもなり良いですね!
ですがもともと複数で集まってお話をしたり、遊んだりするのが好きじゃないという方は慎重に参加しましょう。
ママ友はママ友でしかないということ
まず最初に心に留めておきたいのは「ママ友はママ友でしかない」ということ。
もちろんママ友から、親友になることもあります!
お互いを高めあっていける、良い関係になれることも。
ですがトラブルも多くある、ということを忘れないで。
上手に付き合えば頼もしい存在に
いかがでしたか?
ママ友は上手な付き合い方さえわかっていれば、頼もしい存在になります。
実際に嫁いだ先や転勤した先に、自分の親や友達がいないというママには、心強い存在でもあるのです。
そして育児を一緒に楽しめる友人がいるというのは、ママにとって嬉しいことですよね。
ですが独身時代の友達関係とは違うということを忘れずに、お付き合いできるといいですね。
やっぱりママ友付き合いは苦手なだなと感じた人は、無理して作る必要もありません。
ママ友付き合いで大事なポイントが、お役に立てば幸いです!