一人目は自然に任せて妊娠したけど、二人目はなかなか授からない、という「二人目不妊」を経験した人も少なくありません。
もし自分が二人目不妊だったら、と考えると、早めに二人目の妊活に進んだほうがいいのかな?と考える人もいると思います。
ここでは将来的に二人目の赤ちゃんを計画している人のために、二人目妊活はいつから始めればいいのか、どのくらいの期間授からなければ次のステップに進むべきか、二人目妊活のポイントをご紹介します。
二人目の妊活はいつから始める?
二人目の妊活を意識していても、上の子がいるといつから妊活をスタートするべきなのか迷っている、という人も少なくありません。
なんとなく後回しにしてしまって、気が付いたら何年も二人目に恵まれない、ということにならないためにも、適した時期から二人目妊活を始めたいですよね!
ここでは二人目妊活をいつから始めるべきか、おすすめの時期について見ていきましょう。
生理が再開してから
妊娠中は生理がストップし、産後いつどのタイミングで生理が再開するかは個人差があります。
授乳中は排卵が起こりにくいといわれていますが、中には完全母乳でも産後2ヶ月ほどで生理が再開する人も。
まずは生理が再開したことを確認してから、二人目妊活を始めましょう。
しかし、あまりに早すぎる二人目の妊娠は、体への負担が大きくあまりおすすめはできません。
特に上の子に授乳をしている場合、授乳が子宮の収縮を促してしまうことがあるのです。
なので、二人目の妊活は上の子の授乳が終わったころから考えるといいかもしれません。
年齢が気になる人は早めにスタートしてもOK
妊娠のしやすさは、実は年齢とも大きく関係があると考えられています。
肌や体と同じように、卵子や精子も年齢とともに老化を迎え、若い時と比べると妊娠しにくくなるのが事実。
さらに近年では30代で結婚・一人目出産というケースが増えており、二人目を考えた時には30代後半から40代という人も増えています。
年齢が気になる、特に女性の年齢が35歳以上の場合は、一人目を出産した後なるべく早く二人目の妊活を意識するといいでしょう。
二人目不妊といわれる期間と原因
一人目は自然に妊娠したのに、二人目はなかなか授からないという人は多く、そこにはさまざまな原因があると考えられています。
二人目妊活を頑張っているけどなかなか授からない場合、どのくらいの期間授からなければ不妊というのか、その点も気になるところです。
ここでは二人目不妊といわれる期間と原因についてみていきましょう。
妊活を始めて半年経っても授からなければ次のステップへ
一人目の妊娠では、妊活を始めてから1年授からない場合に、次のステップに進んだほうが良いといわれています。
二人目の場合は一人目のときよりも短く、タイミングを合わせるなどの妊活を始めてから半年授からなければ、かかりつけの産婦人科に相談するのが好ましいとされています。
まずは半年、パートナーと一緒にタイミングを合わせるなど、妊活を進めてみてくださいね。
加齢による卵子や精子の質の低下がひとつの要因
二人目不妊の大きな原因と考えられるのが、年齢による卵子や精子の老化です。
卵子の老化が二人目不妊の原因と考えられがちですが、精子にも年齢による老化が認められています。
若い時に比べると精子の運動率や濃度が低下しているため、男性による原因も考えられます。
まずは二人でクリニックに出向き、健康状態のチェックをしてみるのもいいかもしれませんね。
多忙によりタイミングが取りにくいことも不妊につながる
もうひとつの理由が、タイミングがきちんと合わせられないことです。
新婚のときに比べて性的欲求が減ってしまうこと、子育てや仕事が忙しく、以前に比べて性行為が減ってしまうことはとても自然なことです。
タイミングを合わせようと思っても、思うようにいかずに結果妊娠につながらない、というのはよくあることです。
単純に性行為が減ったこと、タイミングが合っていなかったことが、なかなか授からない原因といえるでしょう。
二人目の妊活で気を付けたいポイント
二人目の妊活は、一人目の妊活とはちょっと状況が違います。
上の子のお世話もありますし、もしかしたら職場復帰などを考えているという女性もいるかもしれませんね。
家庭環境もそうですが、女性の体の問題もあるでしょう。
ここでは二人目の妊活で不安を抱えている人のために、二人目の妊活で気を付けたいポイントをご紹介します。
産後すぐは体調を見て
女性は出産や子育てなど、年齢が気になるという人も少なくありません。
年齢が気になるからといって、産後すぐに二人目の妊活、そして妊娠出産というのは、体への負担が大きすぎます。
産後、体が元の状態に戻るには早くても数ヶ月かかるといわれていて、産後数ヶ月はできるだけ体を休めることが大切です。
年子で出産を考えている場合、かかりつけ医に相談して妊活を始めてみてくださいね。
予期せぬ妊娠は避けよう
二人目が欲しいと思っていても、少し間を開けたいと考えている人もいるかもしれませんね。
そう思っていても、パートナーときちんと話し合っておかないと、予期せぬ妊娠をしてしまうことも。
産後生理が再開していなくても、排卵が先に起こり、そのタイミングで性行為があれば妊娠する可能性もあります。
生理が再開する前に二人目の妊娠をする人もいるので、最低でもどのくらいの期間を開けたいのか、きちんと話し合っておきましょう。
二人目妊活はパートナーとよく相談してから始めよう
二人目はなかなか授からないという人も多く、早めに妊活をスタートさせたいと考えている夫婦も少なくありません。
妊活はどちらか一方だけがするものではなく、夫婦二人で方向性をきちんと話し合い、同じ考えのもと行うものです。
二人目はいつ頃欲しいのか、いつ頃から妊活をスタートするのかなど、具体的に相談して、二人で妊活に取り組んでみてくださいね。
妊活をスタートして半年を過ぎてもなかなか二人目を授からなければ、クリニックに相談し、次のステップに進むことも視野に入れておきましょう。