【生後2週間】体重や母乳・ミルクの量など赤ちゃんの特徴

入院しているときは赤ちゃんはよく寝ることが多く、退院してからもがんばれそう! と思うのですが、いざ退院して1週間ほど経つと、泣いてばかりいたり寝てくれなかったりと、育児の大変さを実感します。

この時期がちょうど生後2週間くらい。「ミルクやおっぱいの量は足りているかな」「体重の増え方は問題ないかな」など、気になることも増えてくるでしょう。

ここでは生後2週間の赤ちゃんの特徴を詳しくご紹介します!

生後2週間の赤ちゃんの特徴

生後2週間というと、退院してから約1週間ほど経った頃で、ママはもちろん赤ちゃんも新しい環境に慣れようとがんばっている時期。

入院中はよく寝ていた赤ちゃんも、ぐずりが増えたりおっぱいをよく欲しがったりと、退院してから違いが見えてくることもありますよね。

ほかの赤ちゃんはどんな様子なのか、成長は順調なのか、気になることも増えると思います。

ここでは生後2週間の赤ちゃんの特徴について見ていきましょう。

生後2週間の赤ちゃんの体重

まず気になるのは生後2週間ころの赤ちゃんの体重です。

生まれた時の体重は個人差があるため、一概に「生後2週間の赤ちゃんは〇kg」とはいえませんが、多くの赤ちゃんは1ヶ月健診までに約1kg体重が増えるといわれています。

生後2週間くらいだと、1日に30gから40g程度の体重増加が好ましいでしょう。

3,000gほどで生まれた赤ちゃんなら、400gから600gくらい体重が増えていればまず問題はありません。

とはいえ体重の増加も体質など個人差があるため、あまり増えていなくても、よく飲みよく寝ていれば1ヶ月健診まで様子を見て大丈夫です。

生後2週間の赤ちゃんの母乳・ミルクの量と授乳間隔

生後2週間の赤ちゃんのおっぱいやミルクの量も気になります。

母乳の場合は、赤ちゃんが欲しがった時に飲みたいだけ与えてOKです。

この時期はまだ母乳量も安定していないため、たくさん飲ませて母乳の出を促してくださいね。

目安としては、1日に8回から10回授乳しましょう。

ミルクの場合は、体重1kgあたり約20mlが目安になります。

体重が3,000g程度なら60mlから100mlほどを用意し、様子を見ながら与えます。

授乳間隔は3時間おきを目安に6回から8回ほどが目安ですが、赤ちゃんが欲しがったら10ml程度飲ませて様子を見ても構いません。

生後2週間の赤ちゃんの睡眠時間

生後2週間の赤ちゃんは、起きている時間よりもまだまだ寝ている時間のほうが長いのが一般的です。

授乳のとき以外は寝て過ごすのが基本。

昼夜の感覚がないため、まとめて数時間寝るようになるのはもう少し先です。

昼や夜など時間に関係なく、2時間から4時間おきに起きて授乳をし、また眠るという生活が続きます。

1日の合計睡眠時間は16時間から20時間ほどです。

生後2週間くらいに訪れる「スパート期」って知ってる?

赤ちゃんが急激に成長する時期のことを「スパート期」と呼ぶことがあります。

生まれてから何度かこのスパート期があるといわれているのですが、最初のスパート期が生後2週間から3週間のころにくる赤ちゃんが多いのだとか。

「スパート期って何?」と思っている人のために、ここでは赤ちゃんのスパート期についてご紹介します。

生後2週間から3週間ころが最初のスパート期

スパート期とは、急激に体重や身長が伸び成長する時期のことをいいます。

生後2週間から3週間ころに最初のスパート期を迎える赤ちゃんが多く、実に3人に1人の赤ちゃんがスパート期を経験しているのだとか!

なんだか急に重くなった気がする、退院した時よりもひとまわり大きくなった気がする、と感じたら、スパート期に突入しているかもしれませんね。

これは決していけないことではなく、そういう時期なんだと考えるのがポイント。

体重が急増したからといって、授乳量を減らしたり授乳間隔をあけたりしないようにしてくださいね。

授乳間隔が短くなったり飲む量が増えたりする

スパート期に入ると、いつもの授乳量では満足しなくなり、もっと飲みたいと泣いたり授乳間隔が開いていないのにおなかが空いたとアピールするようになります。

これは活動量が増えていることによる反動なので、赤ちゃんのペースに合わせて授乳することが大切です。

あまりにも飲みすぎる場合や、授乳間隔が1時間ほどしか開いていないのにたくさん飲む場合は、おなかに負担がかかることもあるため、医師に相談してみてください。

起きている時間が長くなることも

生後2週間ころの赤ちゃんの成長は目まぐるしく、昨日は見せなかった動きを見せてくれることも

まだまだ寝ている時間が多い時期ではありますが、スパート期に入ると活動量がぐっと増え、起きている時間が長くなったように感じることも珍しくありません。

なかなか寝ないとヤキモキせず、赤ちゃんがぐずらずに起きているならそのまま様子を見てOKです。

話しかけたり抱っこしたり、コミュニケーションを取る時間にするといいでしょう。

赤ちゃんのお世話ができるように産後のママはゆっくり休んで

生後2週間は、ママも慣れない育児にがんばっている時期で、疲れもピークになりがちです。

授乳やおむつ交換、着替えやお風呂など、赤ちゃんのお世話は夫婦で分担し、産後のママが十分に休める環境を整えてあげることも大切。

生後2週間=産後2週間。

まだまだママの体力は完全に回復していないので、赤ちゃんが寝ているときはゆっくり休み、赤ちゃんが泣いたらお世話ができるよう、無理せず過ごしてくださいね!

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