お酒が大好きな人にとって、お酒を控えるのはストレスにもなりやすく、なかなか簡単にはやめられません。
しかし妊活中の人にとっては、お酒を飲んでいいのか迷ってしまいますよね。
妊活中にお酒を飲むと妊娠しにくくなるなどといわれることもあり、ますます気になります。
ここではそんな妊活とお酒の関係について、わかりやすくご紹介します。
妊活中のお酒はNG?それともOK?
妊娠中は赤ちゃんの発育にもかかわるため、飲酒は避けたほうが良いということは広く知られています。
しかし妊活中は、まだ妊娠前。妊娠していないのだから、妊活中はお酒を飲んでも問題ない、と考える人もいるでしょう。
とはいえ妊娠を望んでいるなら飲まないほうがいいのかも、と迷ってしまいますよね。
ここでは妊活中のお酒についてご紹介します。
妊娠したいならお酒は避けたほうがベター
妊活中は、体温を測ったり食事に気を使ったり、妊娠を目指して体調管理に取り組んでいる人が多いと思います。
いつ妊娠してもいいように、体のメンテナンスに気を使っている人もいるでしょう。
もし妊娠したら、お酒はすぐにやめなければいけません。
遅かれ早かれやめるものですから、妊活中からお酒を断っておくことはとても良いことです。
妊娠がわかったときに「昨日までお酒を飲んでいた!」と不安にならずに済みますね。
お付き合いなどで飲む機会もあると思いますが、その時は臨機応変にたしなむ程度の飲酒をするように心がけるといいでしょう。
1週間に13杯までというデータも
日本では妊活とお酒に関するデータはほとんどないのですが、デンマークのデータでは妊娠前の飲酒量と妊娠率に関するデータが発表されています。
お酒を全く飲まない人と週に4~13杯の飲酒をする人の妊娠率を比べると、全く飲まない人のほうが1%高くなり、週に14杯以上飲む人は妊娠率が18%低かった、という内容です。
このデータから、週に13杯までなら妊娠にはさほど影響はない、と考えられます。
しかし、妊活中、特に排卵期には飲酒を避けるべきという見解を示す研究者もいるようです。
不妊治療に進んでいる人は禁酒を心がけて
妊活からステップアップして、不妊治療に進んでいる人もいるでしょう。
適度な飲酒であればほとんど問題はありませんが、過剰な飲酒は不妊治療の妨げになってしまうことも。
特に女性のアルコール摂取は量が増えれば増えるほど、妊娠率の低下や卵子の回収率の低下、流産リスクのアップにつながるといわれています。
不妊治療中の飲酒に関しては、主治医に相談してみるのもひとつの方法です。
とはいえ、ストレスも妊活中には大敵です。
お酒も1日1杯など量や頻度を決め、ストレスが溜まらない程度にセーブするのが好ましいです。
妊活中は男性もお酒は飲まないほうがいい?
妊活というと女性のイメージが強いですが、最近では女性と一緒にパートナーである男性の妊活も注目されています。
今や妊活は女性のものだけでなく、パートナーとともに二人三脚で取り組む大切なこと。
男性は妊活について疎い面もありますが、男性の飲酒が妊娠率に関わっているとしたら……?
女性だけでなく、男性も妊活中のお酒について考えてみませんか?
男性はお酒の影響はほとんどない
現段階では、妊活中の男性がアルコールを摂取することで、妊娠率が変わるというデータは発表されていません。
よほどの量のお酒を毎日飲まなければ、さほど影響はないと考えていいでしょう。
ただし、最近では男性不妊が増えているのも事実で、過剰な飲酒は精子の質を低下させるとのデータも出ています。
妊活中の男性や、精子の運動量が少ないとすでに診断されている男性は、お酒を控えることをおすすめします。
お酒好きの女性に配慮して一緒にセーブしよう
妊活中だからと、お酒が好きでもがんばって禁酒をしている女性も少なくありません。
そのそばで「男はお酒を飲んでも関係ないから」といってお酒を飲まれたら、女性にとってはつらく感じてしまうこともあるでしょう。
妊娠は男性ひとりでも女性ひとりでもできるものではありません。
どちらかが努力をしていたら、それをサポートできるように一緒に取り組めれば、より良い関係が築けるはずです。
女性が妊活のためにお酒を控えると決めたら、パートナーである男性も一緒にお酒を控えるのがおすすめですよ。
妊活中はお酒とともにライフスタイルを見直すとき
妊活中は、自分の体とじっくり向き合うきっかけにもなります。
お酒を控えることで体が健康になっていくことを感じる人もいますし、より前向きに妊活に取り組めるという人もたくさんいらっしゃいます。
お酒だけにこだわらずこれまでのライフスタイルを見直すことで、より充実した妊活ライフを送れるはずです。
お酒の量や頻度に加え、規則正しい生活にもこだわってみましょう。
お酒の頻度や量をチェック
お酒が大好きで、妊活中でもどうしてもやめられないという人は、1回に飲むお酒の量と1週間単位で飲む頻度を決めてみてはいかがでしょう。
妊活中はお酒を飲まないに越したことはないので、無理のない範囲でできるだけ減らしていくことがポイントです。
例えばビールは350ml1缶だけ、ワインはグラスに2杯までというように、具体的に決めておくといいでしょう。
毎日の晩酌が楽しみだという人は、1週間に1度休刊日を設けるところから始めてみてください。
規則正しい生活を心がける
お酒を控えても、暴飲暴食が日常化していたり、睡眠が十分に取れていなかったりすると、妊活に思うような成果が表れないかもしれません。
栄養バランスのいい食事を心がけること、睡眠時間を確保して朝日をしっかり浴びること、適度な運動を取り入れることなど、規則正しい生活を意識してみましょう。
ライフスタイルを見直して、ちょっとだけ良い方向に足を向けるだけで、ほかの部分も良い方向へ向かうことも少なくありません。
規則正しい生活は、妊活だけでなく生活力をアップさせるのにも役立ちますよ。
妊活中はお酒と上手に付き合おう
妊活はこれから赤ちゃんを迎えるために、自分磨きのひとつとして取り組む活動です。
妊活とお酒の具体的な関連性は確立されていませんが、自分でできることを最大限取り組むことで、より自分への自信にもつながるはずです。
妊活のひとつとしてお酒を控えるなら、女性だけで取り組むのではなく、パートナーである男性の協力も不可欠です。
パートナーとともに妊活に取り組むことで、妊娠した時も、そして赤ちゃんが生まれたときも、きっと手を取り合って協力できる関係性ができていきますよ。
無理のない範囲で、お酒を控えてみてはいかがでしょう。
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