【対策あり】ママの産後よくある体調不良の原因は?

出産後、ほとんどのママが体調不良に悩まされます。

出産前はそんなこと一切なかったのに…なんてこともよく聞きます。

本記事では、産後における体調不良の原因といくつかの対策、そして産後の体調不良を乗り切る方法を解説しています。

現在妊娠中、もしくは妊活中の人は必見です。

産後よくある体調不良

ここでは、産後によくある体調不良をいくつかピックアップしています。

合わせて対策も解説していますので、ぜひ参考にしてみてください。

生理痛がひどい

出産前はそこまで辛くなかった生理痛が、出産後なぜかひどくなってしまった…。

ただでさえ私生活に影響を及ぼす生理痛が、さらに強くなるとかなり辛いですよね。

産後のひどい生理痛の原因は、主にホルモンバランスが原因だと言われています。

産後はそのバランスがかなり不安定になってしまい、出産前にはなかった生理痛が強くなったという声も聞きます。

ホルモンバランスが安定するまでは、その状態が続くと思ったほうがいいかもしれません。

それが完全に安定するのは、約4ヶ月後と言われています。

「そんなに待てない!」という人は以下の3つの対策をおこなうと、バランスが改善されるかもしれません。

体を温める

飲酒は避ける

生活習慣の改善

とくに生活習慣の改善は自律神経を整えることができるので、ホルモンバランスを安定させる可能性があります。

そして体を冷やさないことも大切ですので、なるべく適温を保ちながら過ごしましょう。

貧血気味

貧血は産後によくある体調不良です。

生理が再開するので、血が足りなくなるのはもちろん、授乳が貧血に拍車をかけてしまいます。

母乳の中には赤ちゃんの栄養のための鉄分が含まれていますので、赤ちゃんが母乳を飲むことでママの貧血は進行していきます。

赤ちゃんのためなので、仕方ないかもしれませんが、鉄分が不足してしまうと母乳が出なくなる可能性もあるので、鉄分不足は無視できません。

対策としては、鉄分を含む食べ物を摂取するのがいいです。

それと同時にタンパク質ビタミンCを摂取すると、効率よく吸収させることができます。

食欲がない、育児が忙しくて難しいという人はサプリメントから取ることもおすすめです。

赤ちゃんのためにも鉄分不足は避けましょう。

無性にイライラする

産後8週間までのホルモンバランスの乱れによる精神不安定期を、ガルガル期といいます。

症状としては、とにかくイライラします。

気性が荒くなったり、子どもやパパにきつく当たったり、些細なことに敏感になったりと、人それぞれです。

個人差があるので、ガルガル期が長引く人もいれば、すぐに終わる人もいます。

ガルガル期は1ヶ月で安定してくるケースが多いので、まずは1ヶ月間様子を見てみるのもいいかもしれません。

しかし一向に収まる気配もなく、憂鬱感が強くなり感情の起伏が激しくなる人は、うつ病の可能性も考えられますので、専門の機関を受診しましょう。

産後の体調不良を乗り切るには?

ママの産後の体調不良を乗り切るには、やはりパパや家族の手助けが必要不可欠です。

子育てをひとりでおこなうのは大変困難。

周りを頼ることが乗り切るコツです。

パパに頼る

一番身近にいるパパに頼ることが、ママにとっても安心できると思います。

思っていることをお互いに相談するだけでも、心にゆとりが生まれます。

パパは男性ですので、女性の体調面や辛さを体では感じることはできません。

なので、出産後のママのメンタル面や身体的な事情をしっかりと共有することが大切です。

ですが、仕事で忙しくしているパパもいるかと思いますので、お互いがゆっくりできる時間を活用して話し合いをしていきましょう。

お父さんお母さんに頼る

パパに頼るのが難しい場合、自分の親を頼ることも大切です。

ほんとに苦しいときは子育てが安定するまで、実家に帰って心身ともに休ませるのもひとつです。

無理をするとうつ病を加速させてしまので、まずは自分の体を第一に考え、今後どう向き合っていくべきかを選ぶことが重要です。

託児所に頼る

近年、さまざまな理由で子育てを放棄する親が増えています。

放棄する親の多くは、シングルマザーが比較的多いです。

ひとりだとストレス発散も難しいですし、子育てを助け合える人がいないのは、虐待などにもつながってしまう危険性もあります。

誰にも頼れない場合は、託児所という児童福祉施設を利用しましょう。

一時保育が可能で、24時間営業している施設もあります。

どうしても預けなければならない状況になったら、利用してみるのもひとつの手です。

産後の体調不良が起こるまでに準備しておこう

産後の体調不良の強弱は個人差がありますが、ほぼ確実になにかしらの症状は起こります。

今妊娠中の人は「必ず起こるなら仕方ないか」と諦めるのではなく、なにかあったときのために準備をしておきましょう。

備えあれば憂いなしです。

また、パパや家族とも相談を済ませ、いつでも頼れる環境を作っておくこともいいかもしれません。

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