妊娠後期のあれこれ!特に気を付けたい事とは?

妊娠期間というのを言葉で表すなら10月10日と言われる事が多いですが、大きなカテゴリで妊娠期間は主に3つに区切られます。

その3つと言うのが、赤ちゃんが出来たと分かる妊娠初期・安定期に入る妊娠中期・出産が近付く妊娠後期です。

今回の記事では、そろそろ出産も近付いてくる妊娠後期について詳しく紹介していきます。

妊娠後期とは

まずは、妊娠後期と呼ばれる期間やママの体のへんかについて紹介していきたいと思います。

妊娠期間もいよいよ終盤に差し掛かり、赤ちゃんに会えるのも間近に迫ってきました。

妊娠後期には、赤ちゃんも外で生きていく機能が最低限備わってきます。

妊娠後期と呼ばれる時期について紹介していきます。

妊娠8ヶ月(28~31週)

妊娠8ヶ月から、妊娠後期になります。

赤ちゃんはの体重は1,000gを超えて、エコーで顔を見るとハッキリと人間の顔立ちになっているのが分かります。

このころには赤ちゃんの心臓の働きもほぼ整い、外に出る準備も最終段階に入ってきています。

妊娠8ヶ月になったママの体はどのような変化があるでしょうか。

考えられるトラブルは、頻尿や腰痛が1番多い症状と言えます。

お腹が大きくなってきたことで膀胱が圧迫されて頻尿になり、大きくなったお腹を支えるために腰を悪くします。

辛い時は、産婦人科の先生に診てもらいましょう。

妊娠9ヶ月(32~35週)

妊娠9ヶ月になるとママのお腹はますます膨らみます。

この頃の赤ちゃんは、大きい子では2000gを超えてくる子もいるでしょう。

羊水の量も今までで1番ピークを迎えます。羊水は、赤ちゃんを守るために必要なものでお腹のクッション代わりにもなってくれます。

赤ちゃんは、妊娠後期に入ると寝たり起きたりを繰り返すようになり、生まれる頃には睡眠のリズムが安定すると言われています。

妊娠たら9ヶ月のママは、8ヶ月の時から続くマイナートラブルに加えて、食欲不振や呼吸が上手く出来ないなどといった症状に襲われている人も少なくないはずです。

お腹の張りも出てきはじめて、突然の破水などにも注意しておいた方が良さそうです。

妊娠10ヶ月(36~39週)

いよいよ臨月です。

この頃の赤ちゃんは、個人差も出てきますが3000g前後にまで成長しています。

皮下脂肪も付いて丸くふっくらした印象になり、いつ生まれても大丈夫なくらいに成長じした。

妊娠10ヶ月のママは、赤ちゃんの誕生を今か今かと待ちわびている反面、出産に向けての不安と期待で胸がいっぱいになっていると思います。

ママの体は、出産をする為の準備をし始めています。

お腹を圧迫していた子宮が段々と下がっていき、胃痛やもたれに苦しめられていたママさんは解放されることでしょう。

しかし、胃の圧迫が無くなったことから食事の量が増えて体重増加にラストスパートをかける事態になりかねませんので、食事には充分気をつけるようにしましょう。

妊娠後期のマイナートラブル

前項でも少し触れてきましたが、妊娠後期に特に気を付けて頂きたいことがいくつかありますので紹介します。

妊娠中、いつが1番キツくて辛かったと聞いたら妊娠後期が辛かったと答えるママさんが多いのも事実です。

一体、妊娠後期のトラブルとはどういったものでしょうか。

腰痛・頻尿

妊娠後期になると1番多く出てくるトラブルがこの2つです。

尿意を催しても俊敏に動くことが出来ずに、尿漏れを起こしてしまうママも少なくありません。

尿漏れパットを使用したり、水分の摂り方に注意したりして対策をしましょう。

腰痛については致し方ないところがあるのも事実です。なるだけ楽な体勢を見つけて、腰の負担を減らすようにしてください。

眠れない

次によく言われているのが、夜に眠れないということです。原因の一つとなるのがホルモンの分泌です。妊娠後期になると授乳の準備のためにエストロゲンというホルモンが分泌されます。エストロゲンには眠りを浅くする作用もあるために、細切れ睡眠になったりすぐに目覚めてしまったりします。

しかしエストロゲンはストレスから守ってくれる作用もあるので、産後の授乳の準備段階と考えて眠れる時に睡眠をとるようにしましょう。

腹痛や腹部の張り

そして、後期になって感じることの多くなるのが腹痛や腹部の張りです。

腹痛で心配の無いものは前駆陣痛と呼ばれているもので、出産予定日が近付いてくると不規則な子宮の収縮が起こり始めます。前駆陣痛はそのまましばらくすると止まります。

しかしいつもの前駆陣痛かな?と思っているとそのまま本陣痛に繋がるということも十分ありえるので、気にしすぎない程度に気にしておきましょう。

腹部、特に下腹部の張りというのも妊娠後期にはよく見られる症状です。

お腹が大きくなってきて起こる張りや、長時間立ちっぱなしの時にお腹が張るなどして、安静にしていれば落ち着く張りはそこまで心配する必要はありません。

しかし、休んでもなかなか張りがおちつかなかったりいつもと違う感じがする時は迷わずにお医者さんに相談しましょう。

赤ちゃんに会えるのはもうすぐ!

今回は、妊娠後期の色んなことについて紹介しました。

妊娠後期になると、長かった妊婦期間にも終わりが見え始め、早くお腹の赤ちゃんに会いたいとママも期待に胸を膨らませてることだと思います。出産という一大イベントはもうすぐそこです。

妊娠後期、注意すべきことはたくさんありますがあと少しのマタニティライフを笑顔で過ごして、元気な赤ちゃんに会える日を楽しみにしておきましょう!

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