現在妊活中だけどなにから始めたらいいかわからない…どんなことに意識したらいいの?
そう思っているママたちに、ぜひ実践してもらいたいのが「食事で摂る栄養素のバランス」を整えることです。
本記事では、摂っておいたほうがいい栄養素について解説しています。
妊活中のママや、もうすでに妊娠しているママにも読んでほしい内容となっていますので、ぜひ最後まで見ていってください。
妊活中の食事以外で気をつけること
まずは、食事以外で気をつけることを3つ解説していきます。
食事以外にも、気をつけなければいけないことは多くあります。
過度なダイエットをしない
妊娠するとどうしても女性はホルモンバランスにより、体型が変化してしまします。
もちろんお腹に赤ちゃんを宿すので、下腹がぽっこりとしてきます。
なら今のうちに痩せておこうとする人もいますが、それは絶対にNGです。
なぜなら、いざ赤ちゃんができたときに、母体に栄養がなく痩せ細った体では無事に赤ちゃんを産めない可能性があるからです。
妊活にはエネルギーを使うので、炭水化物を抜いたダイエットなどをしてしまうと、エネルギー源が不足してしまいます。
妊娠するとあまり偏った食事ができなくなるので、今のうちにバランスのいい食事を摂る習慣を、身につけておいたほうがいいかもしれません。
お酒・タバコはしない
いうまでもありませんが、お酒とタバコは妊活中NGです。
とくにタバコは百害あって一利なし。
子宮外妊娠のリスク・卵巣機能低下・赤ちゃんの先天性異常など、いいことはまったくありません。
ですがやめられないのが、タバコの怖いところ。不安な方は専門の医師の元へ相談に行きましょう。
また、パパからもらう受動喫煙も気をつけたいところです。
副流煙による受動喫煙は、吸っている側よりも害があると言われていますので、パパは気を配ってあげましょう。
体を冷えさせない
女性に多いとされる冷え性ですが、これが妊活にとっては天敵となります。冷えは手足の血液の巡りを悪くさせ、内臓を冷やしてしまいます。
子宮を冷やしてしまうと、いざ赤ちゃんができても十分に栄養を分け与えることができません。
血の巡りをよくし、栄養をしっかりと赤ちゃんの元へ届ける必要があります。
なので、今からしっかりと体を温める習慣を作ることが大切です。
例えば冷たい物をあまり摂らない、寒い場所に長時間いないなど、内側からも外側からも体を冷やさないようにしましょう。
妊活中の食事で摂取したい栄養素
ここでは、妊活中に食事から摂取したい栄養素について取り上げています。
とくに妊活中に必要とされる栄養素、葉酸・鉄・タンパク質を中心に解説していきます。
鉄
鉄は、血液中の中に含まれる赤血球を作り出す栄養のひとつです。
赤血球は体中に酸素を送る役割があり、これが不足してしまうと赤ちゃんができたときに、十分な酸素を供給することができなくなります。
また、出産には出血が付き物です。鉄が足りていない状態で出産を迎えてしまうと、母体にも悪影響を及ぼしかねません。
出産後の母乳にも鉄が必要不可欠です。
いろんな場面で鉄は消費されますので、かなり大切な栄養素といっても過言ではありません。
葉酸
葉酸は赤ちゃんの脳を作り出すために必要な栄養素です。
赤ちゃんの脳は、妊娠初期には完成していると言われています。
ですので、妊娠してから葉酸を摂取するより、妊娠前の妊活中に葉酸をバランスよく摂ることが重要です。
葉酸の特徴として、水や熱に弱いという性質があります。ですので、調理には向いていないです。
生の食材をそのままいただくのが、一番摂取できるとされています。
主にほうれん草・アスパラガス・納豆・苺に多く含まれています。
タンパク質
タンパク質は、体のほとんどを形成する栄養素といっても過言ではありません。皮膚はもちろん、内臓・血管・骨など、ほぼすべてに必要不可欠です。
妊娠してしまうと、そのタンパク質が普段の量の2倍は必要とされています。
体重が…などと言っている場合ではありません。
タンパク質が不足すると、体中に栄養素を送る機能が低下してしまう恐れもあるので、赤ちゃんに必要な栄養素を送れなくなる可能性もあります。
主に肉や魚に多く含まれるタンパク質ですが、女性にとってはあまり摂りたくないという人もいるでしょう。
妊活中はその気持ちをグッと堪え、赤ちゃんのためだと思い、いつもより多く摂ることを心がけましょう。
妊活の食事はバランスよく
今回は、妊活に必要な栄養素や気をつけることを解説しました。
栄養素を摂取することは大切ですが、重要なのは「バランス」です。
偏った食事だと、赤ちゃんに十分に栄養を届けることはできません。
また、ママの健康面にも問題が生じる可能性もあるので、バランスのいい食事を摂ることが大切です。
今回、栄養素は3つに絞りましたが、ほかにも赤ちゃんに必要な栄養素はさまざまあります。
足りない栄養素を補いつつ、バランスよく摂取することを心がけましょう。