イヤイヤ期は第一次反抗期とも言われており、子育ての第一関門です。そのため、イヤイヤ期のお子様を持つママやパパは悩みを抱えている方が多いようです。
今現在2歳前後の子供がいるご家庭では、イヤイヤ期がいつ終わるのか、接し方があるのかを知りたいと考えているのではないでしょうか。
実はイヤイヤ期真っ最中の子供に対して、頭ごなしにダメだというと逆上してしまうので接し方にはコツが必要です。
そこで今回は
- 2歳のイヤイヤ期はいつまで?
- 2歳のイヤイヤ期にイライラしてしまう
- 2歳のイヤイヤ期の接し方とは?
について詳しく解説していきますので、ぜひ最後までご覧ください。
2歳のイヤイヤ期いつまで?
イヤイヤ期が始まって育児に苦戦する中、いったいいつまで続くのだろうと途方に暮れることもあると思います。
何をするにも時間を取られ、5分で終わることも10分以上かかるなど体力も気力も奪われてしまいます。スムーズに事が進まないのは、かなりストレスがかかってしまうのも当然ですよね。
しかしイヤイヤ期は必ず終わります。
成長の過程のため個人差はありますが、終わる日が来ますのでイヤイヤ期を子供と一緒に乗り切りましょう。
イヤイヤ期はいつから
イヤイヤ期というと2歳から始めるイメージが多いと思います。しかし、2歳になってすぐ始めるという訳ではありません。
成長の過程に欠かせない発達段階のイヤイヤ期ですが、個人差があり何歳から始まると言えません。
2歳前後からと言われていますが、1歳半から始まった子もいれば3歳を過ぎてからの子、イヤイヤ期がない場合もあります。
イヤイヤ期はだいたい3歳まで
イヤイヤ期が始まると、何をするにも時間がかかるし泣かれると益々イライラしてしまうこともありますよね。だからこそ、このイヤイヤ期がいつまで続くのか知りたいと思っているのではないでしょうか。
しかし、これにも個人差があるため、必ず3歳までに終わるとは言い切れないのです。
2歳に始まったイヤイヤ期は3歳には終わると言われていますが、半年後くらいにピタッと終わる子や、数カ月で終わる子、なかには3歳を過ぎても言っている子など様々です。
2歳のイヤイヤ期にイライラしてしまう
毎日さまざまなことにイヤイヤと言われてしまうと、さすがのママもイライラしてしまいますよね。
とてもイライラと過ごして、夜に子供の寝顔を見ると反省し、母親失格だと思うこともあるのではないでしょうか。
しかし、イヤイヤ期に子供とぶつかってイライラとすることは当然のことです。愛情が足りないなどと自分を責めないようにしましょう。
イライラしないコツも紹介しますので、ぜひ参考にしてください。
イヤイヤ期のあるあるを紹介
イヤイヤ期の子どもが目の前で駄々をこねられている時はイライラしてしまうこともありますが、後から思えばクスッと笑えるような出来事などないでしょうか。
そこで下記では、イヤイヤ期の子供がするあるある行動をご紹介します。
- 嫌だと思ったら突然床に寝そべる
- 良かれと思って靴を履かしてあげようとお手伝いしたら自分でやりたくて泣く
- 手伝ったら怒るからと靴下を履くのを見守っていたら出来なくて結局泣く
- エレベーターのボタンをつい押してしまって泣かれる
- 車のスライドドアを開けると自分でしたかったと泣かれる
- 電気付けてと上の子にお願いしたのにやりたかったと泣く
など、他にもご自身が体験したイヤイヤ期のあるある行動があるのではないでしょうか。
当事者はその瞬間にはイラっとしますが後から考えればたいしたことがなく、笑えるようなことが多いはずですよ。
イヤイヤ期にイライラしないコツ
いちいちやることにイライラしてしまうと気持ちが持たないので、イヤイヤ期の子供の相手をするときは1歩引いて見届ける余裕を持つことが大切です。
出かける時間が迫っているのに、靴を履くのも自分でやりたいからと時間をかけているとします。ママの本心で言えば「早く!時間がないよ!」と思うでしょう。
しかし、それを口に出してしまえば、泣き叫んだり靴を履くことを拒否したりと早く出たいのに逆効果になります。
ですので、出かける場合もいつもより5分早く出かける準備をして、子供が靴を頑張って履く時間を5分作ってあげます。5分の余裕は心の余裕にも繋がるので、イライラすることを防ぐことができます。
2歳は自分でしたい・やってみたい!と好奇心旺盛な時期です。
2歳のイヤイヤ期の接し方とは
イヤイヤ期の子供に対する接し方には、コツがあります。
子供に対して、話しかけ方を工夫する必要があるのかと疑問に思うかもしれませんが、我が子もひとりの人間です。
話しかけ方ひとつで、イヤイヤ期を楽しく乗り越えれるのです。
話しかけるコツは
- 子どもの気持ちを理解する
- 待ってあげる
この2点が重要です。
そこで下記ではこの2点について解説しますので、参考にしてください。
子供の気持ちを理解してあげることが大切
大人からすると子供がイヤイヤと言っているのは突拍子もないように思えますが、実は子供からすればきちんと理由があります。
2歳頃の子供は少しずつ話ができるようになって、大人の言葉も理解できるようになるころです。しかし、まだまだ自分の思いを言葉にする力はついていないので、態度やイヤイヤという表現で自分の意思を表しているのです。
ですから、頭ごなしに「ダメ!」と怒ると拒否された・理解してもらえないと感じ余計にイヤイヤと泣き叫ぶという悪循環になります。
そうならないためにも、子供の言った言葉に対し「そうだね」「頑張れ」と理解する姿勢を持つようにしましょう。
子供は受け入れてもらえたという安心感で、イヤイヤという気持ちが薄れていきますよ。
イヤイヤ期は待つことが大切
イヤイヤ期は自我の芽生えでやりたいという欲求を一度持つとそれが叶うまでは言い続けます。これは、止めさせようにも親が止めれることではありません。
できるだけ願いを叶えてあげることがベストですが、どの願いも叶えてあげることはできません。その場合には、共感するような言葉を投げかけて、代替えがききそうであれば代替え案を提示してあげるなどの対策を取りましょう。
また、自分でしたいという欲求にはなるべく待ってあげるようにします。靴を履いたり、服を着たり、ドアを開けるなどの行動は時間が許す限り、納得いくまでやらせてあげましょう。
イヤイヤ期の子供と接する時は共感してあげよう
2歳のイヤイヤ期はいつまで?について解説してきましたがいかがでしょうか。
イヤイヤ期の時期は、好きな物も含め全部が嫌になってしまうので、対応の仕方に悩む親御さんもいると思います。
しかし、話しかけ方ひとつでイヤイヤ期の子供も納得し、穏やかに過ごせるようになります。
まだ2歳だと思って接してしまうかもしれませんが、2歳なりの考えや想いで行動しているので、その思いを組みとって親子で心の成長につなげましょう。