生まれたての赤ちゃんや、よちよち歩きの赤ちゃん期は、公園やショッピングモールで気分転換をさせてあげるのはなかなか難しく、どうすれば良いのか困ってしまいますよね。そういうときに使って頂きたいのが、今回ご紹介している施設です。
この記事では、
0歳~1歳台の赤ちゃんが遊べる場所
0歳~1歳台の赤ちゃんが家以外で遊ぶメリット
この2点についてご紹介していきたいと思います。
ぜひ参考にして頂き、赤ちゃんとママが「楽しい!」と思える毎日を過ごしてくださいね。
0歳~1歳台の赤ちゃんが遊べる場所
0歳~1歳の赤ちゃんは、まだ公園で遊ぶことができないので、赤ちゃんが遊びやすい施設へ連れて行ってあげることになります。実は日本には、赤ちゃん期でも思いきり遊べる施設がたくさん存在していますので、毎日異なる施設へ足を運ぶことも可能ですよ。
0歳~1歳の赤ちゃんが遊べる場所は、
子育て支援センター
児童館
地域開催のイベント
主に上記3か所です。
それぞれどういった場所なのか、具体的に見ていきましょう。
子育て支援センター
子育て支援センターは、主に未就園児を対象とした子どもの遊び場です。その中でも、特に6か月~2歳未満の赤ちゃんを持つ家庭の利用が多く、赤ちゃん期の遊び場として先輩ママさんの中で定着している施設になっています。
子育て支援センターは、無料かつ予約なしで遊びに行けるので、急に思い立って遊びに行くことも可能というメリットがあります。しかも、基本的には利用制限もありませんので、毎日訪れても問題ありません。
また、地域の小学校の学童保育室、保育園の子育て支援ルーム、公民館、地域の公共施設などを間借りしているケースがほとんどなので、自宅から通いやすいというメリットもあります。さらに、保健師さんが常駐しているケースが多く、子育てで抱えている疑問点やストレスを、吐き出しやすいというメリットもあります。
児童館
児童館は、厚生労働省が管轄している18歳未満の児童が利用できる施設です。とはいえ、学校のある平日の午前中は未就園児の貸し切り状態ですので、大きい子どもの危険な遊びに巻き込まれる心配なく、赤ちゃんを開放してあげられる場所になっています。
児童館は、最高で18歳の児童が訪れても満足できるよう、ボール遊びができる体育館や楽器の使用ができる防音室が整備されているのが特徴です。また、規模が大きい施設であれば、児童館外に公園を併設している場合も多く、赤ちゃんが自立して立つようになったら、そちらの公園で遊ばせてあげることも可能でしょう。
子育て支援センター同様、児童館も、無料かつ予約なしで遊びに行ける場所です。また、利用制限は基本的にありません。しかし、18歳未満の児童が一気に集まる場所ですので、平日の午後や休日には、ホールなどの貸し出しに年齢別での時間制限を設けている場合がありますので、そちらにだけ注意しておきましょう。
地域開催のイベント
地域開催のイベントとは、地域の公共施設などで、定期的に赤ちゃん期限定のイベントを行っているケースです。特に、首がすわる前後の赤ちゃんを対象にした「ベビーマッサージ」は、昨今非常に人気のイベントで、早めに予約をしておく必要があります。
また、第一子を子育て中の方におすすめなのが、「離乳食作り体験」です。現在は、さまざまな本やネットから情報を得ることができますが、より細かい部分を知りたい場合は、実際に体験してみるのが手っ取り早いです。作った離乳食は、そのまま赤ちゃんに食べてもらうことも可能ですので、いつもとは違う味の離乳食を食べてもらえる絶好のチャンスですよ。
0歳~1歳の赤ちゃんが家以外で遊ぶメリット
0歳~1歳の赤ちゃんは、まだ自分で何かができるというわけではありません。それであれば、何もわざわざ時間を作って、子育て支援センターや児童館などに足を運ぶメリットはあるの?と思ってしまいますよね。しかし、そこには以下の2点のような非常に大きなメリットが存在しているのです。
赤ちゃんの脳が刺激を受ける
ママのストレスを発散できる
これら2点を詳しく見ていきましょう。
赤ちゃんの脳が刺激を受ける
0歳~1歳の赤ちゃん期には、他者の認識があまりできません。しかし、日々の関わり合いがパパとママだけでは、赤ちゃんも退屈してしまうのです。大人も、毎日同じ人と同じ遊びをしていては、徐々に飽きてしまいますよね。それと同じです。
しかし、同じくらいの赤ちゃんや、少し大きいお兄ちゃんやお姉ちゃんと関わることができる施設に行くことで、赤ちゃんの脳はそれを理解しようと刺激を受けることになります。この刺激こそ、赤ちゃんの成長には欠かせないものなのです。
また、遊び場に行けば、見たことがないものと出会うことになります。それは目の刺激になり、結果として脳が活性化されることにも繋がるのです。
ママのストレスを発散できる
子育てをしていると、思い通りにいかないことが多くあります。それは、赤ちゃんの成長と共に増えていき、「育児本通りにいかない!」「どうしてうちの子だけ?」と思い悩んでしまう場面が、一度は出てくるでしょう。そういうストレスを少しでも和らげてくれるのが、子育て支援センターや児童館です。
知識豊富な保健師さんに相談するも良し、同じくらいの月齢の赤ちゃんを抱えたママに相談するも良し。誰かが自分の気持ちを理解してくれたり、察してくれたりするだけで、気分が和らぐことでしょう。そこで、「よし、もう一度頑張ってみよう!」という気持ちになれるはずです。
自分ひとりで悶々と悩むのではなく、抱えている悩みを誰かに相談して気持ちを楽にすることができるのは、子育て支援センターや児童館、地域のイベントに参加した人にだけ与えられる特権です。
0歳~1歳台の赤ちゃんでも積極的に遊び場へ連れて行ってみよう!
他者との関わりが、あまり上手ではない赤ちゃん期。しかし、赤ちゃんにもっと成長してもらうためにも、ママの日々のストレスや悩みを解消するためにも、予定のない日はぜひ子育て支援センターや児童館、地域で開催されているイベントに足を運んでみることをおすすめします。
我が子のためではなく、ママ自身のために訪れても問題はありません。ママがストレスを抱えてしまっては、赤ちゃんのお世話に影響が出てしまいます。まずは、ママが極力ストレスフリーで子育てに挑めるよう、こういった地域にある施設を大いに活用していきましょう!