0歳の赤ちゃんに「知育」を行うと聞くと、早いのでは?とビックリするかもしれません。
しかし見るもの、聞くものをスポンジのようにどんどん吸収していく時期。
柔軟性もあり、早い段階から知育を行うことで地頭を鍛えることもできるんです!とはいえ0歳の赤ちゃん。取り組みといっても勉強ではなく「遊び」が中心です。
コミュニケーションを取りながら、楽しく知育に取り組んでみませんか?今回は0歳から、おうちでママとできる「知育」をまとめてみました。
赤ちゃんとママが楽しめそうなものから、チャレンジしてみてくださいね!
0歳の赤ちゃんからできる知育遊び
ここでは0歳の赤ちゃんからできる、知育遊びをご紹介します。
この時期は視覚や聴覚が非常に敏感な時期です。
そのため「見る」「聞く」だけで、色々なことを吸収します。
赤ちゃんはママの顔も良く見ています。
取り組みをするときには「楽しいね」「面白いね」などと、赤ちゃんの気持ちなどを言葉に出してあげると良いでしょう。
そして普段から顔を見て、たくさん話しかけてあげてくださいね。
五感を刺激する遊び
五感とは視覚、聴覚、触覚、味覚、嗅覚の5つの感覚こと。
その五感を刺激することで、脳も体もぐんぐん成長していきます。
特別なことをしなくても散歩に出て、色々なものを見たり感じたりするだけでも良いのです。
最近では五感を刺激してくれるおもちゃがたくさん売られています。そのようなおもちゃで一緒に遊ぶのも良いですね。また家にあるものでも充分に遊ぶことができます。
スーパーのビニール袋に、少し空気を入れて結びます。赤ちゃんに渡すとカシャカシャという音に夢中になりますよ。また少し上に投げて、落ちてくるところなどを見せてあげても良いですね。
ビニール袋は赤ちゃんが窒息する可能性があるため、使用するときは必ず目を離さないようにしましょう。
指先を使った遊び
指先を使い脳を刺激することで、思考力や記憶力などの能力が活性化すると言われています。
そのため指先を動かす遊びは、たくさんすると良いでしょう。はじめは掴むだけでもOK!
掴むのが上手になったらタッパーの蓋などに穴をあけ、ペットボトルの蓋や棒状の積み木などを落とす遊びもオススメです。
また積み木を並べたり、積み重ねたりする遊びも良いでしょう。
マジックテープで貼ったり、剥がしたりできるおもちゃ等も良いですね。
歌って手遊びやベビーマッサージ
ママの歌を聞きながら手遊びや、ベビーマッサージをするのも良いでしょう。
歌を聞くことで言語の発達を促したり、音楽とリズム感覚が発達したりもします。
歌は童謡でも、ママの好きな歌でもOK!たくさん聞かせてあげましょう。おすすめの歌は「一本橋こちょこちょ」。
手や体を軽くトントンと叩いたり、軽くつまんだり、階段を昇るように指でトコトコ~。最後はこちょこちょをします。
赤ちゃんが大好きな定番の手遊びです。YouTubeなどにもたくさん動画がありますので、参考にしてみてくださいね。
絵本の読み聞かせ
視覚と聴力の両方を刺激する、絵本の読み聞かせもおすすめです。想像力や言語能力が高まり、感情豊かになる効果があるとも言われています。
赤ちゃんのお気に入りがあれば何度も読み聞かせても良いですし、ママが読んでて楽しい本を選んでも良いですね。
0歳から始められる通信教材ってあるの?
人気の通信教材には、赤ちゃんが夢中になって取り組める仕組みが詰まっています。
また通信教材は教室に通う必要もなく、また通うよりも価格がリーズナブル。
感染症が流行っている時期や、人見知りの赤ちゃんも、おうちでゆっくりと取り組めるため安心です。
ここでは0歳から取り組める、通信教材をご紹介します。
七田式
幼児教室も運営している七田式では、0歳から使える教材がたくさんあります。
中でも人気なのがドッツカード。フラッシュカードと呼ばれるものです。
ドッツとは点のことで、点が描かれたカードを高速でめくって見せることで右脳を活性化させます。
最初は数を読み上げながらドッツカードを見せます。続けるうちに数を数えるのではなく、パット見て「5」「10」「20」など数が認識できるようになります。
大きくなればなるほど数の概念を理解させるのが難しくなりますが、なるべく早くからやることで、エネルギーをかけずに認識できるようになるといった取り組みです。
それ以外にもCDやパズル、おもちゃなどがセットになった通信教材で、1年分を1括で購入します。
1括になると高額に感じるところがネックですが、月に換算すると教室に通うよりは安く設定されています。
こどもちゃれんじbaby
こどもちゃれんじbabyはベネッセが運営する、赤ちゃん向けの通信教材です。
「こどもちゃれんじ」がとても有名なので、一度は見たり聞いたりしたことがあるのではないでしょうか?
こどもちゃれんじbabyは、それぞれの月齢にあったおもちゃや絵本が毎月届きます。
例えば、
うつぶせし手を伸ばせる時期:視覚や聴覚、触覚を刺激するおもちゃ
ハイハイやズリバイ時期:転がしたり追いかけたりできるおもちゃ
手指が使えるようになる時期:貼る剥がすなど、手指を細かく使うおもちゃ
などです。
このように五感だけでなく運動能力を育てたり、指先を動かし自分で出来た!と感じることができる教材が届く所が魅力のひとつです。
Baby Kumon(ベビーくもん)
くもんが運営する「Baby Kumon(ベビーくもん)」。
通信教育とは少し違うタイプになりますが、最初の契約時以外は通塾しなくても可能なのでご紹介したいと思います。
BabyKumonの基本システムは、月1回のBaby Kumonタイム+教材です。
BabyKumonタイムは月1回、通塾・Zoom・電話いずれかの形で先生と面談をします。教材の使い方や、遊び方、個々にあった取り組みの仕方などのアドバイスを受けられます。取り組みに迷ったときには、相談できるのがBaby Kumonの魅力ですね。
月1回受け取る教材には絵本やカード、CDや遊べる冊子などがあります。
料金は月額2,200円とリーズナブルなのも嬉しいですね。
またBaby Kumon卒業後は同じ先生の教室に通塾し学習することもでき、小学校、中学校まで長く見て頂けるというメリットもあります。
親子で楽しく過ごすことが一番大事
いかがでしたか。
0歳から知育は、ママやパパとのコミュニケーションを兼ねた遊びがほとんどです。
そのため「のびのびと育てたい」という方針のママやパパも、抵抗なく行える多いのではないでしょうか?
0歳の赤ちゃんには目に見えるもの、聞こえるもの、感じるものすべてが学習です。
おうちで様々な取り組みをするだけでなく、お外に出てお日様の光に当たり、土や草花に触れてみることも大事な知育になります。
また良く寝て、よく食べて、よく笑うことも大事!そうすることで脳がぐんぐんと育てっていきます。そのため普段から生活には気を付けたいですね。
そして親子で楽しく過ごせることを一番に考え、知育を行ってみてくださいね。