共働きで子育て中のママさん。
- 休日は私も休みたいのに旦那はいつも家でゴロゴロ。何もしてくれない。
- 家事のほとんどは私が担当。もう少し分担してほしい。
などとお悩みではないでしょうか?
今回はそんな悩めるママさん達の子育て負担を激減する方法について、
以下の2つに分けて解説していきます。
①旦那を休日に子育てに参加させる
共働きの子育て負担軽減法その①。
まずは「休日のグータラ夫を子育てに参加させる方法」について解説します。
共働きで子育て中のママさんは休日もゆっくり休むことができません。
特に赤ちゃんが歩き始める頃には目を放していられるのはお昼寝中ぐらいのもの。
そんな苦悩も知らず、リビングでゴロゴロとする旦那様に「イラっ」と来たママさんも多いはず。
ではどのようにすれば旦那さんは子育てに参加してくれるんでしょうか。
何かをさせるのではなく、子供と同じ場所にいてもらう
「今度こそ旦那に子育てを手伝ってもらう!!」
と気合を入れてもなかなか旦那さんはすぐには動いてくれません。まずはとにかく子供の近くにいてもらうことから始めていきましょう。ママさんにとって何よりつらいのは「子供から目を離せないこと」です。
子供は朝から晩まで四六時中歩き回るので、最悪の場合トイレにすらいけないような時もあります。
そんな時に旦那さんが子供のそばにいてくれるだけでママさんの負担はかなり軽減しますよね。
- オムツ替えるのは旦那の担当!
- たまには離乳食作ってよ!
- 週に〇回は寝かしつけやって!
と言いたくなる気持ちは分かりますが、今までろくに子育てに参加してこなかった旦那様はそもそもオムツの替え方すら分からない状態だったりします。
いきなりママさんが当たり前にやっている「子育て術」を旦那さんに強要してしまうと、逆にママさんの負担は増える結果となります。
ですのでまずはとにかく子供の近くにいて様子を見ていてもらうことからスタートすることをおすすめします。
散歩に行かせる
旦那さんに「子供の近くにいてもらうこと」に成功したら、次のステップは子供と2人で散歩に行ってもらうことをお願いしましょう。
例外もありますが男性の大多数が家にじっとしていることが苦痛だったりします。
子供はかわいくても外に出る頻度が激減してしまった旦那さんは少なからずストレスを抱えているのです。
そんな旦那さんにとって、外に出るということはストレスの発散になります。
子供も外で太陽を浴びることで夜しっかりと寝ることができるようになりますし、ママさんは散歩中は自由な時間を満喫することができます。
旦那さんにとってもママさんにとっても子供にとってもいいことばかりの散歩。
是非取り入れてみてください。
旦那さんの子育て参加はスモールステップで!
これまで見てきたように、旦那さんには初めはあまり難しくなく、且つ本人にとってもメリットのある事を手伝ってもらうことを心がけましょう。
普段あまり家事をやっていない旦那さんに急に家事をお願いすることは逆効果であることが多いです。
どんな内容であれママさんの負担が軽減することが最も重要ですので、まずはスモールステップから取り組んでみましょう。
②夫婦の家事分担法
では続いて夫婦の家事の分担法について解説します。
日本人男性の家事参加に対する意識は低いという情報を踏まえたうえで夫婦の家事の最適な分担方法について考えてみましょう。
半分ではなく【一緒にやる】を意識する
上記を踏まえたうえでママさんの家事負担を少しでも減らす方法はママさんの家事に旦那さんを付き合わせることが重要です。
例えば、洗濯であれば「一緒に干す」であったり、干している間「子供を抱っこしておいてもらう」などです。
掃除であればママさんが床の掃除機掛けをしている間に、旦那さんにはソファや布団をコロコロ(両面テープでごみを取るグッズですね)してもらうなど。
「たまには掃除ぐらいやってよ!」
と強要しても多くの旦那さんは動いてくれないか、適当に済ませてしまいママさんが「後処理」をする羽目になります。普段ほとんど家事をやらない旦那さんにはまずは「一緒にやってもらうこと」を心がけましょう。
水回りの家事をお願いする
「一緒」に家事をやることに慣れてきた旦那さんには次のステップとして水回りの仕事(トイレ掃除、お風呂掃除、シンクの掃除など)をお願いしてみましょう。
水回りの仕事は子供を抱っこする機会の多いママさんにとってはできればやりたくない家事であるはずです。
特にトイレ掃除をした後の汚れた状態で子供を抱っこすることには抵抗があるママさんも多いでしょう。
水回りの仕事を旦那さんが担当してくれたとしても、家事負担の割合は5分にはならないかもしれませんが、ママさんにとっては精神的な負担は大幅に軽減するはずです。
家事分担は「量」より「質」で!
これまで見てきたように旦那さんとの家事分担は4割とか5割といった「量」で測るのではなく、ママさんができればやりたくない家事をお願いするという点を意識するようにしましょう。
子育て中のママさんは精神的な負担が非常に大きい状態ですので、やりたくない家事を旦那さんがやってくれるだけでも負担感はかなり減ります。
量にはあまりこだわらずに旦那さんができること、ママさんがやりたくないことという視点で考えてみることをおすすめします。
第一歩は旦那さんの意識改革から!
共働きママさんの子育て負担を激減させる方法。そのために必要なことは旦那さんの意識変革です。
毎日疲労困憊のママさんからすれば「明日からでも旦那に子育てや家事に参加してもらいたい!」
そのように思われるお気持ちは分かります。
ですが、今まで家事・育児に非協力的だった旦那さんに対して、いきなりママさんと同等の家事・育児レベルを求めるのは無理があります。
まずは旦那さんが比較的取り組みやすく簡単にできることからお願いし、少しずつレベルアップを図ることが大切です。
千里の道も一歩から。
ゆっくり時間をかけて旦那さんの意識変革を促していきましょう。