ルイボスティーは、ノンカフェインのドリンクで妊娠しやすい体を目指す妊活中にもおすすめの飲み物のひとつです。
とはいえ、ルイボスティーがどのように妊活に良いのかわからないという人も多いのではないでしょうか。
ルイボスティーが妊活中に良いといわれている理由や、飲む量、おいしい淹れ方など、ルイボスティーについて詳しくご紹介します!
ルイボスティーが妊活に効果的って本当?
ルイボスティーは、マメ科の植物・ルイボスを原料としたお茶です。
赤みのある色をしていますが、その色からは想像できないくらいクセがなく、飲みやすいのが特徴です。
原産国では「不老長寿のお茶」などと呼ばれていて、その効果に期待できそうですよね!
ここではルイボスティー効果と妊活中におすすめの理由をご紹介します。
抗酸化作用が卵子の老化を防ぐ
ルイボスティーには強い抗酸化作用がある成分が多く含まれています。
・フラボノイド
・ポリフェノール
特にこの2つの成分には老化を防ぐ強い抗酸化作用が期待されていて、アンチエイジングなどにも効果的といわれています。
この抗酸化作用は肌だけでなく、卵子の老化を防ぐ効果も期待されているんですよ。
妊活中からルイボスティーを飲むことで、活性酸素による酸化ストレスを軽減し、卵子の質の低下を防ぎます。
血行を促進して冷えを改善
ルイボスティーには、血行を促進したり代謝をアップする成分もたっぷり。
・ルチン
・マグネシウム
ルチンはビタミンCの吸収をサポートし、血流を促進する働きがあります。
全身に効率的に血液を流せるようになるので、冷えを改善する効果が期待できますよ。
マグネシウムは代謝のアップをサポートし、健康的な体作りに役立ちます。
妊活中の冷えは大敵!
ミネラル豊富なルイボスティーを飲むことで、体を内側から温めます。
整腸作用で便秘を解消
腸内環境を整えることは、健康面でも美容面でもプラスに働きます。
ルイボスティーの抗酸化作用により善玉菌が増え、整腸作用が期待できるんですよ。
妊娠すると便秘に悩む人も少なくありません。
妊活中からおなかの調子を整えておくことで、妊娠した後にもおなかのトラブルを減らすことにつながります。
ルイボスティーを飲む量とおいしい淹れ方
抗酸化作用や体を温める作用、整腸作用などが期待されるルイボスティー。
妊活だけでなく体のメンテナンスにも役立つ効果が期待できるので、積極的に飲みたいですよね!
でもどのくらい飲んだらいいのか、たくさん飲みすぎるのは良くないのか、など飲み方や量がわからないという人もいるでしょう。
ここでは1日の目安量とおいしい淹れ方をご紹介します!
妊活中は1日2杯を目安に!
ルイボスティーはノンカフェインで、リラックス効果やむくみ解消なども期待できるので、たくさん飲みたいと思う人もいるかもしれません。
しかし飲みすぎると、利尿作用があるためトイレが近くなったり、整腸作用が働きすぎておなかを壊したりするケースも。
妊活中にルイボスティーを飲むなら、1日にマグカップ2杯程度にしておくのがおすすめです。
カップ2杯くらいだと副作用もほとんど感じずに飲むことができますよ。
ルイボスティーのおいしい淹れ方
手軽に飲めるティーバッグタイプのルイボスティーはとても便利ですが、これではルイボスティーの効果を十分に得られないかも。
おいしくて効果もしっかり得るには、煮出して淹れるのがおすすめです。
【煮出し方法】
1.水1リットルを沸かして沸騰させる
2.5g程度の茶葉を入れて弱火で10分ほど煮出す
3.10分経ったら火を止めて茶葉を取り出したら完成
煮出しで淹れるときは、煮出し専用の茶葉を選んでくださいね。
ルイボスティーの種類と選び方
ルイボスティーが妊活中に良いと知っている人は多いと思いますが、ルイボスティーに種類があることはご存知ですか?
ルイボスティーには2つの種類があり、効果が変わってくるんです。
ルイボスティーならどれでも良いと思って、適当に選んでいてはもったいないですよ!
ここではルイボスティーの種類と、妊活中のルイボスティーの選び方をご紹介します。
種類は大きく分けて2つ
ルイボスティーは大きく分けて、次の2種類があります。
ルイボスティー
グリーンルイボスティー
ルイボスティーはスーパーなどでも気軽に購入できる、いわば一般的なものを指します。
一方グリーンルイボスティーは、同じ茶葉を使っていますが、発酵させずに乾燥させているため、赤みが少ないのが特徴です。
グリーンルイボスティーは生産量が少なく希少なため、価格はやや高め。
ですが、発酵の過程で損なわれがちな栄養素をたっぷりと含んでいるので、より効率的に栄養を摂取できるんですよ。
妊活中はグリーンルイボスティーがおすすめ
妊活中にルイボスティーを飲むなら、グリーンルイボスティーを選ぶことをおすすめします。
グリーンルイボスティーには、一般的なルイボスティーと比べてフラボノイドは10倍以上含まれていて、より高い抗酸化作用が期待できます。
フラボノイドの一種・アスパラチンという成分にいたっては、約81倍という驚異の数値が!
少ない量で豊富な栄養を摂取できるのはうれしいですね。
飲みやすさ重視でフレーバーティーを選んでもOK
ルイボスティーは風味が良くクセも少ないので、比較的飲みやすいお茶です。
しかし人によっては好みの味ではない、と感じることもあるかもしれませんね。そんな時は、フルーツなどとミックスしたフレーバールイボスティーを選んでもいいでしょう。
風味が良くなり、より飲みやすくなりますよ。
ルイボスティーは継続して飲むことが大切です。
毎日でも飲みたいと思う味のものを見つけて、妊活のサポートとして飲み続けましょう。
妊活には自分に合ったルイボスティーを取り入れよう
ノンカフェインで飲みやすく、体を温めたり抗酸化作用が期待できたりと、うれしい効果がたくさんあるルイボスティー。
妊娠しやすい体づくりに役立つことから、妊活中にもおすすめしたい飲み物のひとつです。
ノンカフェインなので、妊娠してからも、産後の授乳中でもずっと飲めるというのもうれしいですね。
妊活は何事も継続が大切です。
ルイボスティーもおいしく飲み続けられるものを見つけて、楽しみながら妊活をしてくださいね。