生後10ヶ月の赤ちゃんの離乳食を簡単に時短する方法!

生後10ヶ月頃の赤ちゃんは離乳食の後期に入り、3回食がスタートします。

更にこの時期の赤ちゃんの多くはハイハイやつかまり立ちも始まるため、目を離せる時間がほとんど無くなります。

そんな中で1日に3回も赤ちゃんの離乳食を作るのは非常に骨の折れる作業になります。

本記事では生後10ヶ月頃の赤ちゃんの離乳食を、休日にまとめて作り置きする方法についてご紹介していきます。

生後10ヶ月頃の離乳食に使用する食材や量は?

生後10ヶ月頃の離乳食は基本的には大人と変わらない食材を使用することができますが、食材の硬さやサイズについて注意して調理する必要があります。

具体的に見ていきましょう。

主食(炭水化物)

  • お米:5倍がゆ

90グラム。5倍がゆとはお米の量の5倍の水で炊くお粥のこと。お米一合(150グラム)の場合、水の量は約5倍の750mlになる。

  • パン:パン粥

食パン30グラム。食パンは耳を取り除き一口サイズにカット。お湯を沸かし、トロトロになるまで煮込んだら完成。

野菜

30〜40グラム。種類に関わらず歯茎で噛んで潰せるぐらいの硬さに調理する。バナナの硬さをイメージすると分かりやすい。

サイズは5ミリ角程度の大きさにカットする。

タンパク質

  • 肉:15グラム 
  • 魚:15グラム 
  • 豆腐:45グラム 
  • 卵:1/2個 
  • 乳製品:80グラム

野菜と同様に歯茎で噛みきれる硬さに調理し、5ミリ角程度の大きさにカットする。

離乳食は野菜の調理が大変

これまで見てきたように生後10ヶ月の赤ちゃんの離乳食は

  • 硬過ぎない
  • 噛みきれるサイズ

を意識しながら調理する必要があります。

上記のポイントに注意しながら離乳食を作る際に、最も骨の折れる作業はなんと言っても野菜の処理です。ほとんどの野菜で

  • 皮を剥く
  • 5ミリ角にカットする
  • 歯茎で潰せる硬さまで煮込む

という工程が必要になり、毎回毎回行っているとかなりの時間的なロスが生じてしまいます。

そこで本記事では非常に手間のかかる野菜の調理を休日や時間のある時に一気に行い、保存しておく方法についてご紹介していきます。

生後10ヶ月の離乳食時短&保存方法

では早速野菜の調理法について見ていきましょう。

離乳食野菜の調理法

離乳食用の野菜については休日などにまとめ買いをしておき、一週間分の量を一気に煮込んでしまいましょう。

野菜の種類は特に決まりはありませんが、煮込むのに時間のかかる根菜類を中心に調理するとかなりの時短になります。

主な根菜類は

  • ダイコン
  • カブ
  • ニンジン
  • サトイモ
  • ジャガイモ
  • ニンジン
  • レンコン

などです。

まずそれぞれの野菜の皮を剥き、5ミリ角程度のサイズにカットしたら、水をたっぷり入れた鍋に入れます。

味付けについては昆布やしいたけ、煮干しなどで薄めに味付けしても構いませんが、毎回同じ味では赤ちゃんが飽きる場合もあるので、そのまま煮込んでしまっても大丈夫です。

鍋に火をつけ沸騰してから約20分程度煮込めば完成です。

煮込んだ野菜の保存方法

続いて煮込んだ野菜を冷ましてから保存していきます。

保存に使用するのは製氷皿です。

製氷皿は冷蔵庫に備え付けの物ではなく、百均などで売られている物を使用します。 

商品によって若干の差はありますが、製氷皿のポケット1つで約15〜20グラム程度の野菜を保存できます。

つまり、実際に使用する際は製氷皿2ポケット分で約1食分の量ということになります。

根菜だけではバランスが悪いという場合は、1ポケット分(約15〜20グラム)+別の野菜というアレンジも可能です。

野菜の種類に偏りが無いようにまんべんなく敷き詰め、冷凍します。

更に煮込んだ際の煮汁も捨てずに製氷皿で冷凍しておくと、後でスープや味噌汁としても活用できるのでとても重宝します。 

冷凍野菜の保存可能期間

冷凍野菜の保存期間の目安は約一週間です。

実際にはもう少し長い期間保存できないこともないですが、解凍した時に水っぽくなり味が落ちますので、一週間を目安に使用していきましょう。

一週間という期間はまとめ買いのタイミングとしては実は非常に効率的でもあります。

まとめ買いに慣れてくると一週間に必要な野菜の量がだんだん分かってくるので、無駄な買い物をしなくて済むようになり食費の節約にも繋がります。

冷凍野菜の解凍時間

冷凍野菜を使用する際は電子レンジで解凍していきますが、解凍時間のおおよその目安は以下の通りです。

  • 冷凍野菜1ポケット分

600ワットのレンジで約1分

  • 冷凍野菜2ポケット分

600ワットのレンジで約1分半

レンジで解凍する際は、必ずラップをかけるようにしましょう。

生後10ヶ月の赤ちゃんの離乳食時短法まとめ

それでは最後に今回ご紹介した離乳食の時短法についてまとめていきます。

  • 生後10ヶ月頃の赤ちゃんの離乳食は3回食になるため、調理の手間が一気に増える。
  • 離乳食の調理において最も大変なのは野菜の処理。特に皮むきや煮込みなどに手間のかかる根菜類の調理はかなり骨の折れる作業。
  • 根菜類の調理は一週間分をまとめて行うと非常に時短になる。
  • 根菜類は全て皮を剥き、5ミリ角にカットしたら鍋にかけ、沸騰してから約20分煮込めば完成。
  • 煮込んだ野菜は製氷皿に保存していく。製氷皿1ポケット分の量は約15〜20グラム。
  • 離乳食一回分の野菜の量は30〜40グラムなので、製氷皿2ポケット分に相当する。
  • 使用する際はレンジで加熱するだけなので非常に簡単。

いかがでしたでしょうか?

赤ちゃんの離乳食作りにお悩みのママさん、是非お試しください。

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