【赤ちゃん卒業?】生後11ヶ月の発達と育児で気をつけることを解説

1歳目前の赤ちゃんは、体重は生まれた頃の約3倍、身長は約1.5倍に!

つたい歩きも上手になって、一人であんよができるようになれば、もう赤ちゃんは卒業です。

そんな生後11ヶ月の赤ちゃんの気になる発達と、育児で気をつけるポイントを解説します。

1歳間近の赤ちゃんを育てるママは必見です!

生後11ヶ月の赤ちゃんの発達

生後11ヶ月ともなると赤ちゃんらしさが抜けて、赤ちゃんと言うには忍びないくらい大きくなりました。

早い子では歩き始める子も出てきます。そんな生後11ヶ月の赤ちゃんの発達を見ていきましょう。

つたい歩きが上手になる

生後半年頃から下半身が発達してきた赤ちゃん。

順調に成長していればハイハイ→つかまり立ち→つたい歩き、とできるようになっていることでしょう。

生後11ヶ月頃にはつたい歩きがますます上手になって、11ヶ月後半から1歳頃には1人でたっち・あんよが出来る子も出てきます。

子どもの成長で「1人で歩ける」は1つの目安になります。

とはいえ、発達には個人差があり、1歳前に歩く子もいれば、1歳半くらいになって歩き始める子もいます。

この頃はいちばん個人差が出やすい時期でもあるので、まだ歩く気配がないからといって焦らず、温かく見守ってあげましょう。

自我の芽生え

赤ちゃんは生後6ヶ月~1歳頃の間に自我が芽生えはじめます。

え、こんなに小さいのに自我が出てくるの?

と驚かれるかもしれません。赤ちゃんは私たちが考えるよりもずっと早くに自我が芽生えるのです。

この頃から芽生えはじめた自我は、2歳頃にピークを迎え、俗にいう「イヤイヤ期」が訪れます。

離乳食をペッと吐き出したり、突然かんしゃくが止まらなくなったり…

と今までにない変化が見られたら、それは自我が強くなってきた証拠。

まだ言葉で言いたいことが伝えられないこの時期は、泣いたり反抗したりすることで欲求を表現するので親としても一番疲れる時期です。

またこの自我も個人差が大きく、主張が激しい子もいれば、大人しい子もいます。

自我が強い子を持つパパママは大変かもしれませんが、言葉や身振り手振りで感情を伝えられるようになれば、少しは楽になるので今は辛抱の時期と思って割り切りましょう。

言葉の土台ができてくる

この頃になると言葉の意味が少し理解できるようになります。

「ちょうだい」と言うと、持っているものを渡してくれたり、「おいで」と言うと喜んでこちらに来たりします。

赤ちゃんの言葉もまだムニャムニャとしていますが、よく聞くと意味のある言葉を喋っています。

「パ」行、「マ」行など唇を使った言葉、「パパ」「ママ」「マンマ」などの言葉が最初に出ることが多いです。

はじめての「パパ」「ママ」が聞ける日ももうすぐ?!

「お父さん」「お母さん」の発音はまだ少し難しいので、2、3歳まで楽しみを取っておきましょうね。

生後11ヶ月の育児で気をつけること

歩けるようになってきたり、言葉が理解できるようになってきた生後11ヶ月。

かわいい、かわいいで育ててきたこれまでとは少し対応を変えていかなければなりません。

生後11ヶ月の子育てで気をつけるポイントを解説します。

転んでもいい環境に整備

生後11ヶ月にはたっちやあんよができる子も出てくるころ。

歩き始めの赤ちゃんはまだ歩行が不安定です。

転んでも痛くないようにマットを敷いたり、家具の角にクッション材をつけたりと転んでもケガをしにくい環境を整えてあげましょう。

それと同時にファーストシューズを用意してあげるなど、嬉しい成長に備えておくことも親としての楽しみのひとつです。

ダメなことはダメと伝える

動けるようになったことが嬉しくて、赤ちゃんは色んな場所に移動します。

親の見ていない間に危険なものに触れたり、口に入れたりしているかもしれません。

大人の言っていることが少し分かってくる生後11ヶ月。ダメなことはダメと伝えてもOKです。

伝えるときには「短くはっきりと」を心がけてくださいね。

ここは入っちゃダメよ」「これは危ないからね

このときばかりは厳しい顔で「いつもとは違うんだな」と雰囲気で分からせることが必要です。

生活リズムを整える

現在育児休業中のママは、子どもが1歳になったら働き始めるという方も多いのではないでしょうか。

子供を保育園に行かせるにあたって意識しておくべきことは、生活リズムを整えることです。

保育園では遊びの時間、ご飯の時間、お昼寝の時間が決まっています。

もし今、生活リズムが毎日バラバラという場合には、そろそろリズムを整えておくほうがいいかもしれません。

具体的には朝は毎日決まった時間に起きる、おやつは午前中と午後の1度ずつ、お昼寝の時間も夕方にかからないようにしていきましょう。

他の子との交流を増やす

言葉や状況が少し分かるようになってきた生後11ヶ月。

この時期に積極的に行っていきたいのは、他の子どもとたくさん交流してみること。

大人が相手よりも、年の近い子ども同士の方が発達の刺激を受けやすいものです。

まだお友達との自主的なやり取りは難しくても

おもちゃ貸してあげようね」「ありがとう

とパパママがサポートしてあげることで、人とのやり取りを学ぶことができます。

ここまでよく頑張りました

草食動物の赤ちゃんは生まれてから1~2時間で歩けるようになりますが、人間の赤ちゃんは1人で歩けるようになるまで約1年もかかります。

11ヶ月前には自分では何も出来なかった赤ちゃん。

ここまで成長できたのは他でもないあなたのおかげです!

ここまで育てたからといって、誰かが褒めてくれることはそうないかもしれません。

でもだからこそ、ここまで頑張れた自分を自分で褒めてあげてください。

これからもあなたの子どもは、あなたの笑顔と背中を見て育っていきますよ。

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