赤ちゃんが急に奇声をあげるのはなぜ?原因と対処法についてご紹介!

「赤ちゃんがいきなり「キャー」と奇声をあげる原因は?」「発達との関係はあるのか?」「対処法はないのか」と疑問や不安を感じているママさんは多いでしょう。

そこで、本記事では赤ちゃんが奇声をあげる原因を4つと、赤ちゃんが外出先で奇声をあげた際の対処法などについてご紹介していきます。ぜひ、参考にして怒らず優しく注意してあげましょう。

赤ちゃんが奇声をあげる原因は?

赤ちゃんがずっと奇声をあげていると「なんかの病気・障害かな」と心配になってしまいますよね。しかし、奇声をあげているからといって病気・障害とは限りません。

奇声をあげるのは赤ちゃんなりの理由があるのです。では、その理由をひとつずつ見ていきましょう。

面白いから

赤ちゃんにとって自分の声や、のどに響く声が楽しくて声をあげ続けているのです。

声を出しながら笑っていたり、手足をバタバタさせて、機嫌がよさそうだったらそれはただ楽しく・面白く感じているということになります。

ママやパパも楽しい時や、テンションが上がっているときについつい大声になってしまいますよね?赤ちゃんもそれと一緒で楽しんでいるだけなのです。

意思表示

赤ちゃんは、まだ言葉にして話すことはできないため、「お腹がすいた」「オムツが気持ち悪い」「眠い」「場所が違和感」などという気持ちを泣かずに奇声をあげることで伝えようとしているのです。

この場合は、だいたい何か怒っているような感じで刺々しい叫びになっている場合が多いです。

自分に注目してほしい・かまってほしい

赤ちゃんは奇声をあげたときに、ママやパパが反応してくれることが嬉しくて余計に奇声をあげていることがあります。

また、ママやパパが他のことに夢中になっているときに自分にかまってほしくて・注意をひきたくてわざと奇声をあげていることもあります。

赤ちゃん自身は、ママやパパと遊んでいるつもりでいるのです。

疲れが出ている

赤ちゃんには、夕方になるとぐずりだす「夕暮れ泣き」というものがあります。

その原因としては、1日の疲れが夕方にドッと出てしまうからです。そのため、夕方になると「疲れたよ!!」となくのです。

もし、赤ちゃんが奇声をあげるのが夕方だけの場合は夕暮れ泣きと同じように「疲れた!!」というのが原因で奇声をあげている可能性があります。

赤ちゃんが奇声をあげたときの対処法

では、赤ちゃんの奇声をやめさせるにはどうすればよいのでしょうか?具体的な対処法についてご紹介していきます。

夕方だけ奇声をあげるとき

前述したように、夕方だけ赤ちゃんが奇声をあげるときは疲れている可能性が高いです。

疲れてイライラして「もぉぉぉぉ!!」となってしまうのは大人も一緒ですよね。

この場合の対処法としては、赤ちゃんがリラックスできるように抱っこしてあげたり、絵本の読み聞かせをしてあげてみてください。

また、生活リズムを整えることも大切です。「早寝早起き+十分なお昼寝」をこころかけるようにしましょう。

奇声をあげることを楽しんでいるとき

奇声をあげて楽しんでいるときの対処法は、まず「声が出て楽しいね」「面白いね」と話しかけて、赤ちゃんの気持ちを受け止めてあげましょう。

そのあとに、奇声をあげることよりも楽しいことがあるよと教えて、一緒に遊んであげましょう。

赤ちゃんの唇を指で震わせて「ブルブルブル」という音を出させてみたり、おもちゃや絵本などで気持ちをそらしたりしてみてください。

また、ママが「あーあーあー」と赤ちゃんの奇声より小さい声を出してみましょう。赤ちゃんがマネをして「あーあーあー」と言ったら次は「いーいーいー」と、どんどん音を変えていきます。

こうすることによって、「普通の大きさの声を出すことも楽しいんだ」と赤ちゃんに伝わるため、赤ちゃんは奇声をあげなくなります。

奇声をあげて注目してほしい時

ママが赤ちゃんをあまり見ていなくて、赤ちゃんが奇声をあげたときだけ反応していると、赤ちゃんはママに見てほしいときに奇声を発するようになってしまいます。

その場合の対処法としては、意識してたっぷりとスキンシップをとったり話しかけたりしてみましょう

「奇声を発しなくてもママが気づいてくれる」、「奇声を発しなくてもママが見てくれている」ということがわかると、赤ちゃんも奇声を発する必要がなくなります。

常にこころかけることは

赤ちゃんが奇声をあげたときに、あまり過剰に反応しすぎないようにしましょう。赤ちゃんが奇声を発して、ママがそれに対して大きな声で怒ってしまうと、赤ちゃんが興奮してより大きな奇声をあげることがあります。

また、過剰に反応してしまうとその反応見たさに奇声をあげるようにもなってしいまいます。そうならないためにも、赤ちゃんが奇声をあげたときは、落ち着いて赤ちゃんに向き合ってください。

そのうえで、

疲れているようなら抱っこ

オムツが濡れているようならオムツ交換

楽しんでいるようなら他の楽しいことをいっしょにする

スキンシップをとる

など、赤ちゃんの様子を見て対処してください。

外出先では?

外出先で奇声をあげるのが心配な場合の対処法としては、奇声のくせがなくなるまで、静かにしなくてはならないところへのお出かけはできるだけ避けるようにすることです。

どうしても静かにしなきゃいけない場所に赤ちゃん連れで行く場合は、奇声を出した時の対策として、おもちゃや絵本などの気持ちをそらせるものを持って行くようにしましょう。

そして、赤ちゃんが疲れ過ぎないように、長時間の外出は避けて用事を早めに切り上げるようにすることが大切です。

落ち着いて対処しよう!

いかがでしたか?本記事では赤ちゃんの奇声の原因と、赤ちゃんが奇声をあげたときの対処法についてご紹介してきました。

赤ちゃんが奇声をあげるのには、様々な原因と理由があります。なので、赤ちゃんが奇声をあげたときは、まず赤ちゃんの様子を見て、落ち着いて対処していきましょう。

この際に、絶対にやってはいけないことがあります。それは、大声で怒ることです。

赤ちゃんは、何が悪いのか分かっていないので、怒ってしまうと逆効果になってしまったり、自分の気持ちを我慢してしまう子になってうので、やさしく「周りに迷惑だからダメだよ」「のどが痛い痛いになっちゃうよ」と教えてあげましょう。

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