毎日子育てと、家事を頑張っているママ。たまには息抜きにお外でご飯を食べたくなりますよね。
ですが赤ちゃんがいると、どんなお店に行ったらいいのか、どんな準備をして行ったらいいのか、不安になるママも多いのではないでしょうか。
外食デビューはいつくらいからが良いのかも気になりますね。
筆者の一番不安だったことは『お店で泣いてしまったらどうしよう』でした。ですが慣れてくれば、うまく対応できるようになってきます。
お店に入ってからアタフタしてしまわないように、赤ちゃんとの外食のポイントをご紹介したいと思います。お店選びや事前準備も参考にしてみてくださいね。
外食デビューはいつごろから?
それでは外食デビューはいつくらいからが良いのでしょうか。
基本的には1カ月検診が終わってからが良いでしょう。新生児の頃は体温調節が難しかったり、感染症にかかるリスクも高い状態だからです。
体がしっかりしてくる生後3カ月ころだと外出にも慣れてきて、1時間前後の外食にも対応できるようになるのではないでしょうか。
ここでは月齢別の外食のポイントをまとめました。
生後3~4ヶ月の外食のポイント
見るもの、聞こえるものに刺激を受け、興味を持ち始める生後3カ月。早い子では首もだんだんと座ってきて、抱っこもしやすくなるころですね。
この頃はまだ離乳食もはじまっていないので、赤ちゃんの機嫌の良い時間帯や、お昼寝の時間を狙っていくのがオススメです。
もし愚図ってしまってもいいように、授乳やミルクの準備をしておき、与えることができるお店を選ぶといいですね。
まだまだ長時間の外出は疲れる頃ですので、近くのお店や行き慣れたショッピングモールの中などが良いのではないでしょうか。
生後5~6ヶ月の外食のポイント
しっかり首が座り、寝返りもし始めるこの時期。
離乳食も少しずつ始めているころではないでしょうか。
まだまだ1回~2回食のこの時期は、赤ちゃんの離乳食の時間に合わせないことがポイントです。
まだ食事に対して執着も少なく、機嫌が良ければゆっくり過ごすことが出来るでしょう。
ですが寝返りを始めると今までのようにじっと寝てはいないので、寝かせておけるスペースがどんな所なのか確認が必要です。
この時期は人見知りや場所見知りがはじまる子もいるので、愚図ってしまってもいいいようなお店を選ぶこともポイントですね。
生後7ヶ月以降の外食のポイント
離乳食にもだんだんと慣れ、食べ物への興味も持ち始めた頃ではないでしょうか。
ベビーカーなどであればお座りさせて、一緒に食事を楽しむことができるでしょう。
そのため、ベビーカーがOKかどうか確認が必要ですね。一緒に食べる際は、離乳食が持ち込みOKか確認しましょう。
手足の動きが発達してくるこの時期は、目が離せなくなってくる時期でもあります。手の届く所に危険なものがあるお店は避けなければいけませんし、転倒なども気を付けなければいけません。
お店で離乳食をあげるとなると、ママやパパが食事を温かいうちに食べるのは難しいでしょう。冷めても美味しいものを選ぶことが最重要です!ラーメンなど伸びてしまうものは難しいですね。
食事の時間をずらし、月齢にあったおやつで機嫌よく過ごしてもらうという方法もあります。
少し罪悪感は感じますが毎日の事ではないので、いつも頑張っているママやパパの息抜きの食事を楽しめるといいですね。
お店選びのポイント
赤ちゃんと外食に行くのなら、どんなお店が良いのでしょうか。お店選びは一番重要なポイントになります。
小さな子どもが苦手、いない所で食事をしたい。そんな人もいるのが現実です。
周りに迷惑をかけずに、ママとパパが食事を楽しめるお店選びのポイントをご紹介します。
赤ちゃんOKかNGか
必ず確認しなけばいけないのは、赤ちゃんや未就学児がNGではないかどうか。
最近は未就学児NGのお店が増えてきたように思います。このようなお店は、赤ちゃんと行っても楽しめるお店ではありません。
逆に小さなお子様が大歓迎のお店もあります。
このようなお店は赤ちゃん用の椅子が用意されていたり、お皿やスプーンなども出してくれます。離乳食や、おもちゃなどを用意してくれているお店も。
そのようなお店は同じように赤ちゃんを連れたお客さんも多く、少し愚図ってしまってもお互い様と思えるのでママの気持ちも楽でしょう。
ベビーカーはOK?椅子やオムツ替えシートはあるか
ベビーカーが入れるお店だと、ベット代わりにもなり便利ですよね。
ショッピングモールであれば、この時期に対応した赤ちゃんカートが設置されており、スペースさえあれば入店可能なお店も多いでしょう。
また一人でお座りができるのなら、椅子があるかどうかも確認しましょう。合わせて必ず確認したいのが、おむつ替えシートがあるかどうか。
寝かせるスペースがあるからといって、席でオムツを替えるのは周りのお客さんのご迷惑になるので絶対にNGです。
どうしてもない場合は車に戻って替えるなど、対応が必要になってしまうので必ず確認したいポイントですね。
にぎやかなお店か
赤ちゃんはどこで愚図りだすかわかりません。
ゆったりした音楽がかかった静かなお店も憧れますが、赤ちゃんの頃はにぎやかなお店のほうが安心です。
子どもが多いファーストフードやファミレス、回転ずしは多少なら愚図っても大丈夫でしょう。
料理が早く出てくるのも良いですね。一番不安要素が少ないのは、ショッピングモールのフードコート。
にぎやかなのはもちろん、オムツ替えシートや椅子、赤ちゃんカート、授乳室も完備されているショッピングモールのフードコートは本当にありがたい場所です。ママ一人でも気軽に行けるのではないでしょうか。
また意外に便利なのがバイキング、ビュッフェのお店!赤ちゃんは無料なところが多いですね。にぎやかなお店が多いので、多少の愚図りには対応できます。
愚図ってしまった時にはどちらかがあやして、急いで食べる!なんてこともありますが、バイキングなら相手が食べ終わったタイミングで温かいものを取りに行くことが可能です。
そしてものによっては、赤ちゃんに取り分けて食べることもできるのも便利ですね。
禁煙か喫煙か
禁煙のお店を選ぶのもとても大事なポイントですね。
座敷があり赤ちゃんもOK!でも、行ってみたらたばこを吸っている人がいた!なんてことも。
そのようなお店を利用する際には、予約をする際に確認をしたいですね。
個室でも注意が必要
個室があるとなにかと安心!そう思って、予約を考える人も多いのではないでしょうか。
ですが個室と言っても、ふすまで仕切られているだけというお店も多いのです。
中には上はつながっていて、たばこの煙が流れてきたり、音は丸聞こえだったりするお店もあります。
個室を予約する際は赤ちゃんがいることを伝え、その辺も合わせてお店に確認するといいですね。
外食時に便利なグッズ
外食に行く際にはどんな物を、持って行くと良いでしょうか。
実際に行ってみると『持ってくれば良かった!』と、後悔するものが結構あるんです。
ここでは外食の際に、持って行くと便利なものをご紹介します。
フードカッター
子どもが3歳くらいまでは使うこと多いフードカッター。
うどんや、みそ汁の具などを取り分けて切ってあげれば、離乳食時期の赤ちゃんも一緒に食べることができますね。
スプーンのような形状のものから、トングのようなものまで様々な種類がありますが、一番オススメなのはステンレスのハサミタイプ。
プラスティックのカッターは切れないことも多く、結局買い替えるママも。
ステンレスのハサミタイプはしっかり洗えば衛生的ですし、もう少し大きくなってお肉などを食べるようになってもしっかり切れて便利ですよ。
スプーン、フォーク
お店で用意してくれることも多い、スプーンやフォーク。
いつもの使い慣れているスプーンやフォークのほうが、食べてくれるという子もいます。
またお店のものは赤ちゃんの口には大きめだったりと、サイズも色々ですのでセット出持ち歩くと便利ですね。
ガーゼやタオル
赤ちゃんのお昼寝時にかけてあげたり、座布団がない座敷などで引いてあげたりと色々と用途があるタオル。
大小1つずつ持って行くと、とても便利です。赤ちゃんが離乳食を食べる際に、汚れ防止のために引いても良いですね。
顔や手などが拭けるように小さめの、ガーゼやタオルを持ち歩くことも忘れずに。
おやつ
赤ちゃんが退屈してしまったときや、愚図ってしまったときなどに、おやつを持参すると安心です。
栄養を補ってくれるものや、歯固めのかわりにもなるおやつなどもあります。
小さめのおやつは手のひらや指の運動になり、手づかみの練習にもなりますね。
おやつ用の色々なケースもあるので、赤ちゃんの愚図り対策として持ち歩いてみてはいかがでしょうか。
しっかり準備して楽しい時間を
何かと心配ごとの多い赤ちゃんとの外食ですが、事前にしっかり準備すれば楽しい時間を過ごすことが可能です。
色々なところへのおでかけは赤ちゃんの五感を刺激し、成長にもとても良い影響を与えます。
慣れてきたらおじいちゃん、おばあちゃん、お友達などとも、食事しながら楽しい時間を過ごせたらいいですよね。
そして普段頑張っているママや、パパの息抜きの時間もとても大事です。ストレス発散に美味しいものを食べれば、また大変な育児を頑張ることが出来ますね。
赤ちゃんが心配だからと我慢せずに、どんどん外食も楽しんでみてくださいね!