6ヶ月頃から始まる離乳食ですが、自分で手づかみ食べを始める頃になると食べこぼしがひどくなり掃除が大変になってきますよね。
あまりの汚し方にストレスに感じてしまう方も多いのではないでしょうか。しかし赤ちゃんはすぐに上手に食べられるようにはなりません。
今回は離乳食の食べこぼしを上手に乗り切る対策について紹介していきます。
食べこぼしのストレスを減らして赤ちゃんとご飯の時間を楽しみましょう。
離乳食の食べこぼし対策のポイント
離乳食をきれいに食べてくれると良いのですが、手づかみたべを始める頃からは食べこぼしで机の上はぐちゃぐちゃに。
床や衣服も大変なことになってしまいますよね。
それが毎日3回となるとパパやママも本当に大変です。
少しでも負担を減らして上手に乗り切るポイントを紹介します。
離乳食は少量ずつ小分けにして与える
離乳食は1度に全部あげるとお皿をひっくり返したり、ぐちゃぐちゃにして混ぜたりと大変です。
少量ずつ出すことで汚れる部分も少なくなり負担も減るのではないでしょうか。また、赤ちゃんが食べやすいように調理を工夫することできれいに食べてくれますよ。
おにぎりでも小さめに作って一口で食べられるように。
おすすめの料理はおやき、フルーツ、野菜、ハンバーグ、パンなどがあります。
完璧にとはいきませんが食べる前の工夫も大切です。
成長の証広い心で見守る
赤ちゃんはこのまま永遠に汚し続けるわけではありません。
自分で食べながら成長していると思って温かい目で見守ってあげましょう。
それでも、ストレスに感じてしまうパパやママは子どものうちはこんなものと諦めてしまうことも大事かもしれません。
食べ物を投げるなどいけないことをしたときは注意することも必要ですが、一生懸命おいしそうに食べている姿を楽しむと良いですよ。
一番大事なことは食事を楽しむことです。
上手に食べることができたら一緒に喜んで、汚れてもいいかという広い心でいることも大切でしょう。
敷物などで掃除を楽にする
赤ちゃんが食べ終わった後の食べこぼしの掃除は大変ですよね。
楽に掃除をする方法を知っておくと負担が軽減します。
パパやママの性格にもよりますがこまめに掃除する方が良いか後から一気に掃除する方が良いか決めると気持ちも楽になります。
また、椅子の下にレジャーシートや新聞紙などの敷物を敷いておくと食べ終わった後に洗ったり、捨てたりするだけで済むのでおすすめです。
スティック掃除機など軽くて持ち運びに便利なものがあれば一気に吸い取れますよ。
しかし、水分が多いものだと故障の原因になってしまうので気をつけてくださいね。
食べこぼし対策グッズ
離乳食の食べこぼしですが便利なグッズがあるのでうまく活用しましょう。
パパやママの負担を軽減するおすすめの食べこぼし対策グッズや選び方を紹介します。
食器を工夫する
赤ちゃんが食器をひっくり返して食べ物を全部落としてしまったということはないでしょうか。
そういった赤ちゃんにおすすめなのが机にぴったりくっつくシリコン製のお皿です。
ひっくり返すこともできないですし、電子レンジや食洗機にも対応可能。折り曲がるので持ち運びにも便利です。
ランチョンマットのような大きさの物であれば机の上の食べこぼし対策になりますよ。
また、お皿の裏に吸盤がついていて赤ちゃんの力では持ち上げられない食器もあります。
素材やデザインも豊富なので、食べこぼし対策もしたいけど食器もこだわりたい方におすすめです。
お食事エプロンを使う
食べこぼし対策に必須アイテムは食事用のエプロンです。
選ぶポイントはしっかりキャッチしてくれるものや汚れても洗いやすく、乾きやすいものを選びましょう。
赤ちゃんの体型にフィットした形状で動いても食べこぼしをとり逃さないソフト素材なものが人気です。
洋服まで汚してしまうのを防ぎたい場合は長袖のスモックタイプがおすすめ。
袖口にゴムがついていて食べるときに邪魔をしないですし、汚れても洗いやすく乾きやすいメリットがあります。
お食事エプロンは食べこぼし対策には重要アイテムなので素材や機能をしっかり検討して購入しましょう。
椅子を工夫する
意外と見落としがちなのが食事用のベビーチェアーです。
食事中立ち上がる赤ちゃんも多いので、しっかりと固定できるものを選びましょう。
もし固定できるベルトがついていなければ肩ベルトを購入すると立ち上がることができず、パパやママの負担はかなり軽減されますよ。
お家だけでなくどんなベビーチェアがあるか分からない外出先でも使用できるのでおすすめです。
椅子本体はつなぎ目が少なく、洗いやすい、汚れが落ちやすいものが良いでしょう。
座り心地が悪く嫌がる可能性もあるので赤ちゃんと実際に見て試してみると安心です。
食べこぼし対策をして食事の時間を楽しくしよう
離乳食のつかみ食べが始まる頃からパパやママの大きな負担となる赤ちゃんの食べこぼし。
しょうがないとは分かっていてもせっかく作った料理を粗末に扱われるとストレスに感じてしまうことがありますよね。
しかしすぐには終わらないかもしれませんが、意外にできる対策はたくさんあります。
食べこぼしに困っているパパやママは是非試してみてくださいね。
大変な時期は後から考えれば一瞬で過ぎ去ったように感じます。
今しかないこの時期の苦労も楽しみながら乗り越えられるといいですね。