「離乳食っていつから始めたらいいんだろう」「始めるタイミングはあるのかな?」と悩んでいませんか?
子育てに少し慣れ始めた頃に、離乳食を始めることはとても大変ですよね。
しかし離乳食は、これから赤ちゃんたちがご飯を食べる練習にもなるので、これからどんどん成長していく中でとても大切なことの1つです。
本記事では、離乳食はいつから始めたらいいのか。また進め方を紹介します。
初めての子育てで、わからなくても安心してください。みんな初めは育児初心者なので、少しずつ初めて慣れていきましょう。
離乳食はいつから始めたらいいの?
離乳食は、一般的に5~6ヶ月頃から始めると良いと言われています。
離乳食を始める際に一番大切なことは、赤ちゃんの発達段階が離乳食を始められるようになっているかどうかです。
離乳食を始める目安となる発達は、「首が座る」「寝返りができる」「支えるとお座りができる」「食べ物に興味を持っているかどうか」などがあります。
目安は5~6ヶ月頃から
赤ちゃんは、生後5か月頃から少しずつ寝返りを始めます。
寝返りができるようになると、足腰の筋肉が少しずつ強くなってきている証拠。
支えてお座りができるようになっていたり、大人がご飯を食べている時に興味を示したりしたら、離乳食を始めるサインです。
赤ちゃんの成長に合わせて始めよう
目安は5ヶ月~6ヶ月と言われていますが、赤ちゃんの発達は個人差があります。絶対に5ヶ月頃から、離乳食を始めないというわけではないので安心しましょう。
あくまでも赤ちゃんの発達を見守りながら、成長に合わせて進めていくことが大切です。
離乳食を始めるために必要なアイテム
離乳食を始める前に、主な必要なアイテムは「調理器具」「保存容器」「エプロン(スタイ)」です。ある程度は100円均一で揃えられるので、無理に高価な物を購入する必要はありません。
また、初めからすべて揃えてしまうと、後になって「これ、必要なかった」というアイテムが出てきてしまう可能性があります。
あれもこれもと購入せずに、最初は最小限の物を用意して必要なら買い足すようにしましょう。
調理道具・保存容器・エプロン
離乳食を始める際に必要な道具は、以下の7点です。
小鍋
裏ごし器
ブレンダー
軽量スプーン・軽量カップ
スケール
保存容器
エプロン(スタイ)
離乳食を作る時は、少量から始めるので小鍋があると便利です。またブレンダーがあると、繊維がある食材を簡単に滑らかにできます。
また作り置きをするときに重宝する保存容器は多めに購入しましょう。作り置きしていると、毎日の離乳食作りが格段に楽になります。
エプロンは、スタイで代用しても問題ありません。ただ、食べる量が増えてきたり食材がよく口から出てしまう時はエプロンがあると便利です。
ベビーチェア
初めの頃は、ママの膝に座らせて食べさせても問題ありません。しかし身体が大きくなってくると、ママの膝の上に座って食べることが少し難しくなってくる可能性があります。
そういう時に便利なアイテムが、「ベビーチェア」。
ベビーチェアに座らせて食べてもらうと、赤ちゃんの顔を見ながら介助ができるので、コミュニケーションも取れるようになります。
初めての量はどれくらい?進め方は?
子どもが産まれて、初めての離乳食。どれくらいの量をあげたらいいか、また進め方もわからないママさんが多いはず。
ここでは、離乳食の初めの量や進め方を紹介します。
初めはおかゆ1さじから
離乳食を始めた当初は、おかゆを「1さじ」から始めましょう。まず10倍がゆを作り、1さじをあげます。
最初は全て食べきれないかもしれませんが、最初から全て食べさせる必要はありません。ゆっくり赤ちゃんのペースで進めていきましょう。
慣れてきたら野菜やタンパク質を
離乳食を始めて2週目には、野菜をすりつぶしてあげてみましょう。赤ちゃんがあまり離乳食に興味を示さない場合は、そのまま10倍かゆのみを続けても問題ありません。
野菜の種類は、1種類ずつ増やして少しずつ食べさせてあげます。野菜に慣れてきたら、豆腐や白身魚などのタンパク質もあげましょう。
食べにくそうにしているなら、とろみをつけると食べやすくなるのでおすすめです。
始めるタイミングが遅いと起こる影響は?
離乳食を始めるタイミングが遅くても、影響はありません。逆に赤ちゃん自身の発育を無視して、離乳食を進めることはやめましょう。
赤ちゃん一人一人の発達は、個人差があります。ただ自分の子どもの発達が心配な方は、保健師さんに一度相談してみましょう。
タイミングが遅れても特に問題はなし
離乳食を始めるタイミングが遅れても、問題はありません。
離乳食を始めた当初の目的はあくまで、食べ物に慣れること。徐々に固形物を食べられるように、少しずつ練習をしている状態です。
また、5ヶ月~6ヶ月頃のメインとなる栄養素は、母乳やミルク。無理に離乳食を食べさせる必要はありません。
赤ちゃんが食べたそうにしているなら食べさせてあげよう
もし、赤ちゃんが大人の食事を見て興味を示したり、食べたそうにしていたりすれば離乳食を始めるサインかもしれません。
そのような姿が見られた場合は、10倍がゆ1さじから徐々に離乳食を始めていきましょう。
焦らずに赤ちゃんのペースで進めよう
母乳やミルクがメインで育ってきた赤ちゃんも、徐々に「離乳」の準備をするようになります。
ただ、離乳食より母乳やミルクの方がいいと泣いてしまう赤ちゃんも中にはいます。
そのような場合は、無理に離乳食を食べさせようとせず、赤ちゃんの欲求を満たしてあげましょう。
ママ自身の気持ちにも、余裕を持って関わることで赤ちゃんが安心して過ごせます。また、ママや赤ちゃんも楽しく離乳食を楽しめるようになるでしょう。
あくまでも初めは、赤ちゃんが食べ物を食べることに慣れることを意識して、あまり頑張りすぎないように進めてくださいね。