赤ちゃんの健康保険加入はできるだけ早く!間に合わないときの対処法

赤ちゃんが生まれるということは、とても大変なことです。ママは一生懸命がんばって赤ちゃんを産み、パパはできる限りフォローをしていく。生まれてからは、子育てが日常の中に入ってくるのでもっと大変になります。

そんな中でも、赤ちゃんが生まれると手続きをしなければいけないことが山ほどあります。そのうちのひとつが、健康保険の加入です。赤ちゃんの健康保険は、できるだけ早くやらないとあとで苦労することも。

今回は、赤ちゃんの健康保険加入についてと、加入が遅れてしまったときの対処法を詳しく解説します。

赤ちゃんの健康保険加入手続きはいつ?

赤ちゃんが生まれたあとは、休む間もなく子育てが始まります。そして、役所などでの手続きも非常に多くあります

特に重要なのが、健康保険加入の手続きです。赤ちゃんの健康保険加入手続きはいつすればいいのか、詳しく解説していきます。

健康保険組合の場合と国民健康保険の場合

赤ちゃんの健康保険加入手続きは、ママやパパが入っている健康保険によって変わってきます。ママやパパが勤務先の健康保険組合に加入している場合は、どちらかの健康保険に「扶養」として加入します。健康保険上の扶養というのは税法上の扶養とは違うものですが、子どもが赤ちゃんのうちはあまり関係ありませんので気にしなくて結構です。

健康保険組合の加入手続きは各企業によって違いますが、ほとんどの場合は会社の総務部などに、必要書類をそろえて加入申請をおこなうことになります。代表的な必要書類としては「母子健康手帳の出生を証する部分のコピー」「住民票の写し」などです。

ママやパパが自営業で国民健康保険に入っている場合は、赤ちゃんも国民健康保険に加入します。国民健康保険には扶養の概念がなく、赤ちゃんも1人の国民として加入することになります。国民健康保険の保険料は世帯分を合算して支払うので、赤ちゃんが生まれれば保険料も増えるのです。

国民健康保険加入の手続きは、住民票のある市町村役場でおこないます。世帯主の国民健康保険証と母子健康手帳が必要になるので、用意をしていきましょう。

加入手続きはできる限り早く

健康保険の加入手続きは、できる限り早く終わらせる必要があります。健康保険組合で加入する場合、保険証が届くのは申請して1〜2週間前後です。場合によっては、さらに時間がかかることもあり得ます。

国民健康保険の場合は、市区町村によって対応が違います。即日その場で保険証を発行してもらえることもありますが、基本的にはやはり1〜2週間かかると考えておいた方がいいでしょう。

加入手続きが遅れれば遅れるほど、保険証が手元に届くのが遅くなります。赤ちゃんにもしものことがあって病院に行くとき、保険証がないと医療費を10割すべて支払うことになり、あとで返金申請をする必要が出てきてしまいます。加入手続きはできる限り早くおこないましょう。

健康保険加入が遅れた場合の対処法

健康保険への加入が遅くなってしまった場合、何も手がないわけではありません。保険証がない場合の対応策、保険証が来る前に病院に行くことになったときの対応策がそれぞれあります。ここでは、健康保険加入が遅れた場合の対処法を詳しく解説していきます。

健康保険被保険者資格証明書を発行してもらう

ママやパパが健康保険組合に加入している場合は、保険証の発行前に「健康保険被保険者資格証明書」を発行してもらえます。これは健康保険の加入を証明するものなので、これがあれば保険加入と同等の扱いとなります。

国民健康保険の場合は自治体によって対応は違いますが、保険加入の手続きをしてすぐに病院に行きたい場合は仮の保険証を交付してくれるところもあります。これがあれば、保険加入と同等の扱いとなります。

病院に後日返金をしてくれるか確認する

病院によっては保険証なしで診察をした場合、後日保険証を持っていけば返金してくれることがあります。ただし、これは完全に病院側の善意によっておこなわれているものです。本来、病院側には保険証をあとから持参したとしても、返金する義務はありません。保険証ができたあとに、以下で説明する払い戻し手続きをする必要があります。

払い戻し手続きをする

保険証なしで病院の診察を受け、病院では返金対応ができない場合もあります。そのような時は「療養費支給申請書」を提出することで、負担金をオーバーした分の払い戻しを受けることができます

病院で診察費用を全額払ったあと、会社の健康保険組合や市町村役場で療養費支給申請書をもらい、提出をします。書類に不備がなければ、負担金をオーバした分が後日払い戻されます。書類を提出するだけとはいえ、手続きが必要なことには変わりありません。できる限り早く健康保険に加入しておいた方がいいでしょう。

健康保険加入の手続き方法を調べておこう

健康保険加入は、病気や怪我などのいざというときのために、できる限り早くしておきたいものです。遅れたときの対応策があるとはいえ、どれも手続きや確認が必要なものばかりです。

赤ちゃんが生まれたばかりで大変ではありますが、健康保険加入手続きはできる限り早く済ませましょう。そのために、生まれる前にどんな手続きや書類が必要となるのか、事前に会社や市町村役場に確認しておくことをおすすめします

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