生まれたばかりの赤ちゃんを抱っこすると首がぐらついて、大変不安定ですよね。
まだ首がすわっていないので、ママやパパがしっかりと支えてあげる必要があります。
赤ちゃんの首がすわる時期の目安は生後5ヶ月が目安とされていますが、実際はどのくらいなのでしょうか?
本記事を参考に、赤ちゃんの首すわりについて一緒に確認してみましょう。
赤ちゃんの「首がすわる」を知る
赤ちゃんの「首がすわる」という言葉は、ママやパパになると頻繁に耳にする機会が増えますよね。
では実際に「首がすわる」というのはどういう状態なのでしょうか?
・「首がすわる」とはどういう意味なのか
・首がすわる時期はどのくらいを指すのか
・首がすわったかどうかどうしたらわかるのか
以上の3つについて解説いたします。
「首がすわる」とは?
「首がすわる」とは、ママやパパが赤ちゃんの首を支えていなくてもぐらつかない状態、赤ちゃんが自分の首でしっかりと頭を支えている状態を指します。
生まれたばかりの赤ちゃんは首がぐらぐらしていて、自分の頭の重さを支えることができません。
しかし、首がすわるとママやパパが縦抱っこをしても赤ちゃん自身が頭を支えることができるようになるので、姿勢の不安定感がなくなり、赤ちゃんが自分で頭を動かすようになります。
首がすわる時期
赤ちゃんの首がすわる時期の目安として、およそ9割の赤ちゃんが生後5ヶ月までに完了するとされています。
生後3~4ヶ月で首がすわり始め、生後5ヶ月までには完了する赤ちゃんが多いようです。
もちろん首すわりは個人差が生じます。
早い子もいれば、ゆっくりな子もいます。
成長が早い赤ちゃんは生後2ヶ月で首がすわる兆候が出始めるので、首がすわる時期は目安として考えてくださいね。
どうしたらわかる?
抱っこをしているときに、赤ちゃんの頭を支える時間が少なくなってきたな…と感じたら赤ちゃんの首すわりが始まっているかもしれません。
赤ちゃんが首すわりしているか、確認する方法は、
・赤ちゃんをうつぶせにしたとき、自分で首を持ち上げるか
・赤ちゃんを仰向けにして手を引っ張ったとき、頭がついてくるか
上記の2つがあげられます。
もちろんかかりつけの医師に相談して、確認してもらうことも可能です。
大切な赤ちゃんの体ですから、無理はしたくないですよね。
首すわりで気を付けたい3つのポイント
赤ちゃんの首がすわると、ママやパパの抱っこはとても楽になります。
頭を支えなくてはならないという緊張から解放されますし、赤ちゃんにとっては成長の証であり、体を自分で動かす第一歩ですよね。
ですが油断は大敵です。
首すわりで気を付けたいポイントとして、
・1ヶ月間は支えてあげる
・急なカクンに要注意
・不安なときは無理をしない
上記の3つをご紹介します。
1ヶ月間は支えてあげる
赤ちゃんの首がすわったことを確認できたからといっても、最低1ヶ月間はママやパパが支えてあげてください。
赤ちゃんの頭は大きく、重たいのです。
首がすわり始めたばかりなら、赤ちゃん自身も満足に支える力を養っていない可能性が考えられます。
滑りやすいお風呂や、溺れやすい湯船はママやパパがしっかりと支えてあげ、長時間の抱っこや抱っこひも使用時は、赤ちゃんの首に負担がかかり過ぎないように、適度に頭を支えてあげてくださいね。
急なカクンに要注意
赤ちゃんがママやパパのサポートなしに頭を支えられるようになっても、突然頭がカクンと落ちることがあります。
考えられる原因としては、赤ちゃんが疲れた、支える力が足りないといった場合です。
急に頭がカクンと落ちると首に負担がかかりますし、放置してしまうと息苦しさを感じるかもしれません。
首がすわってもまだ生後まもない赤ちゃんなので、ママやパパがしっかりとサポートしてあげてくださいね。
不安なときは無理をしない
首がすわると抱っこひもに付けていた専用のサポートが要らなくなり、ベビーカーに少し傾きをつけて赤ちゃんが景色を楽しむことができるようになります。
ママやパパも抱っこが楽になり、赤ちゃんとの生活がまた1つ開けていきますよね。
ですが首すわり前にサポートを取ったり、ベビーカーの傾きを調整したりすることはNGです。
赤ちゃんに負担を強いることになりますし、もしかしたら成長に影響を及ぼすかもしれないので、首すわりで不安な場合は無理をしないようにしましょう。
成長は人それぞれ!無理せずゆっくりと見守って
赤ちゃんの首がすわる時期の目安は、生後3~4ヶ月で始まり、生後5ヶ月までには首すわりの時期を迎える、ということがわかりました。
生後5ヶ月までというのはあくまで目安です。
赤ちゃんの成長は人それぞれなので、うちの子はまだ首がすわらない、首すわりが完了しない…といっても焦らなくてよいのです。
ママやパパが赤ちゃんに対して無理をさせないためのサポートをすることが大切であり、ママやパパがいつも助けてくれる、という安心感が赤ちゃんを強くします。
いつもと違うな、成長が少し不安、と感じたら、かかりつけの医師に相談することも大切ですよ。