稀に、食べ物や気候などで赤ちゃんにもアレルギーが引き起こることがあります。
ママにとって、赤ちゃんの不調はとても心配な要因の一つではないでしょうか?
もし赤ちゃんにアレルギーが発症したとき慌てなくていいように、4つのポイントに絞りライフハックとして取り入れられるようにまとめました。
是非参考にしてください。
赤ちゃんのアレルギー症状は?
ここでは、赤ちゃんに現れやすいアレルギー症状と注意してほしい食べ物について解説しています。
離乳食を食べ始めると現れやすい多い赤ちゃんのアレルギー。
事前にアレルギーの症状を知っておけば、素早く対処できるはずです!
またアレルギー症状を引き起こす食べ物を知ることで、離乳食を安全に作ることもできるでしょう。
代表的な赤ちゃんのアレルギー症状
赤ちゃんのアレルギーは、30分以内に起こるアレルギーがほとんどです。
最も多い症状は皮膚の赤みや湿疹で、じんましんが出ることもあるでしょう。
さらに皮膚症状と同時に、目の腫れや白目の充血、口周りが腫れる場合もあります。
その中でも特に危険な症状は、アナフィラキシーショックです。
主に呼吸困難や血圧の低下、呼びかけに応じない意識障害などがあり、ぐったりとしている場合は早急な治療が必要になります。
食物アレルギーが出やすい食べ物
赤ちゃんの食物アレルギーの原因になる食物は、卵と牛乳、小麦が主に引き起こしやすい代表的なものです。
これらの食べ物は、初めてママが与える離乳食には様子を見ながら、少しづつ与えるようにしましょう。
また、年齢が上がると、エビやカニなどの甲殻類、蕎麦・ピーナッツなどの食物が原因を引き起こすこともあります。
稀に、タラなどの魚介類でも起こることがあるので、離乳食に加えるときは十分に様子を見て気をつけてください。
アトピー性皮膚炎もアレルギー
ここでは、赤ちゃんのアレルギーに含まれるアトピー性皮膚炎について解説しています。
アトピー性皮膚炎といえば、肌が荒れて痒くなっていくのが代表的な症状です。
生まれつき赤ちゃんからアレルギー症状が出ることがありますが、アトピー性皮膚炎もその一例。
そこで、その症状がある赤ちゃんのケア方法をチェックしましょう。
赤ちゃんのアトピー初期症状
赤ちゃんのアトピー初期症状は、ママが見た目から判断することができます。
主に頭部に赤い湿疹ができて、次第に首や体、手足の末端へ広がっていくでしょう。
また、皮膚がカサカサと乾燥して毛穴がポツポツと鳥肌みたいに目立つようになります。
赤くなりジュクジュクしてかさぶたができたり乾燥で耳の付け根が切れる場合があるので、細心の注意が必要です。
赤ちゃんのアトピーケア
赤ちゃん自身でかいてしまうことがあり、悪化しやすいアトピーはママのケアが重要なポイントになります。
主に馬油などでスキンケアの徹底したり、毎日お風呂に入って肌を清潔に保つケアを継続しましょう。
皮膚のバリア機能を維持できると、アトピーの湿疹を抑えられます。
もし、これらのスキンケア等を行っても症状が緩和しない場合は、速やかに受診してください。
薬物療法へ変わるときは、医師の指示を守ってケアしてください。
赤ちゃんにも花粉症は引き起こる
ここでは、赤ちゃんにも引き起こる花粉症の症状と治療法について解説しています。
幼い赤ちゃんでも、大人と同じように花粉症の症状が出ることがあるんです。
赤ちゃんの花粉症の症状をイメージすると、重い症状になりやすいのではないかと心配になるママも多いことでしょう。
もし花粉症の症状が出たとしても、冷静に判断することが大切なポイントです。
赤ちゃんの花粉症の症状
赤ちゃんの花粉症も大人と同じく、鼻水や鼻づまり、目のかゆみが主な症状です。
まだ赤ちゃんは言葉に出して「つらい」とママに伝えられません。なので、泣いたりタオルや枕などで鼻を擦ったりして、かゆみを訴えます。
もし、いつもと違うところがあれば、気を付けて見てあげてくださいね。
また、花粉症の兆しが見られたら、なるべく花粉に触れないようにしましょう。
赤ちゃんの花粉症対策
赤ちゃんの花粉症対策は、おうちでよく目を洗い、しっかり鼻水を吸引することが大事になります。
さらに洗濯物や布団の外干しを控えること、帰宅した後は顔や手をよく拭く対策もおすすめです。
また、空気清浄器などを導入して花粉をシャットアウトしてもいいでしょう。
もし病院に受診する場合は、基本的に対処療法になるので、かゆみなどのアレルギー症状を抑えるお薬や点鼻薬・点眼薬などが出されます。
赤ちゃんでも花粉症は長い付き合いになるので、不快な思いをなるべくさせない為にも赤ちゃんが快適に過ごせるようにしましょう。
赤ちゃんのアレルギーは重症化しやすい?
ここでは、赤ちゃんのアレルギーの重症化の有無について解説しています。
赤ちゃんのように幼いと、大人より花粉症の症状が出やすいのではないかと思うママもいらっしゃるのではないでしょうか。
確かに症状を放置していれば、その分重症化するケースもありますが、年齢を重ねる毎にアレルギー症状は緩和していくのだそうです。
食物アレルギーは複雑
即時型の食物アレルギーは、赤ちゃんによって、様々なものに反応してしまう場合があります。
ですが、年齢が幼い頃に複数の食物アレルギーがあっても、年齢が上がるにつれて治っていくことが多いです。
特に野菜や果物などは、大人になって口にしたらアレルギー症状が出なかったということもあります。
このことから、除去する食物は成長とともに減っていくことも多いでしょう。
食物アレルギーを治すには
赤ちゃんのころに発症した即時型の食物アレルギーは3歳頃までに約5割、小学校入学頃までに8から9割の人が治るといわれています。
治ったかどうかの判断は、アレルギーを引き起こす食べ物を避け続けているだけではわかりません。
だいたい離乳食が進んで、ある程度の量をまとめて食べられる1歳くらいになったら、病院で定期的に食物経口負荷試験を受けてみましょう。
この食物経口負荷試験では、赤ちゃんが安全に食べられる食べ物や食べられる量を増やしていくことを目指します。
アレルギーは気長に付き合おう
赤ちゃんでも症状を引き起こすことがあるアレルギーですが、きっと症状を目の当たりにしたら慌てることでしょう。
その中で特に重要なポイントは、赤ちゃんの不快感をなるべく早い段階で取り除いてあげることです。
特に皮膚に現れるアレルギーは分かりやすく、赤ちゃんに合った対象療法や解決策がたくさんあります。
普段から赤ちゃんの様子を見て、変わったことはないかチェックしていくことがアレルギーの早期発見に繋がるでしょう。