妊活中は、体を暖めたりストレスフリーな生活を心がけたりすることを重視しますが、やはり食事も大きなポイントに!
食事こそが妊活の基本といってもいいほど、妊活中は食事にこだわってみるのがおすすめです。
どんなものを食べればいいのか、また食べてはいけないものはあるのかなどが気になりますよね。
妊活をもっと充実させるために、妊活中の食事の基本について見ていきましょう。
妊活中の食事は「足し算と引き算」を意識
妊娠しやすい体を作るために、卵子の質を上げるために、食事にも気を使いたいと思っている人は少なくありません。
妊活中は、好きなものを好きなだけ食べるという、今までのような食事の摂り方はあまりおすすめできません。
そこでポイントとなるのが、足し算と引き算を意識した食事!
妊活にプラスになる栄養を増やし、妊活のマイナスになるものを減らす食事を心がけてみませんか?
妊活にプラスになる栄養を増やす
まずは、妊活にプラスになる食材を多く取り入れることを意識することから始めましょう。
例えば腸内を整える作用があるものや、体を温める働きがあるものはおすすめです。
またビタミンDも妊活を支える栄養素として、近年特に注目されている栄養素です。
歯や骨を丈夫にするだけでなく、免疫力アップにも役立つため、積極的に取り入れることをおすすめします。
妊活のマイナスになるものは減らす
妊活にプラスになる食材を意識して摂っても、妊活にマイナスになるものもたくさん摂っていては意味がありません。
体を冷やす食材や、炭水化物に偏った食事、スナック菓子や甘いお菓子を頻繁に食べることは、妊活中は避けたほうが良いでしょう。
特に高GI値や高脂肪の食事が続くと、体内の炎症レベルが上がり妊活の妨げになってしまうことも。
妊活にマイナスになる食事をしない、ということも大切なポイントです。
妊活で食べたほうが良いもの
妊活中の食事は、栄養バランスにこだわるのが大切ですが、具体的にどんなものを食べればいいのか迷ってしまいますよね。
できれば妊活に役立つものを中心に、毎日のレシピを考えたいところです。
ここでは妊活中に特に取り入れてもらいたい食材を3つご紹介します。
毎日の食事に取り入れ、妊娠しやすい体づくりに役立ててみてくださいね。
魚
魚には、妊活中に積極的に摂りたいビタミンDが豊富に含まれているほか、DHAやEPAといった卵子の質を上げる働きが期待されている栄養も含まれています。
ほかにもたんぱく質を多く含むことや、小魚などにはカルシウムが含まれていることなど、妊活中にうれしい栄養素ばかり!
良質な脂も含まれているのもポイントですね。
1週間のうち半分くらいは、食事に魚を取り入れるのがおすすめです。
きのこ
きのこにもビタミンDが含まれていて、妊活中の食事にたっぷり取り入れてほしい食材のひとつ。
とくにキクラゲや干しシイタケにはビタミンDが豊富に含まれています。
きのこにはビタミンDだけでなく、食物繊維も豊富です。
腸内環境を整え、免疫力をアップさせるのにも役立ちますよ。
きのこは低カロリーでヘルシーなのもうれしいポイントですね。
発酵食品
発酵食品には乳酸菌が多く含まれていて、腸内の善玉菌を増やし、免疫力をアップさせる働きが期待できます。
さらには摂取した栄養を分解し吸収することで、人間の体内では生成できないビタミンB群などの栄養素を生成することもわかっています。
味噌やヨーグルト、キムチなどの発酵された漬物に乳酸菌が多く含まれているので、意識的に取り入れるといいでしょう。
妊活で食べてはいけないもの
妊活中の食事は、体に良いものを取り入れると同時に、妊活の妨げになる食事は摂らないということも大切です。
とはいえ、妊活中は妊娠中と違って「絶対に食べてはいけない」というものはありません。
これは避けたほうが良い、妊活中は食べないほうがベター、というものを中心にご紹介するので、妊活中の食事の参考にしてみてくださいね。
甘いお菓子
砂糖がたっぷり使われている、ケーキなどの焼き菓子や、ジュースなどは、妊活中は避けたほうが良いもののひとつ。
砂糖はエネルギー源になるため、適量を摂取する分には問題ありませんが、毎日たくさん食べるとビタミンBやミネラルをたくさん消費してしまいます。
ビタミンBが不足すると体が冷えやすくなったり、赤血球がベタベタになり栄養が行き届きにくくなったりという原因になってしまうことも。
妊活中の甘いものはほどほどにしておきましょう。
アルコール
アルコールは妊娠したらもちろんNGですが、妊活中からも摂取量に気を付けたいところ。
妊娠と飲酒に因果関係はないとされていますが、飲酒が妊娠率を低下させるというデータが出ているのは事実です。
アルコールが分解されるときに発生する活性酸素が、妊娠に影響しているのではないか、と考えられています。
妊娠率をアップさせたいなら、妊活中からお酒は控えたほうがいいかもしれませんね。
カフェイン
カフェインも妊活中は控えたほうがいいもののひとつです。
カフェインはビタミンDの吸収を妨げるといわれています。
妊活に有効なビタミンDを摂取しても、カフェインをたくさん摂ってしまっては意味がない、というわけですね。
カフェインはコーヒー以外にも、紅茶やココア、緑茶にも含まれるので気を付けましょう。
妊活中はパートナーと一緒に食事を改善しよう
妊活中の食事は、食べたいものを好きなだけ食べるのではなく、妊活に良いものを積極的に取り入れて、妨げとなるものを避ける、というのが大きなポイントになります。
妊活中に絶対に食べてはいけないものはありませんが、有意義な妊活をするなら食事に気を使うのがおすすめです。
そして妊活は女性だけのものではありません。
妊活のひとつとして食事に気を使うなら、パートナーと一緒に体に良いものを取り入れるようにしてくださいね。