夫婦で「赤ちゃんが欲しい!」という話になり、いざ妊活を始めたけどなかなか妊娠できない…と悩みを抱えている方多いのではないでしょうか?
妊娠できない原因が女性にあると考えの男性も多いようですが、実は原因が男性にある場合も少なくはありません。
もし、男性に原因が合った場合、奥さんがどれだけ妊活を頑張っても意味はありませんよね。
そこで今回は、男性の不妊の原因と対処法を紹介していきます。
ぜひ参考にしてみてくださいね◎
不妊の原因は女性だけじゃない
妊活は女性が頑張るイメージがあると思いますが、夫婦で一緒に取り組むことが一番の近道となります。
精子の量が少なくては、妊娠する確率はもちろん低くなってきます。
一度に数千万から数億個の精子が写生されても、卵子の場所までたどり着くのはほんの一部。
そうなってくると精子がたくさんいた方が確実に確率は上がってきますよね。
まずは、男性も精液検査を受けて精子が正常かどうかを確認しましょう。
男性の不妊の原因
男性の不妊の原因は、遺伝子や発育段階で受けた影響等で性機能不全になる先天性の不妊。
ストレスやアルコール、喫煙、肥満、薬の副作用等の影響を受ける後天性の不妊があります。
性機能不全とは、性的欲求や性的興奮とその最高潮が減退・欠如する状態。
勃起障害や早漏、遅漏などがあります。
先天性の不妊は改善は大変ですが、後天性の不妊は男性自身の生活習慣の見直しによって大きく改善されます。
病院へ行くこともオススメですが、まずは自分自身でできる対策を行なっていきましょう。
男性の不妊の種類
男性不妊の原因の90%以上が造精機能障害です。
精子を作る機能に問題があり、精子をうまく作ることができない状態です。
一度の射精での精子の数は数億個と言われていますが、正常な男性でも卵子に到達する前に99%が死滅します。
造精機能障害となると、普段よりも卵子まで到達する精子はとても少なくなってき、不妊の原因となってきます。
造精機能障害には大きく分けて3種類があります。
無精子症
一番重い症状で、精液中に精子が1匹もいない状態です。
しかし精巣に精子が存在していれば、顕微鏡授精などで対策をとることができます。
乏精子症
精液の中に精子はいるけど、その数が通常に比べて少ないという症状。
精子が少なければタイミングも少なくなってきます。
対策としては、人工授精、体外受精、顕微鏡授精などの不妊治療となってきます。
精子無力症
精子の数は正常ですが、精子の運動率が悪い状態です。
精子状態にもよりますが、人工授精や顕微鏡授精などの不妊治療法となります。
男性の不妊は解決できる!
症状にもよりますが、後天性の不妊であれば、行動次第で確実に今の段階よりも改善することが可能です。
「こんなことが不妊の原因だったの?」とびっくりする方も多いと思います。
頑張って不妊治療を行なっている際に、見逃してはいけないポイントを紹介します。
自分と向き合い自分でできる対策はしっかりと行なっていきましょう♪
今すぐにやめるべきこと
日常生活で絶対にやめるべきこと。1つ目は、喫煙です。
タバコを吸うことによって、血管が収縮して血流が悪くなってしまいます。
血管が集中しているペニスに大きな影響を及ぼします。
喫煙によって精子の中のDNAが傷つけられ妊娠したとしても流産や障害の可能性が高くなってきます。
もし妊娠した場合にも受動喫煙の問題にもなるので、絶対に禁煙をオススメします。
もう一つは、禁欲。
こちらは、たくさん溜めておいたほうが効果的なのでは?と思う方も多いと思います。
逆効果です。精子は毎日作られている為、溜めておく必要はありません。
毎日作られている分、たくさんの精子は死んでいきます。 そうなってくると、射精した場合の精子が死んでいる可能性が大。
我慢する必要はありません◎
新しい精子を保つには、溜めずに射精することがポイントです!
日常生活で気をつけるべきこと
ぴっちりとした下着着用は避けましょう。
卵巣は熱にとても弱く、通気性の悪い場所、体温が上がることを嫌います。
それに伴い、長時間のサウナや長風呂は控えましょう。
精巣の理想の体温は35度と言われています。
日本人の平均体温は、37度。自分の体温より下げておくことが重要になります。
元気な精子を保つために、通気性、体温を心がけるようにしましょう♪
普段服用している薬や育毛剤などにも不妊の原因がある場合があります。
フィナステリドと含む薬には要注意です。
抜け毛を防ぐなど男性ホルモンの低下を起こす作用が入っているので、精子に大きな影響を及ぼしてしまいます。
普段飲んでいる薬なども見直してくださいね。
不妊は女性だけの問題ではない!
いかがでしたか?
今回は、「男性の不妊原因と対処法」について紹介しました。
何気なく過ごしている日常で、不妊の原因がたくさんあることがわかったと思います。
女性だけが不妊の原因ではないことは大前提として理解してください。
年齢と共に不妊の確率は確実に上がってきます。
自分は大丈夫と男性の不妊治療を後回しにしていると、若い頃だったら可能だった通常妊娠も不可能になる可能性もあります。
しっかりと夫婦で不妊問題に向き合い二人三脚で妊活に励んでくださいね。