【生後9ヶ月】離乳食の手づかみ食べいつから?おすすめな食べ物は?

離乳食の後期に入り始める生後9ヶ月。幼児食へ向けて3回食を始めたり、食べれるものも増えてくる時期ですね。

食への興味が強い子だと、自分で食べてみたいと自ら手づかみ食べを始める子もいることでしょう。でもママとしては、あちこち汚れてしまう手づかみ食べは一苦労ですよね。

本記事ではそんな手づかみ食べの進め方・必要性についてまとめました。後半は手づかみ食べしやすい食べ物も紹介するので、ぜひ最後まで読んでみてくださいね。

手づかみ食べの進め方

既に離乳食を始めているママはご存知かもしれませんが、離乳食の進むペースは個人差がとても大きいです。手づかみ食べも同様に、始めるタイミングが早い子もいればゆっくりな子もいますし、最初から上手に食べれる子もいれば、ぐちゃぐちゃにしてしまう子もいます。

ここでは、一例として手づかみ食べの進め方について紹介します。食べづかみをするこの時期は、ママにとって大変な時期になりますが、片付け前提と割り切って子供のペースに合わせて進めていきましょう

手づかみ食べはいつから始める?

目安としては離乳食後期の9ヶ月~11ヶ月頃です。

これは親が手づかみ食べをスタートさせるというよりも、子供が食への興味を示して自ら手で掴もうとするのがきっかけに始まります。中には手が汚れるのを嫌がる子もいますので、そのような場合はお子さんの様子を見ながら、固形で掴みやすそうなものを用意してみるとよいでしょう。

一番重要なのは、苦手な子に対して無理して勧めないことです。手づかみ食べをしてくれないからと言って焦らず、本人のペースを待ちましょう。

手づかみ食べをするメリット

手づかみ食べは、脳を成長させるための良い刺激になります。大人から見ると、手で食べ物を掴んで食べる行為はあまりお行儀の良いことではありませんが、子供の成長にはかかせないことです。

食べ物の食感を手で感じ、自ら掴み、口へ運ぶ。少しずつ自分の意思で手を動かせるようになってきた赤ちゃんにとって、これらはとても難しいことです。

手づかみ食べはいつまで?

手づかみ食べは離乳食が終わってからも続く子が多いです。手づかみ食べからが上達し、徐々にスプーンやフォークなどの道具を使って食べることに移行していきます。

しかし、3歩進んで2歩下がるかのようにスプーンなどの道具を使いつつ、手づかみも並行しながら手づかみ食べを卒業していく子がほとんどです。

手づかみ食べにおすすめな食べ物は?

「離乳食って柔らかいものが多いけど、どんなものを掴ませたらいいの?」と悩むママは多いはず。そして、ママとしては少しでも散らからない方が助かりますよね。

ここでは、そんなママにピッタリな掴み食べしやすい食べ物を紹介します。

掴みやすいもの

汁物やお米などは掴みにくく、ぐちゃぐちゃにされやすいのでこの時期はあまりおすすめできません。お米は海苔で挟んでおにぎりにしてあげるといいですね。

そして、赤ちゃんが掴みやすいのは細長くて掴みやすいものです。1cm程のサイコロサイズだと、子供によってはまだ上手くつかめない場合があるため、まずは握りやすいスティックから様子を見てみましょう。

作り置きOK|おやき

手づかみ食べの定番レシピおやき。

小麦粉や卵、野菜の分量を量って混ぜて…と大変そうなイメージがありますが、さつまいもやジャガイモ・カボチャなどを潰し、片栗粉を混ぜるだけでも簡単におやきができます。

おやきは冷凍庫で保管も可能で、作り置きにもピッタリです。ぜひ試してみてくださいね。

参考:https://cookpad.com/recipe/4617908

食べやすい|野菜スティック

こちらも手づかみ食べの定番、野菜スティック。野菜スティックにしやすい食材はこちらです。

大根
にんじん
パプリカ
アスパラガス
ブロッコリー

作り方は各野菜を棒状にカットし、茹でるだけです。電子レンジや炊飯器でも同様にできるので、茹でるのが面倒と感じる方はそちらも試してみてくださいね。

甘くてパクパク食べちゃう|果物

いちご
バナナ
リンゴ

リンゴは少し硬いので、カットしたら40秒程軽くレンジで温めると赤ちゃんにも食べやすい固さになるのでオススメです。上手く手づかみ食べが進まない子でも、甘くて大好きな食材ならいつもより食べてくれるかもしれませんね

用意が簡単|食パン・赤ちゃんせんべい

最後は一番用意するのが簡単な、すぐ用意できる食べ物です。手づかみ食べを進めたいけど、用意するのも汚されるのもイヤというママは、食パンや赤ちゃんせんべいから始めてみるとよいでしょう

食パンは1~2cm位にカットした方が食べやすい子と、握りやすく細長い形の方が食べやすい子がいるので、様子をみてカットしてみてくださいね。また、食パンをカットする時は、キッチンバサミを使うと手軽に用意ができるのでおすすめです。食パンは、そのままよりも軽くトーストした方が固さがあって持ちやすかったりします。

手づかみ食べは無理せず進めていこう

手づかみ食べを始める時は、汚れないか心配でハラハラしてしまいますよね。

今の時期だけとわかっていても、それを耐えるのは大変です。まずは、ぐちゃぐちゃにしにくい固形物から始めてみることをおすすめします。また、掴み食べをしている時期は少しでも片付ける手間を減らすために、床にビニールシートを引いておくのと楽になりますよ。

離乳食は用意するのも大変ですが、それを見守るママの精神面も大きな負担です。もし食べてる最中に遊び食べを始めてしまったら『御馳走様しようね』とそこで終わらせるようにし、無理のないペースで進めて行きましょうね

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