家でずっと過ごしてきた新生児期。『赤ちゃんと早く一緒に外出したい』と、一緒にお出かけするのを心待ちにしているママも多いのではないでしょうか。
本記事ではいつから外出OKなのか、外出時間はどの位が適切なのか、外出時の持ち物や注意点を紹介します。
【生後1ヶ月】外出はいつから?時間はどの位?
『赤ちゃんの初めての外出はいつから?』『どの位の時間大丈夫なの?』と気になるママが多いことでしょう。
ここでは、そんなママ向けにそれぞれ解説していきます。ぜひお外デビューの参考にしてくださいね。
外出は1ヶ月検診を終えてから
産まれたばかりの赤ちゃんは体力や免疫力が低く、体温調整もまだ上手にできないため、あまり外にでるのは好ましくありません。
上の子がいてどうしても一緒に外へ出なければいけない場合や、2週間検診などがある子を除いて、ほとんどの赤ちゃんが1ヶ月検診が初めての外出になるのではないでしょうか。
1ヶ月検診では赤ちゃんが順調に成長しているかをお医者さんに見てもらい、そこで問題がなけれ少しずつ赤ちゃんと外出をしていきましょう。
外出時間は少しずつ伸ばしていく
赤ちゃんとの外出は、少しずつ時間を延ばしていくようにしていきましょう。
最初はどこかでお出かけするのではなく、数分のお散歩から徐々に赤ちゃんを外の世界に慣らすところからスタートです。その後、赤ちゃんの機嫌や体調を見ながら徐々にお散歩の時間を延ばしていくと良いですね。
大人にとっては外と室内の温度差は大したことないかもしれませんが、赤ちゃんにとってはとても体への負担がかかってしまいます。
また、お散歩へ毎日行けたらよいですが、まだ産後間もないのでママの体調がすぐれない日もあるでしょう。そんな時は、カーテンと窓を開けて外の空気に触れさせる外気浴をしたり、赤ちゃんを抱っこしながらベランダに出たりするのも良いですね。
【生後1ヶ月】外出時の持ち物や服装
1ヶ月検診を終えたら赤ちゃんとの外出ができるようになります。
ここでは、赤ちゃんとの外出に必要な持ち物と服装について紹介します。ちょっとしたお散歩の時と、どこかへお出掛けする時では持ち物が変わってきますので、それぞれ分けて紹介します。
持ち物リスト|近所へのお散歩編
ちょっとスーパーへ買い物へ行く時や、お散歩する時もいざという時のために最低限下記の2つは持っていきましょう。
タオル or ガーゼ
母子手帳と保険証
タオルやガーゼは急な吐き戻しがあった時のため、母子手帳は万が一外で体調が悪くなってしまった時そのまますぐに病院へいけるようにするためです。
オムツや着替えに関しては、汚れてしまった時すぐに家に帰れる距離ならなくても大丈夫です。
持ち物リスト|お出かけ編
電車や車などでお出かけをする時の持ち物を紹介します。
オムツ
お尻ふき
ビニール袋
着替え一式
授乳ケープ or 液体ミルク or 粉ミルク+調乳用のお湯+水+哺乳瓶
タオル or ガーゼ
母子手帳と保険証
おくるみ
おもちゃ
ブランケット(冬)
お散歩の時と違って一気に荷物が増えます。
ミルクを上げる場合は、少し割高ですが液体ミルクも販売されていますので、そちらを使うと荷物が少なくすみます。
ただし、普段飲んだことのないミルクだと飲まない子もいたりするので、なるべく事前に家で飲まして様子をみてからがよいですね。
外出時の服装
春:肌着+ロンパース
夏:肌着+ロンパース(半袖)
秋:肌着+ロンパース+ベスト
冬:肌着+ロンパース+上着+帽子
赤ちゃんは大人より体温が高いので、着せすぎには注意が必要です。また、どの季節も寒くなった時のために、おくるみが1枚あるととても重宝します。
冬の上着は室内では暑いので、すぐに脱がすことのできるものが楽ですよ。また、真冬は上着だけでは寒いのでブランケットを用意してあげましょう。
ユニクロのブランケットは、ベビーカー・抱っこ紐兼用で使えるので育児中のママにとても人気です。売り切れてしまう年もあるので、気になる方は早めの購入をオススメします。
参考:https://www.uniqlo.com/jp/ja/products/E418768-000/00?colorDisplayCode=68
【生後1ヶ月】外出の注意点
赤ちゃんと外出する時に優先すべきなのは、赤ちゃんの体調と安全です。
ここでは、赤ちゃんの体調管理と安全のために外出時に気をつけたいことを3つ紹介します。
車移動はチャイルドシートが必須
6歳未満の子供を車に乗せる時は、道路交通法でチャイルドシートの使用が義務づけられています。車での移動の時は、必ず首座り前の赤ちゃんを乗せられるチャイルドシートを選んで取り付けるようにしましょう。
赤ちゃんは車の振動が好きな子が多いので、ぜひ赤ちゃんとの楽しいドライブを過ごしてくださいね。
外出におすすめな時間帯
涼しい春や秋は日の出ている時間ならいつでも外出に最適な気温ですが、暑い夏と寒い冬は外出時間に気をつけたいところです。
夏の外出は極力午前中で早めの時間帯にするか、涼しくなる夕方の時間に出かけるようにしましょう。ベビーカーの場合、地面との距離が近いため熱がこもりやすく、熱中症になりやすいので特に注意が必要です。
日中と夜の気温差が激しい冬は、帰りが遅くなる時は必ずブランケットなどの防寒グッズを持っていくようにしましょう。
長時間の外出と人込みは避け
赤ちゃんはまだ体温調整が上手にできないため、大人にとっては何ともない外と室内の気温差でも、赤ちゃんの体には負担が大きかったりします。
そのため、長時間の外出は赤ちゃんが体調を崩す原因にもなりえるため、極力控えるようにしましょう。
また、インフルエンザなどが流行する冬の時期は、人の多い場所へのお出かけはなるべく避けた方がよいですね。
赤ちゃんと楽しくお散歩からスタートしよう
待ちに待った赤ちゃんとのお出かけ。ですが、急に長時間の外出は赤ちゃんにはとても負担が大きいため、まずは短めのお散歩から始めるようにしましょう。
ちょうどお外デビューする生後1ヶ月のタイミングが真夏や真冬の場合は、なるべく気温差の少ない時間に外に出たり外気浴をさせましょう。
産後1ヶ月だとまだママも本調子とはいきませんよね。無理して毎日必ず散歩へ行かなければいけないわけでもありませんので、ぜひ無理のない範囲で赤ちゃんとのお出かけを楽しんでくださいね。