東京の穴場公園!?東大島~亀戸の旧中川沿いを狙おう

休日に子供とお出かけしたい。でも、利便性のいい公園は、芋洗い状態になっている。そういうことってありませんか?

駐車場のある公園も駐車場渋滞になっていたり、自転車が山のように止められてて入り口からベビーカーで入れないなど、よく目撃します。今回は、東京の東部にある、旧中川沿いにある中川沿いの遊歩道でつながった公園2カ所をご紹介します。

公園で遊ばせたいなら穴場の公園へ

こどもを公園に連れて行くのに、どこがいいのか悩むことはありませんか?

近所の小さな公園はすでに子供が一杯で、やっと座ることが出来るようになった我が子を座らせられるような所もなく、狭くて危ないとか、広くて芝生があるような公園でも、レジャーシートを敷いてゆっくりと思ったら、犬が走ってきたとか、若者が酒盛りしてるところへ子供が入って行ってしまったり、ボールが飛んでくるなど親としては冷や冷やする場合もあるでしょう。

今回は穴場だと思われる『旧中川沿い』の比較的すいている公園をご紹介します。

旧中川沿いってどこ?

※江戸川区の作成する「えどがわまっぷ」の施設案内マップより画像をお借りしました。

https://www.city.edogawa.tokyo.jp/map/

旧中川沿いは東京23区でも東側、墨田区と江東区北東部と川を挟んで隣接する江戸川区の辺りにある、JRの駅からは離れている、比較的穏やかな空間の場所にあたります。

江東区北東部というと、『亀戸』があり、『亀戸中央公園』のJRの最寄り駅は、亀戸か平井になりますが、最も近い駅は、東武亀戸線の亀戸水神駅で、そこからは徒歩2分になります。

南端は、都営新宿線の東大島駅にあたりますが、東大島駅は旧中川沿いの『東大島小松川公園』に隣接していますが、墨田区の錦糸町の様な大きな商業施設があるわけではないので、比較的いつも穏やかな周辺状況だと思われます。

東京都東部7公園のサイト

東京都のの公園を紹介するサイトがあります。その中で、今回紹介したい公園が2カ所、『東京都東部7公園』に含まれています。

ご紹介したいのが、旧中川沿いに墨田区から江東区へ南下してすぐにある『亀戸中央公園』とさらに川沿いを進むとたどり着く『大島小松川公園』です。川沿いは土や砂地の道がずっと続き、とても風情があります。あまりにも穏やかで、大通りがいくつもあるのを忘れてしまうほどです

https://tokyo-eastpark.com/

亀戸中央公園

墨田区側から川沿いを南下すると、運河を挟んで江東区に入ります。

するとそこは亀戸エリアで、広大な亀戸中央公園が広がっています。旧中川の河川敷には遊歩道があり、土手を上がると車が入れない広大な公園になります。

犬を散歩する人も多いですが、マナーは良い人が多く、犬たちも大人しく、放すのが禁止されているため、犬と一緒にいる人はお互いにルールをまもっています。

小さい子供を遊ばせる親としては安心かと思います。亀戸駅からは少し離れており、最寄り駅は亀戸水神駅になります。

写真は、亀戸中央公園の旧中川河川敷を南下した周辺になります。梅雨の時期はアジサイが綺麗な場所もこの付近にはあります。

エリアが3つに分かれている

東京都東部7公園のHPによると、亀戸中央公園は、元々は日立製作所の亀戸工場のあったところを整備したところのようです。そして、亀戸水神駅から近い方からA・B・C3地区に分かれています。

A地区には、中央広場に時計塔や遊具が設置され、子供たちの格好の遊び場になっています。遊具は公園の一角にあり、滑り台やブランコ、そして砂場などがあります。自動販売機も公衆トイレもあります。

B地区には、スポーツセンターが一角にあります。かなり広いエリアで、じゃぶじゃぶ池という人工池(夏季以外は水が抜かれており、自由に中に入れる)や、テーブルやいす、ベンチも多く、周囲は憩いの広場となっています。草の生えた広場が多いため、安心して子供たちを走らせられる場所です。舗装された道は、自転車と歩行者用です。ジョギングをする人も多く見られます。

C地区は、B地区と総武線の高架を挟んで隣り合わせにあり、運動広場として整備されいます。多目的球技広場、テニスコートのほか児童コーナーがあり、ターザンロープ等の遊具は子供たちの人気を集めています。テニスコートは夜まで開いており、管理の方もいらっしゃいます。

またこのC地区は「サザンカの名所」として親しまれています。

亀戸中央公園へのアクセス

最寄り駅は、東武亀戸線の亀戸水神駅になります。公園の駐車場はありませんので、車で来る場合は、近くのコインパーキングなどを探しましょう。

所在地 江東区亀戸八・九丁目
交 通 東武亀戸線「亀戸水神」下車 徒歩2分
問合先 TEL 03-3636-2558
亀戸中央公園サービスセンター
〒136-0071 江東区亀戸9-37-28

旧中川沿いをお散歩する

河川敷は歩いたりジョギングしたり自転車で走る人も居ますが、川で釣りをする人も多く、肉眼で泳ぐ魚が見えることもあり、魚を眺めたり鳥を見たりすることもでき、穏やかな時間を過ごせます

抱っこ紐で赤ちゃんと歩く人もいますし、ベビーカーの人も居ます。喧騒を離れて穏やかな空間なので、なによりパパやママの気分転換にもなるようです。川沿いのベンチでぼーっとするのもお勧めです

Bエリアのテーブルと椅子を使ってランチなど楽しむ場合は、駅周辺にコンビニがあるので、そこで買うなど用意してから公園へ入りましょう。自動販売機はありますが、食事の販売はされておりません。

筆者の子供は、この公園で寝転がって空を見ていることがあります。子供は遊具が無くても色々感じ取っていて凄いなとおもい、自分も同じように空を見上げてみました。そても爽快ですよ。

大島小松川公園

旧中川河川敷を南下すると亀戸緑道公園があり、さらに進むと広大な大島小松川公園にたどり着きます。たどり着いても広いので、端まで行こうとするとかなり歩くことになるでしょう。

江東区と江戸川区を大きな遊歩道橋で結んでいます。写真はその一つである「さくら大橋」、奥に見える「もみじ大橋(さくら大橋の北側)」も車は通ることが出来ません。

北側から進んでくると、「虹の大橋」、「もみじ大橋」、「さくら大橋」の順に車が通れない大きな橋を見ることが出来るでしょう。

大島小松川公園とは

HPによると、東京都立大島小松川公園は、防災市街地再開発事業により、設置された公園です。

江東デルタ地域の東端に位置し、旧中川を挟んで江東区と江戸川区にまたがり、平常時はレクリエーションの場として利用され、災害時には20万人の 避難場所となる防災公園です。

スポーツ施設を中心としたスポーツ広場、わんさか広場、自由の広場、季節の広場(北側と南側)、風の広場の五つのブロックがあります。
自由の広場に隣接してお子様に人気のアスレチック広場とバーベキュー広場あり、駐車場(有料)も完備しています。

有名な大きな滑り台があり、休日はにぎわいます。にぎわうと言っても、さほどでもないという口コミが多くみられます。小さな子向けの遊具のあるエリアと、もう少し大きなお子さん向けのアスレチックのエリアがあります。

広いので、遊具のエリアまで行かなくても、お散歩をしたり、歩き始めの子供を歩かせたいと思う親御さんや、走り始めて何より歩きたがる1歳半くらいのお子さんと歩くのにもいいでしょう。

大きな橋の上でも比較的安心できると思います。特に育休中のママや入園前の子供を遊ばせたい平日の日中は、人も少なくて歩かせ放題。

遊具が無くても子供は歩けるだけ、走れるだけで大満足です。周りの景色を見て鳥を見て、鳥の声を聴き、空を見て風を感じて、魚が跳ねるのを見られる、東京都内であることを忘れそうになるような五感を刺激されるような素敵な場所だと言えます。

駐車場がある

HPに記載がある通り、駐車場があるため、車で家族で訪れて楽しむことが出来ます。また、移動販売車が来ているようなので(管理センターに確認をして下さい)、ゆったり過ごすこともできそうです。

駐車場は、1000円以外のお札が使えないので注意してください。

東大島の駅からすぐに位置しているので、駅の近くにあるお店でファーストフードを購入してから行くのも良いかもしれません。

●駐車場情報

大島小松川公園駐車場
TEL 03-3685-7706
住所 〒132-0034
江戸川区小松川1-7
営業時間 24時間営業
利用料金 高額紙幣(一万円札、五千円札、二千円札)はご使用になれません。

普通車
1時間まで300円
以後20分毎に100円
入庫後12時間最大料金 1200円(*最大料金は繰り返し適用されます。)

アクセス

HPでは電車と車について書かれていますが、バスの場合は東大島駅行のバスが一番近くまで行くようです。

バリアフリーマップが提供されています。

https://tokyo-eastpark.com/wp-content/themes/tokyo-eastpark/images/lower/ojima_parkmap2020.pdf 

所在地 江東区大島九丁目、江戸川区小松川一丁目

開園日:常時開園
※サービスセンター及び各施設は年末年始は休業となります。
※営業時間等はサービスセンターへお問い合わせ下さい。

入園料:無料(一部有料施設あり)
交通 都営地下鉄新宿線「東大島駅」(S16)徒歩3分
駐車場(有料)
問合先 TEL 03-3636-9365
大島小松川公園サービスセンター
〒136-0072 江東区大島9-9

五感を研ぎ澄まそう

筆者は、この旧中川沿いの道を仕事の帰りに自転車で通っています。地元の人から教えてもらった道なのですが、一度通ったらやめられない程、ゆったりと時間が流れていて、信号も車もなく、人すら殆どいないので、のんびり走ることが出来ます。前方に開けた空を見上げ、川沿いを北方向へ進むとスカイツリーが見え、雲の動きを眺め、風を感じて、鳥の声に耳を澄ませたり、川辺にとまる鳥を見たり、虫の声を聞いたり。喧騒から離れることで、自分に向き合う時間を作れるこの空間が大好きです。

子育てのイライラも、自然あふれる風景を見て感じていると、なんて小さなことだったのかと感じることも多々あります。実は子供にとっても、大人にとっても五感を刺激できる空間が大切で、それを思い出させてくれる素敵な場所であると、そう考えています。

また、季節と風向きによっては、航空機が近くを飛びます。大きく飛ぶ姿が見られるので、子供も大喜びすると思います。

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