赤ちゃんの後頭部がへこむのはなぜ?へこみを作らない対策とは

生後わずかの赤ちゃんは、自分で動くことができません。

動くことができない赤ちゃんはほぼ寝たままなので、抱っこしたときに初めて、「赤ちゃんの後頭部にへこみがある!」「絶壁になっている…」と気づくママもいるのではないでしょうか?

赤ちゃんの後頭部にへこみが生じるのは、寝ているときの姿勢が関係しています。

赤ちゃんの後頭部をへこませないために、なぜへこむのか原因を知り、へこませない対策をとっていきましょう。

赤ちゃんの後頭部がへこむ原因

赤ちゃんは寝返りを覚えるまで、自分で体を動かすことができません。

赤ちゃんの頭はとても柔らかいので、いつも同じ姿勢で寝ていると、頭の形が重力によって変形することがあります。

ママにとって気になるのが、仰向けによる後頭部のへこみかもしれません。

赤ちゃんの後頭部がなぜへこむのか、

いつも仰向けで寝ている

向き癖があるとへこむ場所が変わる

髪の毛が薄くなることも

3つのポイントに絞って解説します。

いつも仰向けで寝ている

生後わずかの赤ちゃんは自分で体を動かせず、まだ首が座っていないことから、寝かせた状態でお世話をすることが多いですよね。

眠るときも窒息の危険がないように仰向けで寝かせるので、赤ちゃんは後頭部を下にする時間がとても長く、いつも同じ場所に重力がかかるため、後頭部がへこみやすくなるのです。

成長過程にある赤ちゃんの頭はとても柔らかく、頭蓋骨は完全に成形されていないため、形が変わりやすい特徴を持っています。

向き癖があるとへこむ場所が変わる

いつも仰向けで過ごしていると赤ちゃんの後頭部がへこむように、寝るときに一定の向き癖があると、頭のへこむ場所は変わります

横向きで眠ることが多い赤ちゃんは、下になっている頭が重力で押されてへこみやすくなりますし、眠る角度によってへこむ場所は変わると考えられますよ。

向き癖は生まれた頃から見られるので、赤ちゃんの持って生まれた特徴なのかもしれません。

髪の毛が薄くなることも

いつも同じ姿勢、同じ頭の向きで寝ていると、寝具との摩擦により髪の毛が薄くなる可能性があります。

赤ちゃんは体を動かすことができなくても、頭を振ったり動かしたりすることはできるので、毎日同じ場所がこすれることで髪が薄くなってしまうのです。

赤ちゃんの髪の毛は細く柔らかいので、絡まりやすく抜けやすい性質を持っていますが、髪の毛が薄くなることは一時的なことなので、安心してくださいね。

赤ちゃんの成長とともに、強くしっかりとした毛が生えてきますよ。

赤ちゃんの後頭部をへこませない3つの対策

赤ちゃんの後頭部がへこんでいた場合、ちょっとした対策をとることで、ふっくらとした形の頭へと近づけることが可能です。

赤ちゃんの後頭部をへこませないための対策として、

向き癖を作らない

ママやパパの抱っこ時間を長くする

ドーナツ枕を使う

上記の3点についてご紹介します。

頭の形をよくしたいと考えている、後頭部がへこんでしまったと悩んでいるママ、パパはぜひ実践してみてくださいね。

向き癖を作らない

頭の形を整える、きれいな形を保つことの最大のポイントは、向き癖を作らないことです。

赤ちゃんは生まれた頃から向き癖を持っていることがありますが、向き癖に気づいたらママやパパがそっと直してあげてください。

仰向けで寝ていたら横向きに寝かす、横向きで寝ていたら仰向けに寝かすというように、寝る姿勢を一定の時間で変えてあげることで、重力が一定方向だけにとどまらないので、頭のへこみを減らすことができますよ。

赤ちゃんの姿勢を直してもすぐに向き癖の方向になってしまう…といった場合は、バスタオルや枕を使って赤ちゃんの姿勢を固定してみてください。

~バスタオルを使った姿勢の固定方法~

  1. バスタオルを細長く丸める
  2. 横向きにしたい場合は、赤ちゃんを横にして背中に丸めたバスタオルをあてる
  3. 赤ちゃんの体を仰向けにして、背中にバスタオルを入れて体を斜めに押し上げてもOK

ただし、うつぶせで寝かせると窒息の危険があるので、注意が必要です。

ママやパパの抱っこ時間を長くする

ママやパパが赤ちゃんを抱っこするときは、縦に抱っこしたり、横に抱っこしたりと、実に多くの姿勢で赤ちゃんは過ごすことができますよね。

ママやパパが抱っこの時間を長くすることは、赤ちゃんにとって同じ姿勢をとらないことにつながり、頭のへこみを減らすことができるのです。

赤ちゃんを抱っこすることはスキンシップにもなるので、親子の絆も深まりますよ。

ドーナツ枕を使う

ドーナツ枕とは、枕の中央に穴があいている、もしくは中央がへこんでいる枕のことです。

平らな寝具に寝かせるよりもドーナツ枕を使用して寝かせた方が、ドーナツ枕の段差により後頭部が押し付けられないので、へこみづらくなりますよ。

向き癖に対しても使用でき、へこみが気になる頭を上にして枕を使うことで、向き癖でついた頭のへこみを緩和することが期待できます。

赤ちゃんの顔に枕が乗ると危険なので、ママやパパが注視しながら使用してくださいね。

赤ちゃんの後頭部のへこみは自然と緩和される

赤ちゃんの頭はとても柔らかいので形が変わりやすく、後頭部がへこむことはよくあります。

赤ちゃんの頭のへこみに気づいたときは、向き癖対策やドーナツ枕を使用して、へこみを少しずつ治していきましょう。

「へこみが治らなかったらどうしよう…」と不安に感じることもありますが、赤ちゃんの頭のへこみは成長とともに自然と緩和されていくことがあるので、安心してくださいね。

後頭部や頭のへこみで気になることがあったら、かかりつけの小児科に相談することも大切ですよ。

最新情報をチェックしよう!
>

"パパママ"の味方であり続けたるために...

当サイトを閲覧いただきありがとうございます。
当サイトは、これから子供を迎えるパパママや育児中のパパママの悩みを少しでも解決したいと思い立ち上げました。

みなさまの悩みを少しでも解決し、楽しいパパママライフに貢献できたら嬉しいです♡
『こんな悩みがある』『もっとこうしてほしい』などの要望がありましたらなんなりとお問い合わせください。