赤ちゃんのハイハイが始まったら、次はつかまり立ちです。
つかまり立ちは1人歩きに繋げるための大切な成長の1つで、生後9ヶ月頃から始まる場合が多いようですよ。
およそ1歳までにつかまり立ちができるようになり、赤ちゃんがどこかつかまる場所を探して、ハイハイから突然つかまり立ちになった!という経験をもつ先輩ママ、パパもいるのではないでしょうか?
気になる赤ちゃんのつかまり立ちや、1人歩きを促す方法を解説いたします。
知っておきたい「つかまり立ち」について
新米ママ、パパにとって、赤ちゃんの成長過程は初耳なことが多いのではないでしょうか?
つかまり立ちも、赤ちゃんを授かって初めて知ったというママ、パパの多い成長過程の1つです。
つかまり立ちについて知りたい!
つかまり立ちは生後9ヶ月から?
つかまり立ちをする気配がない場合は?
気になるつかまり立ちについて、上記の3つのポイントを解説致します。
つかまり立ちについて知りたい!
つかまり立ちとは、ハイハイの次にあたる成長過程の1つです。
手を使ってイスや柱などにつかまり、2本の足で立ち上がる行動で、どこかにつかまって立っている状態を指します。
初めはお尻が重たく、なかなかつかまり立ちができませんが、赤ちゃんなりに立とうと頑張る姿には思わず感動を覚えますよ。
まだ足腰の筋肉が発達途中なので、足元はおぼつかなくフラフラしがちです。
赤ちゃんが倒れてしまわないように気を付けたいですね。
つかまり立ちは生後9ヶ月から?
つかまり立ちが始まるのは生後9ヶ月から、というのが目安です。
生後9~10ヶ月検診のときにつかまり立ちができるかチェックされる場合があるので、つかまり立ちは生後9ヶ月から、という目安が立っているようですね。
成長の早い赤ちゃんだと、生後6ヶ月くらいからつかまり立ちが始まります。
厚生労働省の調べでは、1歳までにつかまり立ちができるようになった、という割合が9割という結果がでているので、成長により時期のばらつきがあることを感じますね。
つかまり立ちをする気配がない場合は?
赤ちゃんがハイハイばかりして、なかなかつかまり立ちをしてくれない…と、悩んでいるママ、パパもいるのではないでしょうか?
もしかしたら赤ちゃんにとって、よい高さのつかまる場所がないのかもしれません。
さりげなくつかまれる場所を用意して、しばらく見守ってみましょう。
つかまり立ちが始まる時期は赤ちゃんの成長や個性によって異なります。
生後の時期にとわられず、おおらかな気持ちで赤ちゃんを見守ってくださいね。
つかまり立ちから1人歩きを促す方法
つかまり立ちが始まると、次は物に支えられながら歩みを進めるつたい歩きが始まり、支えを必要としない1人歩きへとステップアップしていきます。
つかまり立ちからつたい歩き、1人歩きはちょっとしたコツでぐんと進むので、
つかまる場所を作っておく
徐々に間隔を作る
ママやパパが手をとる
3つのおすすめの方法をご紹介します。
2本の足で歩くという行為は脳の発達を促し、身体能力の向上にもつながるので、積極的に取り入れたいですね。
つかまる場所を作っておく
つかまり立ちを促す、つたい歩きを促すためにも、赤ちゃんがつかまりやすい場所を作っておくことはとても大切です。
赤ちゃんの目線に立つと、意外とつかまる場所は少ないかもしれません。
赤ちゃんが手を伸ばしそうな場所に背の低いいすや段ボール箱などを置いて、つかまる場所を作ってみてください。
赤ちゃんが興味をひくような手押し車を用意してもよいかもしれません。
体重をかけてもひっくりかえらないような、重みのあるものがベストです。
徐々に間隔を作る
つかまる場所を用意して、赤ちゃんのつかまり立ちが上手になってきたら、今度は少しずつ間隔をあけてみましょう。
赤ちゃんがつかまる場所を求めて自然とつたい歩きに移行し、2本足で歩くことに抵抗がなくなっていきますよ。
赤ちゃんが上手につたい歩きしたら、「がんばったね!」「上手に歩いたねー!」と、褒めて声をかけてあげてくださいね。
ママやパパが褒めることは赤ちゃんのやる気を引き出し、赤ちゃんの自信にもつながりますよ。
ママやパパが手をとる
つたい歩きが軌道にのったら、ママやパパが赤ちゃんの両手をとって、ゆっくりと一緒に歩いてあげましょう。
赤ちゃんにとって、何もない所へ歩くのは不安が募るかもしれません。
「一緒に歩こうね」「あんよが上手♪」と、声をかけながら、歩行をしっかりと支えてくださいね。
赤ちゃんが歩くことに慣れたら、赤ちゃん自身が両手でバランスを取りながら歩き出す日が訪れますよ。
ママやパパがいつでもサポートする姿勢が、赤ちゃんの成長を伸ばすことにつながります。
まずは室内の安全確認が大切
つかまり立ちが始まると、赤ちゃんが触れる場所はとても多くなります。
つかまり立ちが始まったら、一度室内の安全を確認しておきましょう。
壁の画鋲やテーブルの角、倒れやすい扇風機やボタンをいじりやすい空気清浄器…赤ちゃんに触ってほしくないもの、触ったら危険が生じる物は片づけておくとよいですよ。
赤ちゃんは頭が重く、後ろに倒れがちです。
つかまり立ちをしたときに、倒れて頭をぶつけないように頭を守るリュックを背負わせてみたり、床にクッション性の高いラグやジョイントマットを敷いてみたりするのもおすすめです。
けがをしないように、安全第一で赤ちゃんをサポートしていきたいですね。