産まれて間もない赤ちゃんの、衣類のお洗濯。
大人とは分けて洗うのか、洗剤はどのようなものを使ったら良いのか。
また汚れがひどい物の洗濯方法も気になりますよね。
赤ちゃんの肌の厚みは大人の半分程度。乾燥しがちでバリア機能も弱くなっています。
そのためちょっとした刺激でも、トラブルになりやすいのです。だからこそお洗濯には、気を付けてあげたいですよね。
そんな「赤ちゃんの衣類の洗濯」の疑問をまとめました。おすすめのグッズも併せてご紹介しています。
赤ちゃんの衣類はわける？洗剤は何を使う？
赤ちゃんの衣類のお洗濯、大人と一緒に洗って良いのか悩みますよね。
別々に洗うとなると1日に何度も洗濯機をまわす必要があり、ママの負担も増えるでしょう。
ですが大人用の洗剤では、赤ちゃんの肌に良くないものもあります。
これから赤ちゃんが産まれる人や、赤ちゃんのお洗濯に悩んでいる人は参考にしてみてくださいね。
赤ちゃんの服はわけて洗った方が良いのか
赤ちゃんの肌は大人に比べて敏感で、ちょっとした刺激にも反応しトラブルを起こすことがあります。
そうならないためにも、お洗濯には気を付けなければいけません。
新生児のうちは特に敏感なため、必ず分けて洗います。
生後2カ月以上の赤ちゃんの洗濯は、分ける必要はありませんが、洗剤や柔軟剤には気を付けたいですね。
またアレルギーのある赤ちゃんや、肌トラブルがある場合は、月齢に関係なく分けた方が良い場合もあります。
洗剤は赤ちゃん専用のものや、せっけん洗剤などを使用するのが理想です。
赤ちゃんはなんでも口に入れてしまうため、成分には気を付けてあげましょう。
赤ちゃんの肌に優しい洗剤
ここでは赤ちゃんの肌に優しい洗剤をまとめてみました。
ドラッグストアやインターネットでも購入できますので、参考にしてみてくださいね。
パックスナチュロン 純粉せっけん
パーム・ヤシ油が原料の植物性純粉石けん洗剤です。
赤ちゃんはもちろん、肌がデリケートな大人の衣類にも一緒に使えます。
合成界面活性剤をはじめ、リン酸塩・蛍光増白剤・酵素・香料・酸化防止剤は全て入っていません。
パックスナチュロン 純粉せっけん 1kg (デリケート洗濯洗剤)
アラウ.ベビー 洗濯用せっけん
植物原料の無添加せっけん+天然ハーブの力で、すっきり落としてくれる赤ちゃん用洗剤です。
天然ハーブオイル配合のほのかな香りです。
またアロエの天然エキス配合なので、手洗いするママの手にも優しいです。
合成界面活性剤、蛍光剤、漂白剤、着色料、香料、保存料など無添加で作られています。
赤ちゃんの洗たく用洗剤 ピュア
0ヵ月の赤ちゃんから使える、液体洗剤です。
植物性洗浄成分で、オムツ漏れやミルクの汚れをすっきり落としてくれます。
ピジョンの安全性テスト(衣類への洗剤残り試験、皮フ刺激性テスト、アレルギーテスト)済みの商品です。
無着色・無香料・無漂白剤・無リン・無蛍光剤など、成分が優しく作られています。
さらさ 無添加 植物由来の成分入り 洗濯洗剤
植物由来の成分配合で、蛍光剤・漂白剤・着色料が無添加の液体洗剤です。
また洗剤残りが心配ないように作られています。
そのためすすぎが1回で済むのも嬉しいですね。（ですが赤ちゃんには2回以上をおすすめします。）
また皮膚科医監修のもとで肌テスト済みの商品です。
赤ちゃんの肌に優しい柔軟剤
柔軟剤を使わないと衣類がゴワゴワと固くなってしまい、赤ちゃんの肌を傷つけてしまいます。
ですが香りの強い柔軟剤は、赤ちゃんには向きません。
そのため天然成分の香りや、肌に優しいタイプの柔軟剤を使いたいですね。
ここでは赤ちゃんにも使える柔軟剤を集めてみました。
arau. アラウ 衣類のなめらか仕上げ 本体
せっけん洗剤用の柔軟剤です。
せっけんのすすぎ残しを防いで、衣類をなめらか仕上げてくれます。
またクエン酸の力で繊維についた石けん成分を中和して、黄ばみ・変色・ニオイの原因を取り除いて防いでくれます。
ラベンダー油を使用した、天然ハーブ100％の香りも嬉しいですね。
合成界面活性剤・合成香料・着色料・保存料は無添加です。
【まとめ買い】arau. アラウ. 衣類のなめらか仕上げ 本体 720ml サラヤ 柔軟剤 × 2個
ピジョン ベビーランドリー ベビーソフター
0ヶ月から使える、赤ちゃん用柔軟剤です。
天然植物由来の柔軟成分で、静電気防止の効果や、ほこりや花粉などの付着を防いでくれます。
汗などの嫌なニオイを防ぎ、防臭効果が持続します。
ピジョン ベビーランドリー ベビーソフター 本体 600ml
さらさ 無添加 植物由来の成分入り 柔軟剤
無色料無添加の柔軟剤です。
植物由来のケア成分配合で、赤ちゃんのタオルもふんわり洗い上げてくれます。
優しい香りのため、強い香りが苦手な大人にもおすすめです。
赤ちゃんの衣類の洗濯方法
洗剤や、わけて洗うこと以外には、どんなことに気を付ければ良いのでしょうか。
また洗濯方法も気になりますよね。
ここでは洗濯方法と、干す時の注意点などをまとめてみました。
普段の洗濯方法
赤ちゃんのお洗濯では、洗剤を入れすぎないことが大事です。
汚れがひどいときや、匂いが気になるときは、多めに入れる人もいるかもしれません。
洗剤を入れすぎると、衣類に洗剤が残ってしまいます。
赤ちゃんは何でも口に入れてしまうため、衣類に洗剤が残ったままにするのは良くありません。
また赤ちゃんの肌に刺激になってしまいます。
洗剤を入れすぎていない場合も、すすぎは2回以上するようにすると安心です。
汚れがひどい時の洗濯方法
オムツが漏れてしまったときや、はき戻してしまったときの汚れは落ちにくいですよね。
そんな時は酸素系漂白剤で、つけ置き洗いをしましょう。洗面器やバケツにぬるま湯を入れます。
汚れた衣類とぬるま湯、そして酸素系漂白剤を入れます。30分以上つけておくと落ちやすくなります。
軽くすすいだ後、洗濯機で洗いましょう。
干す時の注意点
赤ちゃんの衣類を干すときは、天気が良いのであれば太陽の光があたるところに干しましょう。
太陽の光は殺菌効果があり、細菌の繁殖を防ぐ効果もあります。
しかし花粉や黄砂、PM2.5の気になる時期は部屋干しをしましょう。
アレルギー症状の誘発や、循環器へ悪影響を及ぼすことがあります。
状況に応じて干す場所は変えましょう。
洗剤や洗い方は赤ちゃんの状態とママの判断で
赤ちゃんのお世話はとても大変で、できるだけママの負担は少なくしたいという人も多いでしょう。
新生児以外には赤ちゃんの肌の状態などを見て、分けて洗うか、一緒に洗うかを決めても良いですね。
またせっけん洗剤は洗濯機の汚れが気になるなど、赤ちゃんには優しいものの、ママの負担が増えることもあります。
そんなときはせっけん洗剤以外の優しいものを使うなど、ママの無理のない方法を取り入れてみましょう。