赤ちゃんの名前の決め方は?いつまでに命名?手続きについても解説

妊娠して性別がわかると、赤ちゃんの名前を考えはじめますよね。

「産まれてくる子はどんな子なのかな」と想像しながら考えるのは、とても楽しい時間です。とはいえ名前は一生もの。そのため慎重に考えるママやパパも多いと思います。

ここでは赤ちゃんの名前の決め方のポイントや、いつまでに命名すると良いのか

また役所へはいつまでに手続きすれば良いのか等をまとめてみました。

これから名前を考える際の参考にしてみてくださいね。

赤ちゃんの名前の決め方のポイントは?

赤ちゃんの名前を考え出すと色々な言い伝えや決まりがあり、悩んでしまう方も多いのではないでしょうか。

ですがポイントを抑えれば、方向性が見えてくるかもしれません。

ここでは赤ちゃんの名前の、決め方のポイントをまとめてみました。

使える漢字、文字が決められている

日本では名前に使える漢字が決められています

その数は常用漢字で約2000字、人名用漢字で約1000字あります。詳しくは法務省のホームページで確認してみましょう。

またひらがな・カナカナには制限がなく、「ヰ」「ヱ」「ヲ」「ゐ」「ゑ」「を」などといった字も使うことが可能です。また2文字目以降であれば「ー」「ゝ」「ゞ」「々」も使う事ができます。

アルファベットやアラビア数字は使用することができません。「一」「二」「三」などの漢数字は使用することができます。

法務省HP「子の名に使える漢字」

画数・姓と名のバランスを考える

名前を決めることになった時、気になるのが「画数」ではないでしょうか。

姓名判断とも言われます。

姓名判断とは姓名で使用する文字の画数から、性格・人生の趨勢・適職・恋愛の傾向・結婚運・家庭運・かかりやすい病気などの運勢を鑑定するもの。日本では明治時代以降からはじまった文化だと言われています。

現在は様々な流派があり、それぞれの流派によって考え方や判断方法が異なっています。様々な流派で調べるうちに混乱してしまうため、まずはどの流派で判断するかを決めましょう

また画数は気にしないという人も多くいます。姓名判断はあくまで考え方のひとつであって、判断結果で人生が左右されることはありません。

また画数だけでなく、姓と名のバランスもとても重要です。姓の画数や文字数に合わせ、名前は画数が多すぎないか、文字が多すぎないかなどを見てみましょう。

テスト、書初め、書類などなど文字が多すぎる場合は書くのに疲れてしまったり、黒くなってしまうこともあります。そのため実際に書いてみると良いですね。

尊敬している人の名前や漢字を使う

名前の決め方として多いのが、尊敬している人物の名前や漢字を使うことです。

好きなスポーツ選手やアーティスト、歴史上の人物などを使うママやパパもいるでしょう。「あの人のように尊敬される人になって欲しい!」「活躍してほしい!」「夢を叶えてほしい!」など思いを込めてつけます。

しかし注意したいのが、現在活躍している人物がこの先どのような人生を送るのかわからないということ。また歴史上の人物も有名な活躍は知っていても、実はこんな1面もあったなど、良い面だけではないかもしれないことを理解しておきましょう。

願いや思いを込める

多くの親が子供に「こんな風に育ってほしい。」という気持ちを持っているのではないでしょうか。そんな思いや願いを名前に入れるという人もいます

「優しい子になってほしい」という思いで「優」、「健やかに育ってほしい」で「健」などです。また女の子だと「幸」「美」「凛」「菜」、男の子だど「大」「輝」「光」「陽」など、漢字の意味やイメージから願いや思いを込める場合もありますね。

しかし気を付けたいのが、子どものプレッシャーになる名前になっていないかどうか。また大人になってからも、恥ずかしくないかどうかを考えてあげましょう。

季節や自然から名づける

産まれた季節のイメージから、名前をつけたという人も多くいます。

春生まれには「桜」、夏生まれには「海」、秋生まれには「実」、冬生まれには「雪」などです。生まれた日の景色などでつける人も多いです。

また最近は自然を連想させる名前が人気です。

女の子なら植物や月など可愛らしいものや綺麗なもの。男の子なら大地や海、空といった自然の強さや、壮大さなどを連想するものが人気です。こういった季節や自然の漢字は、多くの人が親しみやすいという良い面がありますね。

いつまでに命名すれば良い?手続き方法は?

名前のイメージが大体決まったら「命名」です。

ですが命名はいつまでに行えば良いのか、そして役所にはいつまでに出生届を出せば良いのか気になりますね。

ここでは命名についてと、出生届の手続きについてまとめてみました。

命名は生まれてから「7日目」の夜までに

昔から日本では赤ちゃんが生まれてから7日目の夜を「お七夜」と言います。そしてお七夜までに名前を命名し、祝い膳を囲んでお祝いするならわしがあります。

昔は親戚やお世話になった方を招いてお祝いしていましたが、現在は母子の体調の負担などを考えて家族のみでお祝いすることが多くなっています。

出生届の提出期限

赤ちゃんが生まれたらお住いの市町村に「出生届」を提出し、戸籍を登録しなければいけません。

また提出は出生日から14日以内(国外で出生したときは3か月以内。)に提出します。

国外で出生したときは3か月以内に出生届・国籍留保届を提出しないと、日本国籍を失う場合がありますので気を付けましょう。

そのため2週間以内には名前を決めなければいけません。

事前に準備できるものはある?

「出生届」の場合は病院や産院で記入してもらう出生証明書と一体になっているため、病院や産院で用意されていることがほとんどです。

また「命名書」は西松屋などのベビー用品店や、ネットショップなどでも売られています。

またパソコンで作成したり、テンプレートをダウンロードして書く人もいます。

「お七夜」までに用意しておきましょう。

赤ちゃんの名前はじっくりと決めよう

いかがでしたか。

名前は可愛い我が子への「最初のプレゼント」になるため、悩む方も多いのではないでしょうか。そして一生付き合っていくものでもあります。

可愛い、かっこいいという理由だけでなく、様々な視点から冷静な判断で決めることが大事です。

赤ちゃんが将来気に入ってくれるかが一番大事ですが、呼びやすいか、聞き取りづらくないか、漢字は読むときに迷わないか、などを考えることも忘れずに。

ママとパパの愛情のこもった名前は、きっと赤ちゃんにも喜んでもらえるでしょう。将来、由来などを話すときが楽しみですね。

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