育児の息抜きに、リフレッシュのために、赤ちゃん連れで温泉に行きたいけど、「赤ちゃん連れだと迷惑にならないかな」と不安を感じてしまうこともあるでしょう。
赤ちゃん連れの初めての温泉は、楽しみな反面、不安なこともあると思います。
いつから赤ちゃんは温泉に入れる？マナーは？など、赤ちゃん連れの温泉の注意点について詳しくご紹介します！
赤ちゃんはいつから温泉に入れる？
赤ちゃんと一緒に温泉に行きたいけど、赤ちゃんはいつから温泉に入れるの？ というのが一番の疑問ですよね。
大人と同じお風呂に入っているから大丈夫？ それともお座りができるようになってからのほうが良い？ など、赤ちゃんとの温泉は、気になることがたくさん！
そんな「いつから赤ちゃんは温泉に入れるのか」という疑問にお答えします。
首が座り体が安定した生後6ヶ月ころからがおすすめ
赤ちゃんはいつから温泉に入れるのか、具体的に何ヶ月からという決まりはありませんが、どんなに早くても沐浴を卒業してからがベター。
動きが活発になり、体つきもしっかりし始める生後6ヶ月ころに温泉デビューした、という赤ちゃんが多いようです。
首が座り、体がしっかりしてからのほうが、抱っこしたり体を洗ったり、ということを考えると安心できますね。
貸し切り風呂があるところだと安心
赤ちゃんは慣れない場所だと不安を感じ、いつもはお風呂が大好きなのに大きな温泉になるとご機嫌が悪くなってしまうことも。
初めての温泉は特に、大浴場よりも貸し切り風呂がおすすめです。
家族で一緒に入ることで安心感がアップしますし、万が一赤ちゃんが泣いてしまってもほかの人の迷惑になるリスクも減りますね。
パパママがいれば、交代で赤ちゃんのお世話もできるので、ゆっくり温泉に浸かることもできます。
赤ちゃんと温泉に入るときのマナー
いよいよ楽しみにしていた温泉！
パパママのリフレッシュも大切ですが、赤ちゃん連れで温泉に入るときは、いつもよりも周りのことを考えながら入ることが大切です。
最低限のマナーを守ることで、自分たちも周りも気持ちよく温泉に入ることができますよ。
赤ちゃん連れで温泉に入るときはどんなマナーがあるのか、事前にチェックしておきましょう。
赤ちゃんが入ってもいいか事前に確認を
せっかく温泉に行ったのに、その温泉はオムツが外れていない子どもの入浴は不可、入浴は〇歳以上、というケースも実はあるんです。
宿泊を伴う温泉旅行の際は、赤ちゃん連れでもOKな旅館などを選ぶといいでしょう。
日帰り温泉の場合は、赤ちゃんが入っても大丈夫か、事前に電話やメールなどで問い合わせておくと安心です。
貸し切り風呂がある場合はそちらを選択
パパママのリフレッシュを兼ねて温泉に行く場合、せっかくなら開放感のある大きな温泉に入りたいと思いますよね。
赤ちゃんが初めて温泉に入るなら、貸し切り風呂がおすすめです。
貸し切り風呂なら周りに迷惑をかけずに済みますし、パパママもゆっくり温泉に入れますよ。
どうしても大浴場に入りたいなら、赤ちゃんとは貸し切り風呂に入り、あとでゆっくり大浴場に行くといいでしょう。
粗相をしてしまったら隠さず申告
オムツが外れていない赤ちゃんは、いつおしっこやうんちをしてしまうかわかりません。
おうちのお風呂でも、気持ちが良いとおしっこをしてしまう、という赤ちゃんも少なくありませんよね。
もし温泉で赤ちゃんが粗相をしてしまったら、隠さずにきちんと申告することが絶対のマナー。
隠してしまうと、子連れ旅行の肩身を狭くさせてしまうことにもなりかねませんので、必ず申告してくださいね。
赤ちゃんと温泉に入るときの注意点
赤ちゃんと温泉に入るときのマナーを学んだら、次は赤ちゃんと温泉に入るときに気を付けたいことを学びましょう。
温泉はいつものお風呂とはちょっと違います。
赤ちゃんもいつもの雰囲気と違うことを察知して、思うように温泉に入れないこともあるかもしれませんね。
もしものことが起こらないように、事前に注意点を知っておくことで、パパママも温泉をより楽しめるはずですよ。
温泉の温度や成分をチェック
赤ちゃんと温泉に入るなら、できるだけ刺激の少ない成分の温泉を選ぶのがポイント！
大人でも刺激を感じる酸性泉や硫黄臭の強い温泉は避けましょう。
また、温度も重要。
源泉かけ流しだと熱めのお湯のことが多いので、注意が必要です。
赤ちゃん連れOKの旅館などだと、ベビーバスを用意してくれるケースもあるので、問い合わせてみてくださいね。
滑らないように足元に気を付けよう
温泉の成分によっては、浴場内や脱衣室などの床がぬるぬるして、滑りやすくなっていることも少なくありません。
赤ちゃんを抱っこして移動するのが基本なので、いつもよりも足元に注意して慎重に歩くようにしましょう。
赤ちゃんをハイハイさせたり歩かせたりするときも、赤ちゃんが足を滑らせてしまわないように、絶対に目を離さないでくださいね。
長風呂は厳禁！
赤ちゃんは体が小さい分、温泉に入るとあっという間に体が温まります。
大人としてはゆっくり温泉に浸かりたいと思ってしまいますが、赤ちゃんと一緒に温泉に入る場合は、ぬるめのお湯でも短時間で済ませるようにしましょう。
お湯がぬるくても、長風呂してしまうと赤ちゃんはのぼせてしまいます。
もっとゆっくり浸かりたい場合は、面倒でもあとで大人だけ入りなおすのがベターです。
赤ちゃんの体調を見て温泉を楽しもう
赤ちゃんと一緒の温泉旅行は、パパママにとってはいい思い出になり、リフレッシュにもなります。
とはいえ、赤ちゃん連れの温泉旅行は賛否両論あり、赤ちゃんと一緒に温泉に入る場合は、いつもよりもマナーを守って入ることがポイントです。
「赤ちゃんがいるんだからしょうがないでしょ」という気持ちは、少し遠くに置いておいて、みんなが気持ちよく温泉を楽しめる配慮をしましょう。
赤ちゃん連れの温泉のマナーを学び、いつも以上に注意をして、いい思い出になるように温泉旅行を楽しんでくださいね。