漢方薬は、不妊の原因になる冷え性などを改善する効果があり、妊活に漢方はとてもおすすめです。普段から薬を飲んでいる人でも安心して飲むことができますね。今回は、症状にあわせた漢方薬の選び方やおすすめを紹介していきたいと思います。
漢方薬の選び方
漢方薬と一言で言っても、様々な種類がありますよね。それではさっそく漢方薬の選び方について紹介します。
症状別に選ぶ
漢方薬ってたくさんありすぎてどれを選べば良いか分からなくなりますよね。そんな時の目安として、妊活以外に悩んでいる症状に注目して選んでみましょう。
例えば「冷え性」。冷えは妊活にはおいて大敵ですよね。元々手足が冷たかったり、冷え性の人はこの症状を取り除けるような漢方薬を選びましょう。
また、貧血気味という人は貧血症状が良くなる漢方薬を、血の巡りが良くない、肩こりや頭痛持ちの人は、血の巡りが良くなる漢方薬を選びましょう。
予算で選ぶ
漢方薬と一言で言っても様々な種類があり、価格帯もそれぞれ。「ツムラ」や「クラシエ」なと大手が取り扱っている手軽な価格帯の漢方薬や、希少価値が高く漢方薬専門の店でないと買えないような高価な漢方薬など、ピンからキリまで種類があります。
漢方薬は短くても3ヶ月から、長くて6ヶ月ほど続けてみないと効果が現れないこともあります。ですので長期で服用するつもりでどのくらい予算がいるのか考えてから選びましょう。どれだけ効能が高くても高価で続けられなければ意味がありません。
月単位で、漢方薬に5000円までなら使える。1万円までなら使える。3万円までなら使える。など予算を具体的に出して、その価格に見合うものを選ぶようにしましょう。
副作用がないか調べる
漢方薬といえば、体に良く副作用が少ないイメージがありますが、中には副作用のある漢方薬もあります。飲み始めてから副作用で体調が悪くなったと言うようなことがないように、自分が服用したいと思う漢方薬に副作用がないかも事前に調べておきましょう。
妊活におすすめの漢方薬
それではさっそく妊活おすすめの漢方薬について紹介していきたいと思います。
当帰芍薬散(とうきしゃくやくさん)
まず紹介するのは、当帰芍薬散(とうきしゃくやくさん)です。当帰芍薬散は、総合婦人薬ともいえるほど婦人薬として昔から使われていた漢方薬です。
効能としては、体力虚弱、冷え症、貧血の傾向、疲労しやすい人におすすめの漢方薬です。また、下腹部痛、頭重、めまい、立ちくらみ、肩こり、耳鳴り、動悸、月経不順、月経異常、月経痛、更年期障害、産前産後あるいは流産による障害(貧血、疲労倦怠、めまい、むくみ)、腰痛、足腰の冷え、しもやけ、しみなど幅広い悩みに効きます。
また、妊活中はもちろん、妊娠した後の流産予防、安胎薬としても使われます。全身に大切な栄養素を巡らせてくれ、むくみの原因となる余分な水分を体から取り除いてくれます。女性の強い味方ですね。
【第2類医薬品】クラシエ 当帰芍薬散(とうきしゃくやくさん) 96錠
温経湯(うんけいとう)
続いては、温経湯(うんけいとう)です。温経湯(うんけいとう)は、不妊の原因となる排卵障害や黄体機能不全に温経湯が有効であることが明らかになっているので、不妊のサポートとしてこの漢方薬が良く使われています。
効能としては、手足がほてり、唇がかわく、月経不順、月経困難、こしけ(おりもの)、更年期障害、不眠、神経症、湿疹、皮膚炎、足腰の冷え、しもやけ、手荒れ(手の湿疹・皮膚炎)などに有効です。
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加味逍遙散(かみしょうようさん)
続いては、加味逍遙散(かみしょうようさん)です。加味逍遙散(かみしょうようさん)は、イライラしやすい、不眠症、精神的に不安定になりがちという人におすすめの漢方薬です。
効能としては、のぼせ、肩がこり、疲れやすい、精神不安、イライラ、便秘、冷え症、虚弱体質、月経不順、月経困難、更年期障害、不眠症などに有効です。
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桂枝茯苓丸(けいしぶくりょうがん)
続いては、桂枝茯苓丸(けいしぶくりょうがん)です。桂枝茯苓丸(けいしぶくりょうがん)は、滞った血の巡りを良くしてくれるので足の冷えや、顔のほてり、シミが気になる、生理痛がつらいという人におすすめの漢方薬です。
効能としては、のぼせ、下腹部痛、めまい、頭重、月経不順、月経異常」、更年期障害、シミなどに有効です。血流の巡りが悪い、冷え性に悩まされているなら一度試してみてください。
【第2類医薬品】クラシエ 桂枝茯苓丸(けいしぶくりょうがん) 24包
当帰建中湯(とうきけんちゅうとう)
続いては、当帰建中湯(とうきけんちゅうとう)です。当帰建中湯(とうきけんちゅうとう)は、体を温めたり、血の巡りを良くしてくれるため、冷え性の改善に有効です。妊活に冷えは大敵なので、冷え性の人は試してみたい漢方薬です。
効能としては、虚弱体質、疲労しやすい、貧血、腹痛、下腹より腰背におよぶ疼痛、子宮出血、月経痛、産後の衰弱、坐骨神経痛、腎石症、腰痛、脊椎カリエスなどに有効です。
当帰建中湯 トウキケンチュウトウ(膠飴無し) 煎じ薬 20日分 月経痛 生理痛 生理不順 産後 腹痛 腰痛 痔 虚弱な方 薬局製剤 とうきけんちゅうとう
漢方薬を使って妊娠力を上げよう
いかがでしたか?漢方薬は直接的に不妊を治すことはできませんが、体の悩みを取り除き、体調を整えることによって妊娠力を底上げする効果が期待されます。不妊治療されている方は医師との相談が必要になりますが、並行して服用しても問題ないと言われています。漢方薬は健康にも良いですし、ぜひ一度試してみてはいかがでしょうか?