我が子が可愛いのは当たり前ですが、いつも一緒にいるとついイライラしてしまいますよね。
可愛いのにイライラするのは何故?と疑問を抱きながら子育てをしているママさんも多いのではないでしょうか。
この記事では、
子育て中についイライラしてしまう原因
イライラを解消する方法
この2点についてご説明していきます。
抱えているイライラを解消して、ニコニコ笑顔で子育てができるよう心掛けていきましょう!
子育て中にイライラしてしまう原因
できれば、いつもニコニコ笑顔の優しい親でありたいと誰もが望んでいるでしょう。しかし、そうもいかないのが現実です。
我が子は可愛いのに、子育てでイライラを感じてしまうのは何故なのでしょうか。
子育てでイライラを感じてしまうのには、さまざまな要因がありますが、代表的なものを4つご説明します。
子どもが言うことを聞いてくれない
子どもが言うことを聞いてくれない時、人はイライラを感じてしまいます。
道端で、「あっちに行くよ!」と言っているのに、「こっちに行きたい!」と駄々をこねられた経験がある方も多いのではないでしょうか。
特に、大人しくしていてほしいスーパーでの買い物中や、公共の乗り物での移動中に言うことを聞いてくれない場合は、親もイライラを通り越してパニック状態です。
親の気持ちに余裕がある時は良いのですが、親も人間です。気持ちに余裕がない時もあるでしょう。そういう時に子どもにグズグズされると、ついイライラしてしまうのです。
自分の思い通りに事が進まない
子どもはマイペースなので、親が思っていることを瞬時にやってくれるケースは稀でしょう。
たとえば、保育園や幼稚園に登園する準備をしてほしいのに、子どもはオモチャで遊んでいてなかなか作業に取り掛かってくれない。このような経験をしたことがある人は、多いでしょう。
間に合わなくなってしまうから早くして!と言っても、子どもは知らん顔。こんなやりとりが毎日続けば、親の堪忍袋の緒も切れてしまいますよね。
親は、先々のことを考えて予定が立てられますが、子どもはそれができません。今は遊んでいるのだから、ママがやってほしいと思っていることは後でやるよ!と思っているのです。
この親と子の感覚の違いこそ、親のイライラの元凶なのです。
自分の育児が正しいのかがわからない
育児にはこれといった正解がなく、それがイライラの原因になっている親御さんも少なくありません。
昨今、さまざまな教育本や育児本が世に出回っています。
しかし、その指示に忠実に従った育児をしたところで、完璧な子どもが育つ保障はありません。
誰もが、我が子に何らかの理想を抱えて子育てをしていると思いますが、それが実現されなかった時にイライラを感じてしまいがちです。
たとえば、「運動会のかけっこで1位を獲ってほしい」「テストの順位が上のほうであってほしい」などの理想を抱えていたにも関わらず、それが実現されなかった場合です。
自分の理想としている姿に子どもがなってくれなかった時、「私の子育ては間違っていたのかしら?」と頭を悩ませ、それがイライラの原因になってしまいます。
子どもの発育に不安がある
特に月齢の小さいうちは、「〇か月頃に〇〇ができるようになる」「〇か月頃までに〇〇ができない子は発育に問題があるかもしれない」などといった文言を見かける機会が多いでしょう。
これらの情報に一喜一憂してしまう人は、要注意です。
育児本やネットに記載されているこれらの情報は、あくまでも一般論です。
赤ちゃんの成長には個人差があり、平均より先をいく子もいれば、遅い子も当然います。
とはいえ、特に第一子の場合は、世に溢れている情報を鵜呑みにしがちで、それがイライラの原因になってしまうことも多いでしょう。
また、子育て支援センターや児童館などで、同じくらいの月齢の赤ちゃんと我が子を比べ、「なんでうちの子は〇〇ができないの?」と頭を悩ませてしまう親御さんも少なくありません。
「なんで?」「どうして?」「うちの子は大丈夫なの?」と深刻に考えれば考えるほど、子どもに対してイライラを抱えてしまうことになります。
子育て中に感じるイライラ。解消法は?
子育て中に感じるイライラは、決して悪いことではありません。あなたが一生懸命に子育てをしている証拠といっても良いでしょう。
とはいえ、子どもの成長にとって、親が常にイライラしている状況はあまり良くありません。ここからは、子育てで感じるイライラを解消する3つの方法をご紹介します。
子どもの成長のためにこれらを実践し、少しでもストレスフリーな状態で子育てができるようにしてくださいね。
小一時間でもひとりの時間を作る
特に月齢の低い赤ちゃんを育てている場合、赤ちゃんとママが離れる時間を取ることはなかなか難しいでしょう。とはいえ、絶対に時間が作れないというわけでもありません。
赤ちゃんの授乳を終えて落ち着いた瞬間を見計らって、30分~1時間ほどでも良いので、ママの気分転換の時間を取り入れましょう。ひとりで近所のカフェに行ったり、本屋さんや薬局、スーパーに行くだけで、気分転換になります。そうすることで、また新たな気持ちで子育てができるようになりますよ。
パパのお休みの日はひとり入浴をする
普段の平日は、ママと子どもが一緒に入浴している家庭が多いでしょう。子どもと一緒に入るお風呂は時間との勝負で、なかなかゆっくり湯舟に浸かれないと感じているママも多いのではないでしょうか。
入浴タイムは、1日の疲れを取ることのできる、とっておきの時間です。パパの休日などには、子どものお風呂担当をパパに任せて、ママは久々のひとり入浴タイムを謳歌しましょう。
子どもと一緒のお風呂だと、なかなか入れることができない高級な入浴剤を入れて、大人風呂を楽しんでも良いのではないでしょうか。
家事をやらない日を作る
ストレスが溜まって、すぐにイライラしてしまうなと感じたら、家事を休む日を設けましょう。
この便利な世の中、1日くらい炊事を怠ったところで、人は生きていけます。レトルトの離乳食も薬局やスーパーで買えますから、たまには手抜きをして、人が作ってくれたお惣菜を食べる日があっても良いのではないでしょうか。
掃除も、1日くらいやらなくても問題ありません。洗濯も、次の晴れ間を狙って、一気に片付けても良いでしょう。
昔と違って、今は便利な時代です。その便利な時代で子育てをしているからこそ得られる特権を、上手く利用してみてはいかがでしょうか。
子育て中にイライラするのは皆同じ!ストレス解消法を見付けて乗り切ろう!
この記事でお話ししてきた通り、先輩ママも現役ママもほぼ100%の割合で、子育てに対して一度はイライラを感じています。しかし、イライラしてばかりいては、子どもに悪影響を及ぼしかねません。
優しい表情で子育てができるよう、この記事でお伝えしたイライラ解消法を実践して頂ければと思います。ぜひ、笑顔溢れる子育てをして、感情豊かな子どもに育てましょう!