産後の生理について!気になるポイント5つ

赤ちゃんが生まれてホッとしたのも束の間、数か月後にやってくる生理

生理痛や量など妊娠前の生理と違って、戸惑ってしまったママもたくさんいらっしゃるのではないでしょうか?

今回の記事では、産後の生理の疑問や不安なポイントを解決するための解説をしています。

産後でまだ生理が来ていないママも読んでみてください。

いつごろから生理は始まるの?

巷では、「授乳をしていると生理が遅れる」というウワサを耳にした人も多いのではないでしょうか?

ここでは産後の生理が起こるメカニズムを解説しています。

授乳中は生理がない?

産後の生理が始まる時期には、バラつきがあり個人差があります。おおむね平均的には3~4か月後に再開したママが多いです。この再開した内訳には、まだ授乳している期間も含んでいます。

その生理が始まるまでの期間は授乳に関係する「プロラクチン」が影響しています。このプロラクチンは、産後のホルモンバランスのメインです。このホルモンによって生理周期にズレが生じているから、出産してからも生理がしばらく来ないというわけです。

生理の始まりは人それぞれ

授乳をしている場合は、乳汁の分泌を促進するプロラクチンが排卵する働きを抑えているから、生理の再開する機能が遅れています。ただし母乳の出方や母乳育児の仕方によっては、最短1ヶ月だったり最長で1年だったりと生理が始まる時期が幅広いです。

このように母乳が出る限り授乳を続けていれば、生理が来ないと思っているママもいると思います。ですが授乳中にも関わらず妊娠前のホルモンバランスに戻って、再開することもあるでしょう。

生理が再開するときの前兆は?

ここでは、生理が始まる前の体調の異変やマタニティーブルーの関係性について解説します。

前兆を知っておけば、いつ生理が始まっても安心して迎えられるでしょう。

前兆はマタニティーブルーとそっくり

産後の生理が再開するときは妊娠する前と同じように、ホルモンバランスの影響から肉体的にも精神的にも不安定になりやすくなることがあります。いわゆる産後のママを襲うマタニティーブルーです。

例えば、頭痛や肩こり、腹痛や関節痛など体に現れる不快な痛みをはじめ、気持ちの浮き沈みなど生理の前に前兆として現れる人もいます。さらに出産前は感じなかった異変を感じたり、逆にPMS症状が和らいで楽になったりすることもあるようです。

産後の生理痛はひどい?

長い間生理がないと、再開したときに痛みや量がひどくなりそうと心配になるママも多いのではないでしょうか。個人差はありますが、ホルモンバランスが安定するまでは毎回症状が違ったり周期が安定しないこともあるようです。

さらに経血の量も同じく、ホルモンバランスが不安定だとバラつきやすいでしょう。生理以外のときに腰痛・下腹部や排便時に痛みがあるなら、子宮内膜症の可能性がありますので、気になったら早めに病院受診しましょう。

生理痛の薬は飲んでもいいの?

ここでは産後・授乳中でも生理痛に効く痛み止めが飲めるのか解説しています。

あまりに生理痛がひどいと育児も辛くなりますよね。効果抜群な薬の飲み方も、合わせて参考にしてみてください。

市販薬より処方薬を選ぶ

特に授乳していると母乳に影響が出ないか、心配になるのではないでしょうか?母乳への影響を考えると、病院や産婦人科で処方してもらった痛み止めが安心です。

特に授乳をしていても大丈夫な鎮痛剤が、あらかじめ病院や産婦人科には準備されています。産後直後のママの体は、自覚がなくても妊娠前よりデリケートです。

かかりつけや出産した病院であれば、体調に合わせて痛み止めを処方してもらえるので、体や母乳への負担も少なくなります。

痛みが我慢できないときは

どうしても痛みが我慢できないときは、近くの薬局へいきましょう。このように急ぎの場合は、薬局で痛み止めを買っても問題ありません。ただし薬剤師への相談をお忘れなく!

相談すると、負担が少ない授乳中でも飲める薬を処方してもらえる場合があるようです。市販の痛み止めは、授乳中にはおすすめできない強い成分が一部にあります。

生理痛がひどいと感じたら、無理せずにかかりつけの病院や産婦人科で痛み止めをもらうのがおすすめです。

産後の自然な生理の過ごし方

ここでは産後の生理のとき、できるだけ自然体で過ごせる方法を解説しています。

産後の生理でホルモンバランスが安定するまで、乗り切るコツを見ていきましょう。

体を冷やさない

基本的に産後の生理でも、いつもの生理のときと同じ過ごし方を心掛けると過ごしやすくなります。例えば三食しっかり取ったり温かい湯船に浸かったりと生活リズムを整えることが大切なポイントです。

体の外側だけに注目するのではなく、温かい食べ物や飲み物で体を温めたり、体の内側からも温めると生理痛や肩こり・腰痛などが軽減されることもあります。特に温かいハーブティーはノンカフェインで、リラックス効果もあるのでおすすめです。

ストレスを感じたら頼ろう

授乳中であれば、だいたい決まった時間に起きて授乳しないといけないので、寝不足を回避することは難しいと思います。そんなときは、パパや家族、周囲の人に少し頼ってみてもいいかもしれません。

一見、ストレス発散になる飲酒やタバコも控えると、生理痛が軽減されます。またゆったりとした服装を心掛けて、なるべく血流が滞らないようにしましょう。ただし少しでも体調に異変を感じたら、かかりつけの病院や産婦人科で受診してください。

産後の生理、ひとりで抱え込まない

子育てでいっぱいいっぱいになりやすい産後は、気が張っていることもあって痛みや不快感をスルーしてしまいがちになりますよね。

それを続けていると、生理が再開する前兆に気づかないまま、体調も気持ちも不安定になってしまうことも。

いつ生理が来るのか分からない不安を抱え込むのではなく、事前に痛み止めを処方してもらうこともひとつの解決法でしょう。

もし生理が再開したら、体を温めて生活習慣を整え、無理せず周りの人に頼ってみてくださいね。

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