【必見】赤ちゃんの首が赤い!家でできるお肌ケアとは

赤ちゃんのお肌は、モチモチツルツルでうらやましいですよね。こんなお肌になりたい、と思うママも多いのではないでしょうか。

しかし子育てをしていると、赤ちゃんのお肌が赤くなりやすいことに気がつきます。特に首や背中など、知らないうちに赤くなっていることが多いものです。

赤ちゃんの首や背中は、なぜ赤くなりやすいのでしょうか?今回は赤ちゃんのお肌について、詳しく解説します。

赤ちゃんの赤い首、原因は?

赤ちゃんをお風呂に入れるときなどに首を見ると、赤くなっていることがありませんか?

赤ちゃんのお肌は赤くなったり荒れたりと、トラブルを起こしやすいものです。あんなにツルツルモチモチしているのに、なぜトラブルを起こしやすいのでしょうか。

赤ちゃんが赤い首になりやすいのはなぜなのか、赤ちゃんのお肌の特性と合わせて解説していきます。

赤ちゃんのお肌は刺激を受けやすい

赤ちゃんのお肌は、非常に刺激を受けやすい状態にあります。その原因のひとつが、お肌の厚さです。人間の皮膚は「表皮・真皮・皮下組織」の3層で構成されています。表皮が一番上の部分にあたりますが、赤ちゃんの表皮は大人の半分程度の厚さしかありません。皮膚の持つバリア機能も未発達なので、刺激を受けやすい状態にあるのです。

また、赤ちゃんは生後3ヶ月ごろまでは皮脂の分泌が非常に盛んです。顔や頭皮の部分が常にベタベタした状態で「乳児脂漏性湿疹」や「新生児ニキビ」が起こりやすい状態にあります

3ヶ月を過ぎると一転して皮脂の分泌が少なくなり、お肌が常に乾燥しています。赤ちゃんの体は約8割が水分でできていますが、その大部分は体内にあります。皮膚にいたっては、大人の25%程度しか水分がありません

ツルツルモチモチしているように見えますが、生後3ヶ月を過ぎたころの赤ちゃんは季節に関わらず人生でもっとも乾燥した状態。赤ちゃんのお肌が刺激を受けやすい、というのもしかたないことなのです。

赤ちゃんの首は重点的にケアが必要

赤ちゃんが成長してくると顔にお肉がついて、首の部分は常に肌が触れ合っている状態になります。赤ちゃんは吐き戻しやよだれが多く、それらが首についてしまい蒸れてしまうのです。

また肌が触れ合っているため、汗をかきやすい状態でもあります。

このように赤ちゃんの首は、お肌にとってよくない条件がそろってしまっています。赤ちゃんの体の中でも重点的にケアが必要なのは、このためです。

家でできるお肌ケア

赤ちゃんのお肌がいかに刺激を受けやすいか、解説してきました。赤ちゃんのお肌を守るために必要なのは、日ごろのケアです。赤ちゃんのお肌は弱いもので、日々ケアをしていく必要があることを覚えておきましょう。赤ちゃんのために、家でできるお肌ケアを解説していきます。

お肌を常に清潔にしておく

まずは前提として「お肌を常に清潔にしておく」ことが重要です。垢や汗、よだれや吐き戻しがついたままだと、赤ちゃんのお肌はどんどん荒れてしまいます。清潔にするときに気をつけたいのは、拭き取り方です。

いくら汚れているとはいえ乾いたタオルなどでこすってしまうと、刺激に弱い赤ちゃんのお肌は傷ついてしまいます。湿らせたやわらかいタオルやガーゼで、こすらないように優しく拭き取ってください

また脂漏性湿疹が出ている場合は、原因のほとんどが皮脂の過剰分泌です。入浴したときに、ベビーソープで皮脂を洗い流してあげてください。このときもタオルは使わず、ベビーソープを泡立ててから手のひらで優しく洗います。ボトルプッシュで泡が出るタイプのベビーソープが使い勝手が良いです。

おむつかぶれが出ている場合は、こまめにおむつを替えると予防と改善につながります。赤ちゃんは排泄の回数が多いため、そのつど清潔にするように心がけてください。お尻拭きが合わない、ということも考えられるので、おむつかぶれが出てしまったらお湯で洗い流すことをおすすめします。

一番重要なのは「保湿」

一番重要なのは「しっかり保湿すること」です。すでに説明したように、赤ちゃんのお肌は大人よりも水分量が少なく、バリア機能が未発達です。さらに表皮も大人の半分しかないため、生後3ヶ月を過ぎると乾燥がひどくなってきます。入浴後には水分をしっかり拭き取ってから、保湿クリームなどでしっかり保湿してください。

入浴後だけではなく、寝起きで着替えたときやおむつを替えたあと、よだれを拭き取ったあとなどこまめに保湿すると、水分を肌にとどめてバリア機能を高めることができます。新生児期からの保湿は、アトピー性皮膚炎の発症リスクを低下させられるという研究結果も出ています。

お肌が乾燥すると、かゆみを感じます。赤ちゃんも同様で、乾燥すると手や爪で体をこすることがあります。表皮が傷ついただけであれば傷跡も残らずきれいに治りますが、真皮が傷ついてしまうと傷跡が残ります。ただでさえ赤ちゃんは表皮が薄いので、傷が真皮に届いてしまうということもあります。くれぐれも保湿はしっかりするようにしてくださいね。

赤ちゃんのお肌ケアは毎日コツコツと

赤ちゃんの首やお肌は、どうしても赤くなってしまいやすい環境にあります。毎日のお肌ケアは、丁寧にしっかりとやらなくてはいけません。

お肌のケアの2大ポイントは「保湿」「清潔」です。特に保湿は重要で、乾燥しやすい赤ちゃんのお肌にはなくてはならないものです。赤ちゃんのお肌ケアをしっかりして、お肌トラブルをできる限り避けるようにしてくださいね。

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