赤ちゃんは、寝返りやハイハイを経て、つかまり立ちからひとりで立つまでできるようになっていきます。この様子を見ているとパパもママも我が子の成長に感動するのではないでしょうか。
しかし、立つということは嬉しい反面、危険もともないます。そこで、本記事では赤ちゃんが立つ前兆や練習方法などについてご紹介していきます。ぜひ、参考にしてみてください。
赤ちゃんが立つ時期はいつから?
まずは、「つかまり立ち」と「一人立ち」がいつ頃なのかについてご紹介していきます。
つかまり立ちは7ヵ月頃から
つかまり立ちは早い赤ちゃんだと生後7カ月頃から始める子もいます。早い段階でつかまり立ちが出来ようになるとまだ重心をとるのが難しいため、転倒することも多いので、目を離さないように気を付けてあげてくださいね。
個人差はありますが、つかまり立ちを始める目安としては生後8カ月から11カ月頃です。ゆっくり成長する赤ちゃんであれば1歳を過ぎた頃からつかまり立ちを始める赤ちゃんもいるので、なかなかできないからといって焦る必要はありません。
やさしく見守ってあげましょう。
一人で立つのは8ヵ月頃から
ひとりで立つというのは、何かにつかまらずに自分の力だけで立つことをさします。いわゆる「たっち」ですね。
始めは手を放すのが怖い赤ちゃんもいますが、何度も繰り返すことでしっかりとひとり立ちができるようになります。安定して立てるようになってからも、転ばないかどうかしっかり見ていてあげてくださいね。
生後8カ月から11カ月頃にかけてひとりで立ち始める子が増えるようですが、これも赤ちゃんによって差が大きいため、少しぐらい遅くても心配はありません。赤ちゃんのやる気に任せてあげましょう。
赤ちゃんが立つ前兆は?
次は、赤ちゃんの立つ前兆についてご紹介していきます。事前に知っておくと便利ですよ!
ハイハイが早くなったり、高ばいになる
立てるようになってからする子や、しない子もいますが、高ばいができるということは手足の力だけでなく、腰の筋力もついてきたということです。
ハイハイが早くなったり、高ばいができたりしてもすぐに立つかどうは限りませんが、赤ちゃんは少しずつ準備しているので、焦らずに見守ってあげましょう。
一人立ちの前兆はつかまり立ちをすること
赤ちゃんが立つための練習法と注意点
赤ちゃんに立つ前兆が現れたら赤ちゃんと一緒に練習してあげましょう。そこで、ここでは赤ちゃんが立つための練習法と注意点についてご紹介していきます。
はじめはママやパパの体で立つ練習
つかまり立ちも始めていない赤ちゃんであれば、最初はパパやママの体を使って練習することをおすすめします。体につかまってもらうことで赤ちゃんの補助もしやすく、赤ちゃんもつかまり立ちのコツがつかみやすいでしょう。
そして、万が一赤ちゃんがバランスを崩してしまっても、ママが体を支えていれば安心です。
赤ちゃんが新しく広がる視界に興味を持ってくれれば、今度は部屋の家具や段差を使って自分の力でつかまり立ちに挑戦してくれるはずです。
テーブルにおもちゃを置いて練習
パパやママの体につかまって立つことに慣れてきたら、次はテーブルにつかまる練習させましょう。
赤ちゃんはテーブルに寄りかかることで体重を分散させて、より安定感を持って立つことができます。テーブルでのつかまり立ちを練習させるときには、お気に入りのおもちゃをいくつか置いてみることをおすすめします
もちろんこのときも後ろから赤ちゃんを支えて、転倒しないように気を付けてあげてくださいね。
反射的に足が動かないようなら、声をかけながら足を触って、一歩ずつ動かすことを教えてあげましょう。すぐにはできなくても大丈夫です。ゆっくり練習させてあげてください。
赤ちゃんと立つ練習をする際の注意点
立つ練習をするときにはいくつか注意するポイントがあります。まず、赤ちゃんの頭は体重の30%あるといわれており、頭が重たくバランスがとりづらい状態です。そのため、少しバランスを崩しただけで転倒してしまいます。
また、フローリングなどの床はすべりやすいため、靴下は履かせずに素足で練習させましょう。赤ちゃんが過ごす時間の長い場所であればプレイマットを敷いておくと、転倒してもクッションとなるので安全です。
焦らずに見守ってあげよう!
いかがでしたか?本記事は赤ちゃんが立つのはいつ頃なのか?その前兆はなんなか?注意することはなにか?についてご紹介してきました。
赤ちゃんの成長には個人差があるので、「8ヵ月から11ヵ月になっても立たない!」といって焦る必要はありません。「一生できない」ということはないので、やさしく赤ちゃんを見守ってあげましょう。